香川大学/2026年度/前期

1香川大学 2026年 数学 第1問解答・解説

微分・積分の考え図形と方程式三角関数いろいろな式数学的な表現の工夫

1問題

香川大学2026年度第1問
曲線 C:y=x3C:y=x^3 上に点 P(t,t3)P(t,t^3) をとる。ただし −13<t<13-\dfrac{1}{\sqrt{3}}<t<\dfrac{1}{\sqrt{3}} とする。このとき、次の問に答えよ。

(1) 点 PP における CC の接線 ℓ1\ell_1 の方程式を求めよ。

(2) ℓ1\ell_1 上の各点を、PP を中心として反時計回りに 45∘45^\circ だけ回転させた点は一直線上に並ぶ。この直線 ℓ2\ell_2 の方程式を求めよ。

(3) 曲線 CC と直線 ℓ2\ell_2 は異なる3点で交わることを示せ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら、または詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

接線の傾きは導関数で求める。回転後の方向は45度回転の成分公式から求め、交点は三次式の因数分解と二次方程式の判別式で示す。

(1)
y=x3y=x^3 の導関数は 3x23x^2 なので、点 P(t,t3)P(t,t^3) での接線の傾きは 3t23t^2。よって点傾き式から
ℓ1: y−t3=3t2(x−t),y=3t2x−2t3. \boxed{\ell_1:\ y-t^3=3t^2(x-t),\quad y=3t^2x-2t^3}.

(2)
ℓ1\ell_1 の方向ベクトルを (1,3t2)(1,3t^2) とする。反時計回り45度回転の成分は
(cos⁡45∘−sin⁡45∘sin⁡45∘cos⁡45∘)(13t2)=12(1−3t21+3t2). \begin{pmatrix}\cos45^\circ&-\sin45^\circ\\\sin45^\circ&\cos45^\circ\end{pmatrix} \begin{pmatrix}1\\3t^2\end{pmatrix} =\frac1{\sqrt2}\begin{pmatrix}1-3t^2\\1+3t^2\end{pmatrix}.
条件 ∣t∣<1/3|t|<1/\sqrt3 により第一成分は正で、回転後の傾きは
m=1+3t21−3t2. m=\frac{1+3t^2}{1-3t^2}.
回転中心 PP は直線上に残るから
ℓ2: y−t3=1+3t21−3t2(x−t). \boxed{\ell_2:\ y-t^3=\frac{1+3t^2}{1-3t^2}(x-t)}.
同値な形は
(1−3t2)y−(1+3t2)x+t+2t3+3t5=0. \boxed{(1-3t^2)y-(1+3t^2)x+t+2t^3+3t^5=0}.

(3)
CC と ℓ2\ell_2 の交点の xx 座標は
x3−t3=m(x−t),(x−t)(x2+tx+t2−m)=0 x^3-t^3=m(x-t),\qquad (x-t)(x^2+tx+t^2-m)=0
を満たす。一本目の根は x=tx=t。二次式の判別式は
Δ=t2−4(t2−m)=4m−3t2>4−1=3>0, \Delta=t^2-4(t^2-m)=4m-3t^2>4-1=3>0,
なぜなら m≧1m\geqq1 かつ 3t2<13t^2<1。したがって二次式は相異なる二つの実根を持つ。また
m−3t2=1+9t41−3t2>0, m-3t^2=\frac{1+9t^4}{1-3t^2}>0,
よって x=tx=t を二次式に代入した値 3t2−m3t^2-m は0でなく、三次式の根 tt は二次式の二根とは異なる。従って交点は相異なる3点である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 導関数で接線、45度回転の成分公式、因数分解と判別式

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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