徳島大学/2026年度/前期

2徳島大学 2026年 数学 第2問解答・解説

二次関数三角関数

1問題

徳島大学2026年度第2問
次の問いに答えよ。
(1) 0≦θ≦π0\leqq\theta\leqq\pi のとき、方程式 cos⁡5θ=0\cos 5\theta=0 を満たす θ\theta の値をすべて求めよ。
(2) cos⁡5θ\cos 5\theta を cos⁡θ\cos\theta を用いて表せ。
(3) cos⁡2π10\cos^{2}\frac{\pi}{10} の値を求めよ。
(4) 積 cos⁡π10⋅cos⁡3π10⋅cos⁡7π10⋅cos⁡9π10\cos\frac{\pi}{10}\cdot\cos\frac{3\pi}{10}\cdot\cos\frac{7\pi}{10}\cdot\cos\frac{9\pi}{10} の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    θ=(2k+1)π10 (k=0, 1, 2, 3, 4)\theta=\dfrac{(2k+1)\pi}{10}\ (k=0,\,1,\,2,\,3,\,4)
  • (2)
    cos⁡5θ=16cos⁡5θ−20cos⁡3θ+5cos⁡θ\cos5\theta=16\cos^5\theta-20\cos^3\theta+5\cos\theta
  • (3)
    5+58\frac{5+\sqrt5}{8}
  • (4)
    5/165/16

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答


(1) cos⁡5θ=0\cos5\theta=0 となるのは 5θ=π2+kπ5\theta=\frac\pi2+k\pi(kk は整数)のときである。0≦5θ≦5π0\leqq5\theta\leqq5\pi より k=0,1,2,3,4k=0,1,2,3,4 だから
θ=(2k+1)π10(k=0,1,2,3,4), \theta=\frac{(2k+1)\pi}{10}\quad(k=0,1,2,3,4),
すなわち θ=π10,3π10,π2,7π10,9π10\theta=\frac\pi{10},\frac{3\pi}{10},\frac\pi2,\frac{7\pi}{10},\frac{9\pi}{10}。

(2) c=cos⁡θc=\cos\theta とおく。加法定理から
cos⁡((n+1)θ)+cos⁡((n−1)θ)=2cos⁡θcos⁡nθ(n≧1) \cos((n+1)\theta)+\cos((n-1)\theta)=2\cos\theta\cos n\theta\quad(n\geqq1)
となる。これを順に用いると
cos⁡2θ=2c2−1,cos⁡3θ=2c(2c2−1)−c=4c3−3c,cos⁡4θ=2c(4c3−3c)−(2c2−1)=8c4−8c2+1,cos⁡5θ=2c(8c4−8c2+1)−(4c3−3c)=16c5−20c3+5c. \begin{aligned} \cos2\theta&=2c^2-1,\\ \cos3\theta&=2c(2c^2-1)-c=4c^3-3c,\\ \cos4\theta&=2c(4c^3-3c)-(2c^2-1)=8c^4-8c^2+1,\\ \cos5\theta&=2c(8c^4-8c^2+1)-(4c^3-3c)=16c^5-20c^3+5c. \end{aligned}
よって
cos⁡5θ=16cos⁡5θ−20cos⁡3θ+5cos⁡θ. \cos5\theta=16\cos^5\theta-20\cos^3\theta+5\cos\theta.

(3) θ=π10\theta=\frac\pi{10} とすると(1)より cos⁡5θ=0\cos5\theta=0 である。(2)に x=cos⁡θx=\cos\theta を代入して
x(16x4−20x2+5)=0. x(16x^4-20x^2+5)=0.
cos⁡π10>0\cos\frac\pi{10}>0 なので y=x2y=x^2 とおけば 16y2−20y+5=016y^2-20y+5=0。したがって
y=20±400−32032=5±58. y=\frac{20\pm\sqrt{400-320}}{32}=\frac{5\pm\sqrt5}{8}.
ここで 0<π10<π40<\frac\pi{10}<\frac\pi4 より cos⁡2π10>cos⁡2π4=12\cos^2\frac\pi{10}>\cos^2\frac\pi4=\frac12。二つの根のうち 5+58>12\frac{5+\sqrt5}{8}>\frac12 だから
cos⁡2π10=5+58. \cos^2\frac\pi{10}=\frac{5+\sqrt5}{8}.

(4)
cos⁡(π−3π10)=−cos⁡3π10,cos⁡(π−π10)=−cos⁡π10 \cos\left(\pi-\frac{3\pi}{10}\right)=-\cos\frac{3\pi}{10},\qquad \cos\left(\pi-\frac\pi{10}\right)=-\cos\frac\pi{10}
より,求める積は cos⁡2π10cos⁡23π10\cos^2\frac\pi{10}\cos^2\frac{3\pi}{10} である。
π4<3π10<π2 \frac\pi4<\frac{3\pi}{10}<\frac\pi2
より 0<cos⁡23π10<120<\cos^2\frac{3\pi}{10}<\frac12 だから,(3)で得た二根のうち小さい方をとり
cos⁡23π10=5−58. \cos^2\frac{3\pi}{10}=\frac{5-\sqrt5}{8}.
したがって
cos⁡2π10cos⁡23π10=5+58⋅5−58=2064=516. \cos^2\frac\pi{10}\cos^2\frac{3\pi}{10} =\frac{5+\sqrt5}{8}\cdot\frac{5-\sqrt5}{8} =\frac{20}{64}=\frac{5}{16}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 角度方程式
  • 加法定理の漸化式
  • 根の範囲選択

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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