旭川医科大学/2026年度

2旭川医科大学 2026年 数学 第2問解答・解説

微分・積分の考え図形と方程式積分法

1問題

旭川医科大学2026年度第2問
0<a≦10 < a \leqq 1 とし、関数 f(x)=−x3+3ax2f(x) = -x^{3} + 3ax^{2} と g(t)=12a(tt+3t)g(t) = \dfrac{1}{2a} \left( t\sqrt{t} + \dfrac{3}{\sqrt{t}} \right) (t>0t > 0) を考える。 このとき、次の問いに答えよ。

問 1 x に関する方程式 f(x)=bf(x)=b が 2 個以上の実数解をもつような実数 b の範囲を a を用いて表せ。

問 2 g(t)g(t) のとりうる値の範囲を a を用いて表せ。

問 3 (1) x に関する方程式 f(x)=bf(x)=b が2個以上の実数解をもち、かつ、b=g(t)b=g(t) となる t が存在するような a, b の満たす条件を求めよ。

(2) (1) の条件を満たす点 (a,b)(a, b) の存在する領域を図示し、その面積 S を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら、または詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

問1 f′(x)=−3x(x−2a)f'(x)=-3x(x-2a) だから、f は x≦0x\leqq0 で減少、0≦x≦2a0\leqq x\leqq2a で増加、x≧2ax\geqq2a で減少する。f(0)=0, f(2a)=4a3, lim⁡x→−∞f(x)=∞, lim⁡x→∞f(x)=−∞f(0)=0,\ f(2a)=4a^3,\ \lim_{x\to-\infty}f(x)=\infty,\ \lim_{x\to\infty}f(x)=-\infty である。したがって 0<b<4a30<b<4a^3 では交点が3個あり、b=0,4a3b=0,4a^3 では接点を含めて異なる実数解が2個、範囲外では1個である。よって 0≦b≦4a30\leqq b\leqq4a^3。
問2  u=t>0u=\sqrt t>0 とおくと g(t)=12a(u3+3u)g(t)=\frac{1}{2a}\left(u^3+\frac3u\right) であり、u3+3u−4=(u−1)2(u2+2u+3)u≧0u^3+\frac3u-4=\frac{(u-1)^2(u^2+2u+3)}{u}\geqq0. 等号は u=1 (t=1)u=1\ (t=1) のとき成立する。また t→0+t\to0^+ または t→∞t\to\infty で g(t)→∞g(t)\to\infty だから、値域は g(t)≧2ag(t)\geqq\frac2a.
問3(1) 問1,2の条件の共通部分は 0≦b≦4a30\leqq b\leqq4a^3 かつ b≧2ab\geqq\frac2a である。したがって 2a≦4a3\frac2a\leqq4a^3すなわち a4≧12a^4\geqq\frac12. もともと 0<a≦10<a\leqq1 より 2−1/4≦a≦12^{-1/4}\leqq a\leqq1 となり、2a≦b≦4a3\frac2a\leqq b\leqq4a^3。
問3(2) (a,b)(a,b) 平面で、a=2−1/4a=2^{-1/4} において b=2ab=\frac2a と b=4a3b=4a^3 が交わる。2−1/4≦a≦12^{-1/4}\leqq a\leqq1 の範囲で下側の境界が b=2ab=\frac2a、上側の境界が b=4a3b=4a^3 であり、a=1a=1 でそれぞれ b=2,4b=2,4 となる。よってS=∫2−1/41(4a3−2a) da=[a4−2log⁡a]2−1/41=1−(12+12log⁡2)=1−log⁡22S=\int_{2^{-1/4}}^1\left(4a^3-\frac2a\right)\,da=\left[a^4-2\log a\right]_{2^{-1/4}}^1=1-\left(\frac12+\frac12\log2\right)=\frac{1-\log2}{2}。
問3(2)の領域図. 条件を満たす領域は
2−1/4≦a≦1,2a≦b≦4a32^{-1/4}\leqq a\leqq1,\quad \frac2a\leqq b\leqq4a^3 である。
境界は a=2−1/4a=2^{-1/4} で b=25/4b=2^{5/4} に交わり、a=1a=1 では
b=2,4b=2,4 となる。図ではこの上下の境界曲線の間を網掛けした。

問3(2)の条件を満たす (a,b)(a,b) の領域。
問3(2)の(a,b)平面の領域図で、赤い曲線b=4a³(上側)、青い曲線b=2/a(下側)、黒い線分a=1(右側)で囲まれた部分が水色の斜線で塗られ、「条件を満たす領域」と記されている。左端の点(2^{−1/4}, 2^{5/4})と、右端の点(1,4)、(1,2)は黒丸で、左端の点からa軸とb軸へ破線が引かれている。a軸の目盛は0.8、2^{−1/4}、0.9、1、b軸の目盛は2、2^{5/4}、3、4である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 曲線で囲まれた面積
  • 三角・指数・対数関数等の積分
  • 極大・極小
  • 等式・不等式の証明
  • 導関数と増減
  • 多項式の導関数
  • 不等式の表す領域

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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