東邦大学/2024年度/一般

10東邦大学 2024年 数学 第10問解答・解説

指数関数・対数関数微分法

1問題

東邦大学2024年度第10問
2つの定数 a,ba,b があり、x>−1x>-1 を満たすすべての実数 xx に対して
(x+1)−45≧ax+1および(x+1)15≦bx+1 (x+1)^{-\frac{4}{5}}\geqq ax+1 \quad\text{および}\quad (x+1)^{\frac{1}{5}}\leqq bx+1
が成り立つ。このとき、a=ケコサ,b=シスa=\frac{\boxed{\text{ケコ}}}{\boxed{\text{サ}}},\quad b=\frac{\boxed{\text{シ}}}{\boxed{\text{ス}}} である。不等式
(1+14)15≦1+n1000 \left(1+\frac{1}{4}\right)^{\frac{1}{5}}\leqq 1+\frac{n}{1000}
を成り立たせるような最小の自然数 nn は n=セソn=\boxed{\text{セソ}} である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • a=−45,b=15,n=46(ケコ=−4, サ=5, シ=1, ス=5, セソ=46)。a=-\frac{4}{5},\quad b=\frac{1}{5},\quad n=46\quad \text{(}\quad \text{ケコ}=-4,\ \text{サ}=5,\ \text{シ}=1,\ \text{ス}=5,\ \text{セソ}=46\quad \text{)。}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

t=x+1>0 と変数変換する。等号となる t=1 における接触条件で係数の必要性を示し、導関数の符号で各差の大域的最小値が0であることを確認する。最後は正の両辺を5乗し、連続する整数 n=45,46 を厳密比較する。

解答

t=x+1\displaystyle t=x+1 と置くと、条件 x>−1x>-1 は t>0t>0 となる。

まず a,ba,b の必要性を調べる。第1不等式の差を
Fa(t)=t−4/5−{a(t−1)+1} F_a(t)=t^{-4/5}-\{a(t-1)+1\}
とおくと、すべての t>0t>0 で Fa(t)≧0F_a(t)\geqq 0 であり、Fa(1)=0F_a(1)=0 である。t=1t=1 は定義域の内点なので、そこで微分係数は 00 でなければならない。したがって
0=Fa′(1)=−45−a 0=F_a'(1)=-\frac45-a
より a=−45a=-\frac45 である。

同様に、第2不等式の差を
Gb(t)=bt+1−b−t1/5 G_b(t)=bt+1-b-t^{1/5}
とおくと、Gb(t)≧0G_b(t)\geqq0 かつ Gb(1)=0G_b(1)=0 であるから
0=Gb′(1)=b−15 0=G_b'(1)=b-\frac15
より b=15b=\frac15 である。

これらの値で実際に不等式が成り立つことを確かめる。第1不等式の差は
F(t)=t−4/5−(1−45(t−1))=t−4/5−95+45t F(t)=t^{-4/5}-\left(1-\frac45(t-1)\right) =t^{-4/5}-\frac95+\frac45t
であり、F(1)=0F(1)=0、
F′(t)=45(1−t−9/5) F'(t)=\frac45\left(1-t^{-9/5}\right)
である。0<t<10<t<1 では F′(t)<0F'(t)<0、t>1t>1 では F′(t)>0F'(t)>0 だから、FF は t=1t=1 で最小値 00 をとる。よって第1不等式はすべての t>0t>0 で成り立つ。

第2不等式の差は
G(t)=15t+45−t1/5 G(t)=\frac15t+\frac45-t^{1/5}
であり、G(1)=0G(1)=0、
G′(t)=15(1−t−4/5) G'(t)=\frac15\left(1-t^{-4/5}\right)
である。0<t<10<t<1 では G′(t)<0G'(t)<0、t>1t>1 では G′(t)>0G'(t)>0 だから、GG も t=1t=1 で最小値 00 をとる。これで a=−45, b=15a=-\frac45,\ b=\frac15 が必要十分であることが確かめられた。

次に nn を求める。両辺は正だから、5乗しても不等号の向きは変わらない。したがって
(1+14)1/5≦1+n1000 \left(1+\frac14\right)^{1/5}\leqq 1+\frac n{1000}
は
54≦(1+n1000)5すなわち4(1000+n)5≧5⋅10005 \frac54\leqq\left(1+\frac n{1000}\right)^5 \quad\text{すなわち}\quad 4(1000+n)^5\geqq5\cdot1000^5
と同値である。n=45n=45 のとき
4⋅10455=4,984,727,750,612,500<5,000,000,000,000,000 4\cdot1045^5=4{,}984{,}727{,}750{,}612{,}500<5{,}000{,}000{,}000{,}000{,}000
なので不等式を満たさない。一方、n=46n=46 のとき
4⋅10465=5,008,623,812,971,904>5,000,000,000,000,000 4\cdot1046^5=5{,}008{,}623{,}812{,}971{,}904>5{,}000{,}000{,}000{,}000{,}000
なので不等式を満たす。右辺 1+n/10001+n/1000 は nn とともに増加するから、最小の自然数は n=46n=46 である。したがって ケコ=−4, サ=5, シ=1, ス=5, セソ=46\text{ケコ}=-4,\ \text{サ}=5,\ \text{シ}=1,\ \text{ス}=5,\ \text{セソ}=46。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 有理数指数と指数法則
  • 等式・不等式の証明
  • 導関数と増減

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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