秋田大学/2023年度

3秋田大学 2023年 数学 第3問解答・解説

場合の数と確率数学と人間の活動(整数)

難易度必答 レベル 3/10 目安 15分編集部の評価

対象教育文化・理工など医学科は解かない

1問題

秋田大学2023年度第3問
1 から 9 までの番号が 1 つずつ書かれた 9 枚のカードが箱に入っている。箱から同時に 2 枚のカードを取り出し、取り出した 2 枚のカードの番号の和を SS とする。次の問いに答えなさい。

(i) SS が 3 の倍数になる確率を求めなさい。

(ii) SS が素数になる確率を求めなさい。

(iii) S2+36\sqrt{S^{2}+36} が整数になる確率を求めなさい。

出典:秋田大学 2023年度 数学 第3問

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (i)
    13\dfrac{1}{3}
  • (ii)
    718\dfrac{7}{18}
  • (iii)
    112\dfrac{1}{12}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

取り出し方は全部で 9C2=36{}_{9}\mathrm{C}_{2}=36 通り。(i) は 3 で割った余りで分類する。(ii) は SS の範囲 3≦S≦173\leqq S\leqq17 の素数ごとに数える。(iii) は S2+36=m2S^{2}+36=m^{2} を (m−S)(m+S)=36(m-S)(m+S)=36 と因数分解する。

解答

取り出し方は 9C2=36{}_{9}\mathrm{C}_{2}=36 通りで、どれも同様に確からしい。

(i)

3 で割った余りが 0、1、2 のカードはそれぞれ 3 枚ずつある。SS が 3 の倍数になるのは、余り 0 どうし(3C2=3{}_{3}\mathrm{C}_{2}=3 通り)か、余り 1 と余り 2(3⋅3=93\cdot3=9 通り)のときで、12 通り。確率は 1236=13\dfrac{12}{36}=\dfrac{1}{3}。

(ii)

3≦S≦173\leqq S\leqq17 の素数は 3、5、7、11、13、17 で、それぞれの組の数は
S=3:1,S=5:2,S=7:3,S=11:4,S=13:3,S=17:1 S=3:1,\quad S=5:2,\quad S=7:3,\quad S=11:4,\quad S=13:3,\quad S=17:1
の計 14 通り。確率は 1436=718\dfrac{14}{36}=\dfrac{7}{18}。

(iii)

S2+36=m\sqrt{S^{2}+36}=m(mm は正の整数)とすると (m−S)(m+S)=36(m-S)(m+S)=36。m−Sm-S と m+Sm+S は偶奇が等しく、0<m−S<m+S0<m-S<m+S だから m−S=2, m+S=18m-S=2,\ m+S=18、よって S=8S=8。和が 8 になる組は {1, 7}\{1,\,7\}、{2, 6}\{2,\,6\}、{3, 5}\{3,\,5\} の 3 通りで、確率は 336=112\dfrac{3}{36}=\dfrac{1}{12}。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 余りによる場合分け
  • 因数分解による整数解
  • 組合せによる確率

答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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