北海道大学/2024年度

2北海道大学 2024年 数学 第2問解答・解説

場合の数と確率

1問題

北海道大学2024年度第2問
各面に1つずつ数が書かれた正八面体のさいころがある。「1」、「2」、「3」が書かれた面がそれぞれ1つずつあり、残りの5つの面には「0」が書かれている。このさいころを水平な床面に投げて、出た面に書かれた数を持ち点に加えるという試行を考える。最初の持ち点は0とし、この試行を繰り返す。例えば、3回の試行を行ったとき、出た面に書かれた数が「0」、「2」、「3」であれば、持ち点は5となる。なお、さいころが水平な床面にあるとき、さいころの上部の水平な面を出た面とよぶ。また、さいころを投げるとき、各面が出ることは同様に確からしいとする。

(1) この試行を nn 回行ったとき、持ち点が 2 以下である確率を求めよ。ただし、nn は 2 以上の自然数とする。

(2) この試行を 4 回行って持ち点が 10 以上であったときに、さらにこの試行を 2 回行って持ち点が 17 以上である条件付き確率を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    5n+2n⋅5n−1+nC2⋅5n−28n\frac{5^n+2n\cdot5^{n-1}+{}_{n}\mathrm{C}_{2}\cdot5^{n-2}}{8^n}。
  • (2)
    7960\frac{7}{960}。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

1回の試行で得る点を 0,1,2,30,1,2,3 とすると、それぞれの面の数は 5,1,1,15,1,1,1 で、全ての面は同様に確からしい。したがって nn 回の全結果は 8n8^n 通りである。

(1) 持ち点が2以下となるのは、合計が0,1,2の場合である。

・ 合計0:全て0で、5n5^n 通り。

・ 合計1:1が1回、残りが0で、n5n−1n5^{n-1} 通り。

・ 合計2:2が1回で残りが0のものが n5n−1n5^{n-1} 通り、または1が2回で残りが0のものが nC25n−2{}_{n}\mathrm{C}_{2} 5^{n-2} 通り。

以上は互いに重ならないので、求める確率は
5n+2n5n−1+nC25n−28n. \frac{5^n+2n5^{n-1}+{}_{n}\mathrm{C}_{2} 5^{n-2}}{8^n}.

(2) 最初の4回の合計を SS、続く2回の合計を TT とする。S≧10S\geqq10 なら0は出ておらず、各回の点は1,2,3である。並びの数を合計ごとに数えると
S並びの形並び数10(3,3,3,1), (3,3,2,2)4+6=1011(3,3,3,2)412(3,3,3,3)1 \begin{array}{c|c|c} S&\text{並びの形}&\text{並び数}\\ \hline 10&(3,3,3,1),\ (3,3,2,2)&4+6=10\\ 11&(3,3,3,2)&4\\ 12&(3,3,3,3)&1 \end{array}
なので、条件 S≧10S\geqq10 を満たす最初の4回の並びは合計15通り。

S=10S=10 なら T≦6T\leqq6 のため合計17以上にならない。S=11S=11 なら T=6T=6 が必要で、続く2回が (3,3)(3,3) となる1通り。S=12S=12 なら T≧5T\geqq5 が必要で、(2,3),(3,2),(3,3)(2,3),(3,2),(3,3) の3通りである。したがって、条件 S≧10S\geqq10 の下で合計が17以上となる続き方は、最初の4回の並びとの組として
4⋅1+1⋅3=7 4\cdot1+1\cdot3=7
通り。よって条件付き確率は
7/8615/84=715⋅82=7960. \frac{7/8^6}{15/8^4}=\frac{7}{15\cdot8^2}=\frac{7}{960}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 同様に確からしい結果の列挙
  • 場合分け
  • 条件付き確率

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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