東邦大学/2024年度/一般

5東邦大学 2024年 数学 第5問解答・解説

微分法数列極限

1問題

東邦大学2024年度第5問
関数 f(x)=(1−2x+3x2−4x3)exf(x)=(1-2x+3x^2-4x^3)e^x を考える。n=1,2,3,⋯n=1,2,3,\cdots に対して、f(x)f(x) を nn 回微分して得られる関数 f(n)(x)f^{(n)}(x) を
f(n)(x)=(an+bnx+cnx2+dnx3)ex f^{(n)}(x)=(a_n+b_nx+c_nx^2+d_nx^3)e^x
と表す。このとき、数列 {cn}\{c_n\} は公差が アイウ\boxed{\text{アイウ}} の等差数列である。また、
lim⁡n→∞bnn2=エオカ \lim_{n\to\infty}\frac{b_n}{n^2}=\boxed{\text{エオカ}}
が成り立つ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (アイウ)=−12,(エオカ)=−12.\text{(アイウ)}=-12,\qquad \text{(エオカ)}=-12.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

各微分で多項式部分がPn+1=Pn′+PnP_{n+1}=P_{n}'+P_{n}と変化することを使い、係数の漸化式から数列と極限を求める。

解答


P0(x)=1−2x+3x2−4x3P_0(x)=1-2x+3x^2-4x^3 とし、f(n)(x)=Pn(x)exf^{(n)}(x)=P_n(x)e^x とおく。P0P_0 は n=0n=0 に対応する初期の多項式である。Pn(x)=an+bnx+cnx2+dnx3P_n(x)=a_n+b_nx+c_nx^2+d_nx^3 とすると、積の微分法から
f(n+1)(x)=(Pn′(x)+Pn(x))ex f^{(n+1)}(x)=\bigl(P_n'(x)+P_n(x)\bigr)e^x
である。よって係数を比較すると
an+1=an+bn,bn+1=bn+2cn,cn+1=cn+3dn,dn+1=dn. \begin{aligned} a_{n+1}&=a_n+b_n,\\ b_{n+1}&=b_n+2c_n,\\ c_{n+1}&=c_n+3d_n,\\ d_{n+1}&=d_n. \end{aligned}
初期値は (a0,b0,c0,d0)=(1,−2,3,−4)(a_0,b_0,c_0,d_0)=(1,-2,3,-4) である。

まず dn+1=dnd_{n+1}=d_n より、全ての nn で dn=−4d_n=-4。したがって
cn+1=cn−12,c0=3, c_{n+1}=c_n-12,\qquad c_0=3,
となり、cn=3−12nc_n=3-12n。よって {cn}\{c_n\} は公差 −12-12 の等差数列であり、(アイウ)=−12(アイウ)=-12。

次に
bn+1=bn+2cn=bn+6−24n b_{n+1}=b_n+2c_n=b_n+6-24n
なので、b0=−2b_0=-2 から
bn=−2+∑k=0n−1(6−24k)=−2+6n−24⋅(n−1)n2=−12n2+18n−2. \begin{aligned} b_n&=-2+\sum_{k=0}^{n-1}(6-24k)\\ &=-2+6n-24\cdot\frac{(n-1)n}{2}\\ &=-12n^2+18n-2. \end{aligned}
ゆえに
bnn2=−12+18n−2n2⟶−12(n→∞), \frac{b_n}{n^2}=-12+\frac{18}{n}-\frac{2}{n^2}\longrightarrow -12\qquad(n\to\infty),
したがって (エオカ)=−12(エオカ)=-12。検算として n=1n=1 では P1=P0′+P0P_1=P_0'+P_0 の x2x^2 係数は −9-9、xx 係数は 44 であり、公式 c1=3−12=−9c_1=3-12=-9、b1=−12+18−2=4b_1=-12+18-2=4 と一致する。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 積の微分
  • 等差数列の一般項と和
  • 総和記号と数列の和
  • 数列の極限

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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