千葉大学/2023年度

3千葉大学 2023年 数学 第3問解答・解説

微分・積分の考え二次関数

難易度必答 レベル 3/10 目安 15分編集部の評価

対象文系の学部・教育など医学科は解かない

1問題

千葉大学2023年度第3問
以下の問いに答えよ。

(1) pp を実数とする。曲線 y=∣x2+x−2∣y=|x^{2}+x-2| と直線 y=x+py=x+p の共有点の個数を求めよ。

(2) 等式 f(x)=x2+∫−12(xf(t)−t) dtf(x)=x^{2}+\displaystyle\int_{-1}^{2}(xf(t)-t)\,dt を満たす関数 f(x)f(x) を求めよ。

出典:千葉大学 2023年度 数学 第3問

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    p<−1p<-1 のとき 0 個、p=−1p=-1 のとき 1 個、−1<p<2-1<p<2 のとき 2 個、p=2p=2 のとき 3 個、2<p<32<p<3 のとき 4 個、p=3p=3 のとき 3 個、3<p3<p のとき 2 個
  • (2)
    f(x)=x2+3x−32f(x)=x^{2}+3x-\dfrac{3}{2}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

(1) は ∣x2+x−2∣−x=p|x^{2}+x-2|-x=p と変形し、左辺のグラフと直線 y=py=p の共有点を数える(定数を分離する)。(2) は定積分 ∫−12f(t) dt\displaystyle\int_{-1}^{2}f(t)\,dt が定数なので、それを文字でおいて f(x)f(x) を表し、もとの式に戻して定数を決める。

解答

(1)

∣x2+x−2∣=x+p|x^{2}+x-2|=x+p を h(x)=∣x2+x−2∣−x=ph(x)=|x^{2}+x-2|-x=p と変形する。x2+x−2=(x+2)(x−1)x^{2}+x-2=(x+2)(x-1) だから
h(x)={x2−2(x≦−2, 1≦x)−(x+1)2+3(−2<x<1) h(x)=\begin{cases}x^{2}-2 & (x\leqq-2,\ 1\leqq x)\\ -(x+1)^{2}+3 & (-2<x<1)\end{cases}
h(x)h(x) は x≦−2x\leqq-2 で減少して h(−2)=2h(-2)=2、−2≦x≦−1-2\leqq x\leqq-1 で 22 から 33 まで増加、−1≦x≦1-1\leqq x\leqq1 で 33 から −1-1 まで減少、x≧1x\geqq1 で −1-1 から増加する。

y=h(x)y=h(x) のグラフと直線 y=py=p の共有点の個数を数えて
pp<−1−1−1<p<222<p<333<p個数0123432 \begin{array}{c|ccccccc} p & p<-1 & -1 & -1<p<2 & 2 & 2<p<3 & 3 & 3<p\\ \hline \text{個数} & 0 & 1 & 2 & 3 & 4 & 3 & 2 \end{array}
(p=2p=2 のときは x=−2, 0, 2x=-2,\,0,\,2、p=3p=3 のときは x=−5, −1, 5x=-\sqrt{5},\,-1,\,\sqrt{5}。)

(2)

a=∫−12f(t) dta=\displaystyle\int_{-1}^{2}f(t)\,dt とおく(定数)。∫−12t dt=4−12=32\displaystyle\int_{-1}^{2}t\,dt=\dfrac{4-1}{2}=\dfrac{3}{2} だから
f(x)=x2+ax−32. f(x)=x^{2}+ax-\dfrac{3}{2}.
これを aa の定義に代入して
a=∫−12(t2+at−32)dt=3+32a−92. a=\int_{-1}^{2}\left(t^{2}+at-\dfrac{3}{2}\right)dt=3+\dfrac{3}{2}a-\dfrac{9}{2}.
よって a=3a=3 で、f(x)=x2+3x−32f(x)=x^{2}+3x-\dfrac{3}{2}。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 定数分離
  • 絶対値を含む関数のグラフ
  • 定積分を定数とおく

答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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