信州大学/2023年度

1信州大学 2023年 数学 第1問解答・解説

微分・積分の考え

難易度勝負 レベル 4/10 目安 20分編集部の評価

対象経法・医(保健学科)医学科は解かない

1問題

信州大学2023年度第1問
kk を定数とする。関数 f(x)f(x) と g(x)g(x) を
f(x)=x3−92x2+6x−k,g(x)=23x3−2x2+2x+4∣x−1∣ f(x)=x^{3}-\dfrac{9}{2}x^{2}+6x-k,\qquad g(x)=\dfrac{2}{3}x^{3}-2x^{2}+2x+4|x-1|
と定めるとき、次の問いに答えよ。

(1) y=f(x)y=f(x) のグラフと xx 軸が相異なる 3 つの共有点をもつような kk の値の範囲を求めよ。

(2) y=f(x)y=f(x) のグラフと y=g(x)y=g(x) のグラフが相異なる 3 つの共有点をもつような kk の値の範囲を求めよ。

出典:信州大学 2023年度 数学 第1問

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    2<k<522<k<\dfrac{5}{2}
  • (2)
    −1016<k<116-\dfrac{101}{6}<k<\dfrac{11}{6}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

どちらも kk を分離して「k=k=(xx の関数)」の形にし、右辺のグラフと直線 y=ky=k の共有点の個数を考える。(2) は絶対値を x≧1x\geqq1 と x<1x<1 で外して増減を調べる。

解答

(1)

F(x)=x3−92x2+6xF(x)=x^{3}-\dfrac{9}{2}x^{2}+6x とおくと、共有点の個数は y=F(x)y=F(x) と直線 y=ky=k の共有点の個数に等しい。
F′(x)=3x2−9x+6=3(x−1)(x−2) F'(x)=3x^{2}-9x+6=3(x-1)(x-2)
より、F(x)F(x) は x=1x=1 で極大値 F(1)=52F(1)=\dfrac{5}{2}、x=2x=2 で極小値 F(2)=2F(2)=2 をとる。よって求める範囲は 2<k<522<k<\dfrac{5}{2}。

(2)

f(x)=g(x)f(x)=g(x) は
k=13x3−52x2+4x−4∣x−1∣ k=\dfrac{1}{3}x^{3}-\dfrac{5}{2}x^{2}+4x-4|x-1|
と変形できる。右辺を h(x)h(x) とおく。

・x≧1x\geqq1 のとき h(x)=13x3−52x2+4h(x)=\dfrac{1}{3}x^{3}-\dfrac{5}{2}x^{2}+4、h′(x)=x(x−5)h'(x)=x(x-5)。1≦x≦51\leqq x\leqq5 で減少、x≧5x\geqq5 で増加し、h(1)=116h(1)=\dfrac{11}{6}、h(5)=−1016h(5)=-\dfrac{101}{6}。

・x<1x<1 のとき h(x)=13x3−52x2+8x−4h(x)=\dfrac{1}{3}x^{3}-\dfrac{5}{2}x^{2}+8x-4、h′(x)=x2−5x+8=(x−52)2+74>0h'(x)=x^{2}-5x+8=\left(x-\dfrac{5}{2}\right)^{2}+\dfrac{7}{4}>0 で増加し、x→1−0x\to1-0 で 116\dfrac{11}{6} に近づく。

h(x)h(x) は連続で、x→−∞x\to-\infty で −∞-\infty、x→∞x\to\infty で ∞\infty に発散する。よって y=h(x)y=h(x) は x≦1x\leqq1 で増加して 116\dfrac{11}{6} に達し、1≦x≦51\leqq x\leqq5 で −1016-\dfrac{101}{6} まで減少し、その後増加する。直線 y=ky=k と 3 つの共有点をもつのは
−1016<k<116. -\dfrac{101}{6}<k<\dfrac{11}{6}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 定数分離
  • 増減表
  • 絶対値を含む関数のグラフ

答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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