弘前大学/2025年度

3弘前大学 2025年 数学 第3問解答・解説

ベクトル図形と方程式

難易度捨て可 レベル 5/10 目安 25分編集部の評価

対象人文社会・教育・農など医学科は解かない

1問題

弘前大学2025年度第3問
p, qp,\,q を定数とし、さらに q≠0q\neq0 とする。xyxy 平面上の点 O(0, 0)\mathrm{O}(0,\,0)、点 A(1, 0)\mathrm{A}(1,\,0)、点 B(p, q)\mathrm{B}(p,\,q) に対し、線分 OA\mathrm{OA} を 3:13:1 の比に内分する点を C\mathrm{C}、線分 OB\mathrm{OB} を 2:12:1 の比に内分する点を D\mathrm{D} とする。直線 BC\mathrm{BC} と直線 AD\mathrm{AD} の交点を E\mathrm{E} とするとき、次の問いに答えよ。

(1) OE→\overrightarrow{\mathrm{OE}} を OA→, OB→\overrightarrow{\mathrm{OA}},\,\overrightarrow{\mathrm{OB}} を用いて表せ。

(2) 点 B\mathrm{B} が円 x2+(y−3)2=1x^{2}+(y-3)^{2}=1 上を動くとき、点 E\mathrm{E} の軌跡を求めよ。

(3) (2) において、線分 OE\mathrm{OE} の長さが最小になるときの点 B\mathrm{B} の座標を求めよ。

出典:弘前大学 2025年度 数学 第3問

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    OE→=12OA→+13OB→\overrightarrow{\mathrm{OE}}=\dfrac{1}{2}\overrightarrow{\mathrm{OA}}+\dfrac{1}{3}\overrightarrow{\mathrm{OB}}
  • (2)
    中心 (12, 1)\left(\dfrac{1}{2},\,1\right)、半径 13\dfrac{1}{3} の円
  • (3)
    B(−55, 3−255)\mathrm{B}\left(-\dfrac{\sqrt{5}}{5},\,3-\dfrac{2\sqrt{5}}{5}\right)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

E\mathrm{E} を 2 本の直線上の点として 2 通りに表し、係数を比べる。(2) は E(X, Y)\mathrm{E}(X,\,Y) とおいて p, qp,\,q を X, YX,\,Y で表し、円の式に代入する。(3) は原点と円の中心を結ぶ直線上で、中心より原点側の点が最も近い。

解答

(1)

a⃗=OA→\vec{a}=\overrightarrow{\mathrm{OA}}、b⃗=OB→\vec{b}=\overrightarrow{\mathrm{OB}} とする(q≠0q\neq0 より 1 次独立)。E\mathrm{E} は直線 AD\mathrm{AD} 上にも直線 BC\mathrm{BC} 上にもあるから
OE→=(1−u)a⃗+23ub⃗=34va⃗+(1−v)b⃗. \overrightarrow{\mathrm{OE}}=(1-u)\vec{a}+\dfrac{2}{3}u\vec{b}=\dfrac{3}{4}v\vec{a}+(1-v)\vec{b}.
係数を比べて 1−u=34v1-u=\dfrac{3}{4}v、23u=1−v\dfrac{2}{3}u=1-v。これを解いて u=12u=\dfrac{1}{2}、v=23v=\dfrac{2}{3}。よって OE→=12OA→+13OB→\overrightarrow{\mathrm{OE}}=\dfrac{1}{2}\overrightarrow{\mathrm{OA}}+\dfrac{1}{3}\overrightarrow{\mathrm{OB}}。

(2)

E(X, Y)\mathrm{E}(X,\,Y) とすると X=12+p3X=\dfrac{1}{2}+\dfrac{p}{3}、Y=q3Y=\dfrac{q}{3}。p=3(X−12)p=3\left(X-\dfrac{1}{2}\right)、q=3Yq=3Y を p2+(q−3)2=1p^{2}+(q-3)^{2}=1 に代入して
(X−12)2+(Y−1)2=19. \left(X-\dfrac{1}{2}\right)^{2}+(Y-1)^{2}=\dfrac{1}{9}.
円 x2+(y−3)2=1x^{2}+(y-3)^{2}=1 上の点は 2≦q≦42\leqq q\leqq4 で q≠0q\neq0 を満たすから、軌跡は中心 (12, 1)\left(\dfrac{1}{2},\,1\right)、半径 13\dfrac{1}{3} の円全体である。

(3)

中心 M(12, 1)\mathrm{M}\left(\dfrac{1}{2},\,1\right) までの距離は OM=52>13\mathrm{OM}=\dfrac{\sqrt{5}}{2}>\dfrac{1}{3}。OE\mathrm{OE} が最小になるのは、E\mathrm{E} が線分 OM\mathrm{OM} 上で ME=13\mathrm{ME}=\dfrac{1}{3} となる点のときで
OE→=(1−235)(12, 1). \overrightarrow{\mathrm{OE}}=\left(1-\dfrac{2}{3\sqrt{5}}\right)\left(\dfrac{1}{2},\,1\right).
p=3(X−12)=−15p=3\left(X-\dfrac{1}{2}\right)=-\dfrac{1}{\sqrt{5}}、q=3Y=3−25q=3Y=3-\dfrac{2}{\sqrt{5}} だから
B(−55, 3−255). \mathrm{B}\left(-\dfrac{\sqrt{5}}{5},\,3-\dfrac{2\sqrt{5}}{5}\right).

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 交点の位置ベクトル
  • 軌跡
  • 円と点の距離

答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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