九州大学/2025年度/前期

1九州大学 2025年 数学 第1問解答・解説

ベクトル二次関数図形と方程式

1問題

九州大学2025年度第1問

【問題】座標空間内の3点 A(1,1,−5)A(1,1,-5)、B(−1,−1,7)B(-1,-1,7)、C(1,−1,3)C(1,-1,3) を通る平面を α\alpha とする。点 P(a,b,t)P(a,b,t) を通り α\alpha に垂直な直線と xyxy 平面との交点を QQ とする。

(1) 点 QQ の座標を求めよ。

(2) tt がすべての実数値をとって変化するときの OQOQ の最小値が1以下となるような a,ba,b の条件を求めよ。ただし、OO は原点である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    Q=(a−2t,b−4t,0)Q=(a−2t,b−4t,0)
  • (2)
    ∣2a−b∣≦5\left|2a-b\right|\leqq\sqrt5(同値に−5≦2a−b≦5-\sqrt5\leqq2a-b\leqq\sqrt5)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)
平面 α の法線ベクトルを n⃗=(p, q, r)\vec{n}=(p,\,q,\,r) とする。AB→=(−2, −2, 12)\overrightarrow{\mathrm{AB}}=(-2,\,-2,\,12)、AC→=(0, −2, 8)\overrightarrow{\mathrm{AC}}=(0,\,-2,\,8) に垂直なので
−2p−2q+12r=0,−2q+8r=0 -2p-2q+12r=0,\qquad -2q+8r=0
である。第 2 式から q=4rq=4r、第 1 式から p=2rp=2r となる。r=1r=1 とすると n⃗=(2, 4, 1)\vec{n}=(2,\,4,\,1) である。
平面 α は A(1, 1, −5)(1,\,1,\,-5) を通るので、2x+4y+z=2+4−5=12x+4y+z=2+4-5=1、すなわち α は 2x+4y+z=12x+4y+z=1 である。B、C もこの式を満たす(−2−4+7=1-2-4+7=1、2−4+3=12-4+3=1)。
点 P(a, b, t)(a,\,b,\,t) を通り α に垂直な直線は、s を媒介変数として
x=a+2s,y=b+4s,z=t+s x=a+2s,\quad y=b+4s,\quad z=t+s
と表せる。xy 平面との交点は z=0z=0 のときなので s=−ts=-t である。よって
Q(a−2t, b−4t, 0) \mathrm{Q}(a-2t,\,b-4t,\,0)
となる。

(2)
OQ2\mathrm{OQ}^{2} は
OQ2=(a−2t)2+(b−4t)2=20t2−4(a+2b)t+a2+b2 \mathrm{OQ}^{2}=(a-2t)^{2}+(b-4t)^{2}=20t^{2}-4(a+2b)t+a^{2}+b^{2}
である。t について平方完成すると
OQ2=20(t−a+2b10)2+a2+b2−(a+2b)25 \mathrm{OQ}^{2}=20\left(t-\dfrac{a+2b}{10}\right)^{2}+a^{2}+b^{2}-\dfrac{(a+2b)^{2}}{5}
となる。ここで a2+b2−(a+2b)25=4a2−4ab+b25=(2a−b)25a^{2}+b^{2}-\dfrac{(a+2b)^{2}}{5}=\dfrac{4a^{2}-4ab+b^{2}}{5}=\dfrac{(2a-b)^{2}}{5} なので
OQ2=20(t−a+2b10)2+(2a−b)25 \mathrm{OQ}^{2}=20\left(t-\dfrac{a+2b}{10}\right)^{2}+\dfrac{(2a-b)^{2}}{5}
である。t がすべての実数を動くとき、t=a+2b10t=\dfrac{a+2b}{10} で最小となり、OQ≧0\mathrm{OQ}\geqq 0 より OQ の最小値は ∣2a−b∣5\dfrac{|2a-b|}{\sqrt{5}} である。
この最小値が 1 以下であればよいので、∣2a−b∣5≦1\dfrac{|2a-b|}{\sqrt{5}}\leqq 1、両辺に 5\sqrt{5} を掛けて
∣2a−b∣≦5 |2a-b|\leqq\sqrt{5}
すなわち −5≦2a−b≦5-\sqrt{5}\leqq 2a-b\leqq\sqrt{5} が求める条件である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 内積による法線ベクトル決定
  • 媒介変数表示
  • 平方完成と二次関数の最小値
  • 点と直線の距離による検算

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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