大阪大学/2026年度/前期

2大阪大学 2026年 数学 第2問解答・解説

二次関数ベクトル

1問題

大阪大学2026年度第2問
空間内に4点 O,A,B,CO,A,B,C があり、OA=OB=OC=1OA=OB=OC=1 である。また、∠AOB=∠AOC=90∘\angle AOB=\angle AOC=90^\circ、∠BOC=60∘\angle BOC=60^\circ である。tt を正の実数とし、点 D,ED,E は
OD→=tOB→,OE→=(2t+1)OC→ \overrightarrow{OD}=t\overrightarrow{OB},\qquad \overrightarrow{OE}=(2t+1)\overrightarrow{OC}
をみたす点とする。点 PP は
OA→⋅OP→=−1,OB→⋅OP→=1 \overrightarrow{OA}\cdot\overrightarrow{OP}=-1,\qquad \overrightarrow{OB}\cdot\overrightarrow{OP}=1
をみたしていて、さらに4点 A,D,E,PA,D,E,P は同一平面上にある。OA→=a⃗\overrightarrow{OA}=\vec{a}、OB→=b⃗\overrightarrow{OB}=\vec{b}、OC→=c⃗\overrightarrow{OC}=\vec{c} とおく。
(1) AP→\overrightarrow{AP} を a⃗,b⃗,c⃗\vec{a},\vec{b},\vec{c} と tt を用いて表せ。
(2) 実数 tt が t>0t>0 の範囲を動くとき、∣AP→∣|\overrightarrow{AP}| を最小にする tt の値と、∣AP→∣|\overrightarrow{AP}| の最小値を求めよ。
(配点率 20%)

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    AP→=−2a⃗+4t2b⃗+(2−8t2)c⃗\overrightarrow{AP}=-2\vec a+4t^2\vec b+(2-8t^2)\vec c。
  • (2)
    t=12t=\frac12、最小値5\sqrt5。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1) a⃗,b⃗,c⃗\vec a,\vec b,\vec c は一次独立である。実際、b⃗,c⃗\vec b,\vec c はなす角が 60∘60^\circ なので平行でなく、a⃗\vec a はその両方に垂直である。OP→=xa⃗+yb⃗+zc⃗\overrightarrow{OP}=x\vec a+y\vec b+z\vec c とおくと、内積条件から
x=−1,y+z2=1. x=-1,\qquad y+\frac z2=1.
この座標で A=(1,0,0),D=(0,t,0),E=(0,0,2t+1)A=(1,0,0),D=(0,t,0),E=(0,0,2t+1) である。t>0t>0 より三点は一直線上になく、平面 ADEADE の方程式は
x+yt+z2t+1=1. x+\frac yt+\frac z{2t+1}=1.
PP もこの平面上なので、x=−1x=-1 を代入して
yt+z2t+1=2. \frac yt+\frac z{2t+1}=2.
y=1−z/2y=1-z/2 を代入し整理すると z=2−8t2z=2-8t^2、y=4t2y=4t^2 となる。したがって
AP→=−2a⃗+4t2b⃗+(2−8t2)c⃗. \boxed{\overrightarrow{AP}=-2\vec a+4t^2\vec b+(2-8t^2)\vec c}.

(2) ∣a⃗∣=∣b⃗∣=∣c⃗∣=1|\vec a|=|\vec b|=|\vec c|=1、a⃗⋅b⃗=a⃗⋅c⃗=0\vec a\cdot\vec b=\vec a\cdot\vec c=0、b⃗⋅c⃗=1/2\vec b\cdot\vec c=1/2 より
∣AP→∣2=4+(4t2)2+(2−8t2)2+(4t2)(2−8t2)=48t4−24t2+8=3(4t2−1)2+5≧5. \begin{aligned} |\overrightarrow{AP}|^2 &=4+(4t^2)^2+(2-8t^2)^2+(4t^2)(2-8t^2)\\ &=48t^4-24t^2+8\\ &=3(4t^2-1)^2+5\geqq5. \end{aligned}
等号は t>0t>0 の範囲で t=1/2t=1/2 のときに限り成り立つ。従って ∣AP→∣|\overrightarrow{AP}| を最小にする値は t=1/2t=1/2、最小値は 5\boxed{\sqrt5} である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 斜交座標による成分表示
  • 平面の座標方程式
  • 平方完成

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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