東邦大学/2024年度/一般

3東邦大学 2024年 数学 第3問解答・解説

数と式数学と人間の活動(整数)

1問題

東邦大学2024年度第3問
n24+104\sqrt{\frac{n^2}{4}+104} が自然数となるような整数 nn で最大のものは シス\boxed{\text{シス}} である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • シス=50.\text{シス}=50.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

平方根の値を自然数と置いて方程式を作り、nの偶奇を調べたうえで、平方差の因数分解と因数対の列挙で全候補を決める。

解答


m=n2/4+104m=\sqrt{n^2/4+104} とおき、mm は自然数であるとする。すると
4m2=n2+416. 4m^2=n^2+416.
左辺は4の倍数であり、416も4の倍数であるから、n2n^2 は4の倍数である。奇数の平方は4で割ると1余るので、nn は偶数である。そこで n=2kn=2k(kk は整数)とおくと
m2−k2=104,(m−k)(m+k)=104. m^2-k^2=104, \qquad (m-k)(m+k)=104.
また m2=k2+104m^2=k^2+104 より m>∣k∣m>|k| であるから、m−km-k と m+km+k はともに正の整数である。nn と −n-n で式の値は同じなので、最大の nn を調べるには k≧0k\geqq0 としてよい。このとき m−k≦m+km-k\leqq m+k。

104の正の因数対を小さい順に並べると
(1,104),(2,52),(4,26),(8,13) (1,104),\quad(2,52),\quad(4,26),\quad(8,13)
である。m−km-k と m+km+k は m,km,k が整数であるため同じ偶奇である。よって両方が偶数となる因数対 (2,52)(2,52)、(4,26)(4,26) だけが可能である。
(m−k,m+k)=(2,52) ならば (m,k)=(27,25),n=50, (m-k,m+k)=(2,52)\ \text{ならば}\ (m,k)=(27,25),\quad n=50,
(m−k,m+k)=(4,26) ならば (m,k)=(15,11),n=22. (m-k,m+k)=(4,26)\ \text{ならば}\ (m,k)=(15,11),\quad n=22.
実際、n=50n=50 では 502/4+104=729=27\sqrt{50^2/4+104}=\sqrt{729}=27 となる。したがって条件を満たす整数は n=±50,±22n=\pm50,\pm22 であり、最大のものは 50\boxed{50}。よって シ=5\text{シ}=5、ス=0\text{ス}=0。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 対偶・背理法による証明
  • 約数・倍数

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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