大阪大学/2026年度/前期

3大阪大学 2026年 数学 第3問解答・解説

平面上の曲線と複素数平面

1問題

大阪大学2026年度第3問
aa を実数とし、複素数 zz に対して
f(z)=(1−ai)z+(1+ai)z‾2 f(z)=\frac{(1-ai)z+(1+ai)\overline{z}}{2}
とする。ただし、ii は虚数単位、z‾\overline{z} は zz と共役な複素数である。
(1) f(z)f(z) は実数であることを示せ。
(2) 実数 aa に対して、∣z∣=1|z|=1 かつ
f(z){f(z)−f(i)−2}=−2f(i) f(z)\{f(z)-f(i)-2\}=-2f(i)
となるような複素数 zz の個数を N(a)N(a) とする。N(a)N(a) を求めよ。
(配点率 20%)

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)f(z) は実数\text{(1)}\quad f(z)\text{ は実数}。 (2) N(a)=2N(a)=2(∣a∣<3|a|<\sqrt3またはa=2a=2)、N(a)=3N(a)=3(∣a∣=3|a|=\sqrt3)、N(a)=4N(a)=4(∣a∣>3|a|>\sqrt3かつa≠2a\ne2)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

z=x+iyz=x+iy とおくと
f(z)=(1−ai)(x+iy)+(1+ai)(x−iy)2=x+ay(実数),f(i)=a. f(z)=\frac{(1-ai)(x+iy)+(1+ai)(x-iy)}2=x+ay\quad\text{(実数)}, \qquad f(i)=a.
(1)より u=f(z)u=f(z) は実数である。(2)の条件は
u(u−a−2)=−2aすなわち(u−a)(u−2)=0. u(u-a-2)=-2a \quad\text{すなわち}\quad (u-a)(u-2)=0.
よって u=au=a または u=2u=2。

∣z∣=1|z|=1 と u=c=x+ayu=c=x+ay を満たす点の個数を数えるため、s=ax−ys=ax-y とおく。この変換は
x=c+as1+a2,y=ac−s1+a2 x=\frac{c+as}{1+a^2},\qquad y=\frac{ac-s}{1+a^2}
で一対一であり、
c2+s2=(1+a2)(x2+y2)=1+a2. c^2+s^2=(1+a^2)(x^2+y^2)=1+a^2.
したがって s2=1+a2−c2s^2=1+a^2-c^2。c=ac=a では s2=1s^2=1 なので常に2点、c=2c=2 では s2=a2−3s^2=a^2-3 だから、∣a∣<3|a|<\sqrt3 なら0点、∣a∣=3|a|=\sqrt3 なら1点、∣a∣>3|a|>\sqrt3 なら2点である。a=2a=2 のとき二条件は同じ直線を表すので重複して数えない。よって
N(a)={2(∣a∣<3 または a=2),3(∣a∣=3),4(∣a∣>3, a≠2). \boxed{ N(a)= \begin{cases} 2 & (|a|<\sqrt3\ \text{または}\ a=2),\\ 3 & (|a|=\sqrt3),\\ 4 & (|a|>\sqrt3,\ a\ne2). \end{cases}}

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 複素数の共役を用いた整理
  • 単位円と直線の交点個数

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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