弘前大学/2025年度

2弘前大学 2025年 数学 第2問解答・解説

微分・積分の考え三角関数

難易度勝負 レベル 4/10 目安 20分編集部の評価

対象人文社会・教育・農など医学科は解かない

1問題

弘前大学2025年度第2問
aa を負の定数とする。xyxy 平面上の曲線 C:y=ax2−(1+a)x+1C:y=ax^{2}-(1+a)x+1 上の点 A(12, 2−a4)\mathrm{A}\left(\dfrac{1}{2},\,\dfrac{2-a}{4}\right) における曲線 CC の接線を ℓ\ell とする。ℓ\ell と xx 軸、yy 軸との交点をそれぞれ P, Q\mathrm{P},\,\mathrm{Q} とし、点 Q\mathrm{Q} を通り曲線 CC に接する直線で ℓ\ell と異なるものを mm とする。次の問いに答えよ。

(1) 点 P, Q\mathrm{P},\,\mathrm{Q} の座標をそれぞれ求めよ。

(2) 直線 mm が xx 軸と交わるような aa の範囲を求めよ。

(3) aa が (2) で求めた範囲にあるとし、直線 mm と xx 軸との交点を R\mathrm{R} とする。∠PQR=30∘\angle\mathrm{PQR}=30^{\circ} となる aa の値をすべて求めよ。

出典:弘前大学 2025年度 数学 第2問

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    P(1−a4, 0)\mathrm{P}\left(1-\dfrac{a}{4},\,0\right)、Q(0, 1−a4)\mathrm{Q}\left(0,\,1-\dfrac{a}{4}\right)
  • (2)
    a<−12, −12<a<0a<-\dfrac{1}{2},\ -\dfrac{1}{2}<a<0
  • (3)
    a=1−32a=\dfrac{1-\sqrt{3}}{2}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

接点の xx 座標を ss とおくと、接線の yy 切片は −as2+1-as^{2}+1 で、Q\mathrm{Q} を通る条件から s=±12s=\pm\dfrac{1}{2}。mm は s=−12s=-\dfrac{1}{2} の接線で、傾きは −2a−1-2a-1。(3) は QP→\overrightarrow{\mathrm{QP}} と QR→\overrightarrow{\mathrm{QR}} のなす角を内積で表す。

解答

(1)

y′=2ax−(1+a)y'=2ax-(1+a) より、A\mathrm{A} での傾きは −1-1。
ℓ:y=−(x−12)+2−a4=−x+1−a4. \ell:y=-\left(x-\dfrac{1}{2}\right)+\dfrac{2-a}{4}=-x+1-\dfrac{a}{4}.
よって P(1−a4, 0)\mathrm{P}\left(1-\dfrac{a}{4},\,0\right)、Q(0, 1−a4)\mathrm{Q}\left(0,\,1-\dfrac{a}{4}\right)。

(2)

x=sx=s での接線は y={2as−(1+a)}x−as2+1y=\{2as-(1+a)\}x-as^{2}+1。Q\mathrm{Q} を通るから −as2+1=1−a4-as^{2}+1=1-\dfrac{a}{4}、s2=14s^{2}=\dfrac{1}{4}。s=12s=\dfrac{1}{2} は ℓ\ell だから、mm は s=−12s=-\dfrac{1}{2} のときで
m:y=(−2a−1)x+1−a4. m:y=(-2a-1)x+1-\dfrac{a}{4}.
mm が xx 軸と交わるのは傾きが 00 でないとき、すなわち a≠−12a\neq-\dfrac{1}{2} のときである。a<0a<0 と合わせて a<−12, −12<a<0a<-\dfrac{1}{2},\ -\dfrac{1}{2}<a<0。

(3)

k=1−a4>0k=1-\dfrac{a}{4}>0、μ=−2a−1\mu=-2a-1 とおくと、R(−kμ, 0)\mathrm{R}\left(-\dfrac{k}{\mu},\,0\right) で
QP→=k(1, −1),QR→=−kμ(1, μ). \overrightarrow{\mathrm{QP}}=k(1,\,-1),\qquad \overrightarrow{\mathrm{QR}}=-\dfrac{k}{\mu}(1,\,\mu).
・μ>0\mu>0(a<−12a<-\dfrac{1}{2})のとき:QR→\overrightarrow{\mathrm{QR}} は (−1, −μ)(-1,\,-\mu) と同じ向きで、cos⁡∠PQR=μ−121+μ2\cos\angle\mathrm{PQR}=\dfrac{\mu-1}{\sqrt{2}\sqrt{1+\mu^{2}}}。これが 32\dfrac{\sqrt{3}}{2} なら μ>1\mu>1 で、2 乗して整理すると μ2+4μ+1=0\mu^{2}+4\mu+1=0 となるが、この解は負なので不適。

・μ<0\mu<0(−12<a<0-\dfrac{1}{2}<a<0)のとき:QR→\overrightarrow{\mathrm{QR}} は (1, μ)(1,\,\mu) と同じ向きで、cos⁡∠PQR=1−μ21+μ2=32\cos\angle\mathrm{PQR}=\dfrac{1-\mu}{\sqrt{2}\sqrt{1+\mu^{2}}}=\dfrac{\sqrt{3}}{2}。2 乗して μ2+4μ+1=0\mu^{2}+4\mu+1=0、μ=−2±3\mu=-2\pm\sqrt{3}(どちらも 1−μ>01-\mu>0 を満たす)。a=−1−μ2a=\dfrac{-1-\mu}{2} より a=1−32, 1+32a=\dfrac{1-\sqrt{3}}{2},\ \dfrac{1+\sqrt{3}}{2} で、−12<a<0-\dfrac{1}{2}<a<0 を満たすのは a=1−32a=\dfrac{1-\sqrt{3}}{2}。

よって a=1−32a=\dfrac{1-\sqrt{3}}{2}。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 接線の方程式
  • 内積となす角
  • 場合分け

答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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