千葉大学/2024年度

2千葉大学 2024年 数学 第2問解答・解説

場合の数と確率

難易度必答 レベル 4/10 目安 20分編集部の評価

対象文系の学部など医学科は解かない

1問題

千葉大学2024年度第2問
白球が 3 個、黒球が 5 個、赤球が 2 個入った袋がある。以下のゲームを nn 回続けて行う。

袋から球を 1 個取り出す。白球だった場合は 1 点を獲得する。黒球だった場合はさいころを投げて、出た目が 3 の倍数だった場合には 1 点、そうでない場合には 0 点を獲得する。赤球だった場合はコインを投げて、表が出た場合は 2 点、裏が出た場合は 0 点を獲得する。取り出した球は袋に戻さない。

(1) n=2n=2 のとき、総得点がちょうど 3 点となる確率を求めよ。

(2) n=3n=3 のとき、総得点がちょうど 5 点となる確率を求めよ。

(3) n=3n=3 のとき、総得点が 4 点以上となる確率を求めよ。

出典:千葉大学 2024年度 数学 第2問

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    14135\dfrac{14}{135}
  • (2)
    7720\dfrac{7}{720}
  • (3)
    554\dfrac{5}{54}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

取り出す球の組(色の組合せ)ごとに、その組が出る確率と、その組で目標の得点になる確率を掛けて足す。順番を気にしなくてよいように、球の組の確率は組合せで数える。1 回で得られる得点は、赤が 2 点か 0 点、白が 1 点、黒が 1 点か 0 点である。

解答

3 回取り出すとき、色の組の確率は 10C3=120{}_{10}\mathrm{C}_{3}=120 を分母とする組合せで求められる(2 回のときは 10C2=45{}_{10}\mathrm{C}_{2}=45)。1 回の得点は、白は必ず 1 点、黒は確率 13\dfrac{1}{3} で 1 点、赤は確率 12\dfrac{1}{2} で 2 点である。

(1)

総得点 3 点は、赤で 2 点、もう 1 個で 1 点のときに限る。
・赤と白:組の確率 2⋅345=215\dfrac{2\cdot3}{45}=\dfrac{2}{15}、得点の確率 12\dfrac{1}{2}。

・赤と黒:組の確率 2⋅545=29\dfrac{2\cdot5}{45}=\dfrac{2}{9}、得点の確率 12⋅13=16\dfrac{1}{2}\cdot\dfrac{1}{3}=\dfrac{1}{6}。

よって 215⋅12+29⋅16=115+127=14135\dfrac{2}{15}\cdot\dfrac{1}{2}+\dfrac{2}{9}\cdot\dfrac{1}{6}=\dfrac{1}{15}+\dfrac{1}{27}=\dfrac{14}{135}。

(2)

1 個あたりの得点は赤の 2 点が最大なので、5 点になるのは赤 2 個がともに表で、残りの 1 個で 1 点のときに限る。
・赤 2・白 1:組の確率 3120\dfrac{3}{120}、得点の確率 14\dfrac{1}{4}。

・赤 2・黒 1:組の確率 5120\dfrac{5}{120}、得点の確率 14⋅13=112\dfrac{1}{4}\cdot\dfrac{1}{3}=\dfrac{1}{12}。

よって 3120⋅14+5120⋅112=1160+1288=7720\dfrac{3}{120}\cdot\dfrac{1}{4}+\dfrac{5}{120}\cdot\dfrac{1}{12}=\dfrac{1}{160}+\dfrac{1}{288}=\dfrac{7}{720}。

(3)

総得点 4 点となる場合を求める。赤の表が 1 回もなければ 3 点以下なので、次のどちらかである。

・赤 2 個がともに表で、残りが 0 点:残りは黒で 0 点のときだけ。5120⋅14⋅23=1144\dfrac{5}{120}\cdot\dfrac{1}{4}\cdot\dfrac{2}{3}=\dfrac{1}{144}。

・赤 1 個が表で、残りの 2 個(白か黒)がともに 1 点:
白 2 個のとき 2⋅3120⋅12=140\dfrac{2\cdot3}{120}\cdot\dfrac{1}{2}=\dfrac{1}{40}、白・黒のとき 2⋅3⋅5120⋅12⋅13=124\dfrac{2\cdot3\cdot5}{120}\cdot\dfrac{1}{2}\cdot\dfrac{1}{3}=\dfrac{1}{24}、黒 2 個のとき 2⋅10120⋅12⋅19=1108\dfrac{2\cdot10}{120}\cdot\dfrac{1}{2}\cdot\dfrac{1}{9}=\dfrac{1}{108}。

よって 4 点となる確率は
1144+140+124+1108=15+54+90+202160=1792160. \dfrac{1}{144}+\dfrac{1}{40}+\dfrac{1}{24}+\dfrac{1}{108}=\dfrac{15+54+90+20}{2160}=\dfrac{179}{2160}.
(2) と合わせて、4 点以上となる確率は
1792160+7720=179+212160=554. \dfrac{179}{2160}+\dfrac{7}{720}=\dfrac{179+21}{2160}=\dfrac{5}{54}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 組合せによる確率
  • 確率の乗法定理
  • 場合分け

答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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