大阪大学/2025年度/前期
4大阪大学 2025年 数学 第4問解答・解説
三角関数極限積分法
1問題
大阪大学2025年度第4問
次の問いに答えよ。
(1)
t>0 のとき
−t1<∫t2tx2sinxdx<t1が成り立つことを示せ。
(2)
t→∞lim∫t2txcosxdx=0 を示せ。
(3)
f(x)=sin(23x)sin(2x) とおく。
t→∞lim∫1txf(x)dx=21∫12xcosxdxを示せ。
(配点率
20%)
まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
(1)−t1<∫t2tx2sinxdx<t1。
(2)t→∞lim∫t2txcosxdx=0。
(3)t→∞lim∫1txf(x)dx=21∫12xcosxdx。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
解答
(1)
t>0 なので、積分区間では
x>0 であり、
∣sinx∣≦1 を用いると
∫t2tx2sinxdx≦∫t2tx21dx=[−x1]t2t=2t1<t1.したがって、求める両側の不等式が成り立つ。
(2)
部分積分により
∫t2txcosxdx=[xsinx]t2t+∫t2tx2sinxdx.よって (1) で用いた評価から、
∫t2txcosxdx≦2t1+t1+2t1=t2⟶0(t→∞).ゆえに極限は 0 である。
(3)
加法定理から
2sinAsinB=cos(A−B)−cos(A+B) であるから、
f(x)=21(cosx−cos2x).また、置換
u=2x により
∫1txcos2xdx=∫22tucosudu.したがって
t≧2 のとき、積分区間の加法性を用いて、
∫1txf(x)dx=21(∫1txcosxdx−∫22txcosxdx)=21∫12xcosxdx−21∫t2txcosxdx.∫1txf(x)dx=21(∫1txcosxdx−∫22txcosxdx)=21∫12xcosxdx−21∫t2txcosxdx.最後の積分は (2) より
t→∞ で 0 に収束する。よって
t→∞lim∫1txf(x)dx=21∫12xcosxdx.
読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。
答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。
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