信州大学/2023年度

7信州大学 2023年 数学 第7問解答・解説

ベクトル指数関数・対数関数積分法

1問題

信州大学2023年度第7問
ttを実数とし、座標空間内の2点P(0, 0, t2−1)\mathrm{P}(0,\,0,\,t^{2}-1)、Q(t, 1, et+e−t−e−e−1)\mathrm{Q}(t,\,1,\,e^{t}+e^{-t}-e-e^{-1})を考える。ttを−1≦t≦1-1\leqq t\leqq 1の範囲で動かすとき、線分PQ\mathrm{PQ}が通過してできる曲面および2平面y=1y=1、z=0z=0で囲まれてできる立体の体積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • V=29+43e\boxed{V=\frac29+\frac4{3e}}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

線分PQ上の点を、0≦y≦10\leqq y\leqq1 として
R=(1−y)P+yQ R=(1-y)P+yQ
と表す。h(t)=et+e−t−e−e−1h(t)=e^t+e^{-t}-e-e^{-1} とおくと
R=(ty, y, (1−y)(t2−1)+yh(t)). R=(ty,\ y,\ (1-y)(t^2-1)+yh(t)).
まず高さが z≦0z\leqq0 であることを確かめる。t2−1≦0t^2-1\leqq0。また hh は偶関数であり、0≦t≦10\leqq t\leqq1 では h′(t)=et−e−t≧0h'(t)=e^t-e^{-t}\geqq0 だから h(t)≦h(1)=0h(t)\leqq h(1)=0。従って線分上の点はすべて z≦0z\leqq0 にある。

yy を固定すると x=tyx=ty であり、−1≦t≦1-1\leqq t\leqq1 より −y≦x≦y-y\leqq x\leqq y。さらに dx=y dtdx=y\,dt だから、平面 y=一定y=\text{一定} で曲面と z=0z=0 に挟まれる断面積は
A(y)=∫−yy(−z) dx=y∫−11{(1−y)(1−t2)−yh(t)} dt. A(y)=\int_{-y}^{y}(-z)\,dx =y\int_{-1}^{1}\{(1-y)(1-t^2)-yh(t)\}\,dt.
ここで
∫−11(1−t2) dt=43,∫−11h(t) dt=2(e−e−1)−2(e+e−1)=−4e. \int_{-1}^{1}(1-t^2)\,dt=\frac43,\qquad \int_{-1}^{1}h(t)\,dt=2(e-e^{-1})-2(e+e^{-1})=-\frac4e.
よって
A(y)=43y(1−y)+4ey2. A(y)=\frac43y(1-y)+\frac4e y^2.
立体は 0≦y≦10\leqq y\leqq1 にわたるので、その体積は
V=∫01A(y) dy=43(12−13)+4e⋅13=29+43e. V=\int_0^1 A(y)\,dy =\frac43\left(\frac12-\frac13\right)+\frac4e\cdot\frac13 =\frac29+\frac4{3e}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 空間座標と空間ベクトル
  • 指数関数のグラフ・増減
  • 三角・指数・対数関数等の積分
  • 定積分による体積

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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