長崎大学/2025年度/前期

2長崎大学 2025年 数学 第2問解答・解説

二次関数三角関数指数関数・対数関数

難易度必答 レベル 3/10 目安 15分編集部の評価

対象水産・情報データ科学医学科は解かない

1問題

長崎大学2025年度第2問
以下はそれぞれ個別の問題である。各問いに答えよ。

(1) 2 次方程式 x2−2ax+a=0x^{2}-2ax+a=0 が 0<x<30<x<3 の範囲において異なる 2 つの実数解をもつように定数 aa の値の範囲を定めよ。

(2) 0<y<x<π0<y<x<\pi のとき、以下の連立方程式の解 (x, y)(x,\,y) を求めよ。
{sin⁡x+cos⁡y=14cos⁡2x−sin⁡2y=94 \begin{cases}\sin x+\cos y=1\\ 4\cos^{2}x-\sin^{2}y=\dfrac{9}{4}\end{cases}

(3) 関数 f(x)=log⁡2x+2log⁡2(3−x)f(x)=\log_{2}x+2\log_{2}(3-x) の最大値と、そのときの xx の値を求めよ。

出典:長崎大学 2025年度 前期 数学 第2問

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    1<a<951<a<\dfrac{9}{5}
  • (2)
    (x, y)=(56π, π3)(x,\,y)=\left(\dfrac{5}{6}\pi,\,\dfrac{\pi}{3}\right)
  • (3)
    最大値 22(x=1x=1)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

(1) は g(x)=x2−2ax+ag(x)=x^{2}-2ax+a のグラフで、判別式・軸の位置・端点の符号の 3 つの条件を立てる。(2) は cos⁡y=1−sin⁡x\cos y=1-\sin x で yy を消す。(3) は真数をまとめて x(3−x)2x(3-x)^{2} の最大値を考える。

解答

(1)

g(x)=x2−2ax+ag(x)=x^{2}-2ax+a とおく。0<x<30<x<3 に異なる 2 つの解をもつ条件は

・判別式:a2−a>0a^{2}-a>0 より a<0, 1<aa<0,\ 1<a
・軸:0<a<30<a<3
・g(0)=a>0g(0)=a>0、g(3)=9−5a>0g(3)=9-5a>0 より a<95a<\dfrac{9}{5}

これらを合わせて 1<a<951<a<\dfrac{9}{5}。

(2)

cos⁡y=1−sin⁡x\cos y=1-\sin x より sin⁡2y=1−(1−sin⁡x)2=2sin⁡x−sin⁡2x\sin^{2}y=1-(1-\sin x)^{2}=2\sin x-\sin^{2}x。第 2 式に代入して
4(1−sin⁡2x)−2sin⁡x+sin⁡2x=94⟺12sin⁡2x+8sin⁡x−7=0. 4(1-\sin^{2}x)-2\sin x+\sin^{2}x=\dfrac{9}{4}\quad\Longleftrightarrow\quad 12\sin^{2}x+8\sin x-7=0.
(2sin⁡x−1)(6sin⁡x+7)=0(2\sin x-1)(6\sin x+7)=0 で、sin⁡x=12\sin x=\dfrac{1}{2}。cos⁡y=12\cos y=\dfrac{1}{2} と 0<y<π0<y<\pi から y=π3y=\dfrac{\pi}{3}。x=π6, 56πx=\dfrac{\pi}{6},\,\dfrac{5}{6}\pi のうち y<xy<x を満たすのは x=56πx=\dfrac{5}{6}\pi。よって (x, y)=(56π, π3)(x,\,y)=\left(\dfrac{5}{6}\pi,\,\dfrac{\pi}{3}\right)。

(3)

真数条件より 0<x<30<x<3 で、f(x)=log⁡2x(3−x)2f(x)=\log_{2}x(3-x)^{2}。g(x)=x(3−x)2g(x)=x(3-x)^{2} とおくと
g′(x)=(3−x)2−2x(3−x)=3(3−x)(1−x) g'(x)=(3-x)^{2}-2x(3-x)=3(3-x)(1-x)
より g(x)g(x) は x=1x=1 で最大値 44 をとる。底 2 は 1 より大きいから、f(x)f(x) は x=1x=1 で最大値 log⁡24=2\log_{2}4=2 をとる。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 解の配置
  • 三角関数の相互関係
  • 真数条件
  • 増減表

答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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