鹿児島大学/2026年度/前期
4鹿児島大学 2026年 数学 第4問解答・解説
いろいろな式三角関数極限積分法
1問題
鹿児島大学2026年度第4問
自然数
n に対し、定積分
In を次のように定める。
In=∫0n(x+2)(x2+1)3x+1dx (1) 次の式が
x についての恒等式であるとき、定数
a,b,c の値を求めよ。
(x+2)(x2+1)3x+1=x+2a+x2+1bx+c (2)
tanθn=n,0<θn<2π を満たす
θn が存在することを示せ。
(3)
In を求めよ。ただし、
n,θn を用いてよい。
(4)
n→∞limIn を求めよ。ただし、
n→∞limθn=2π を用いてよい。
まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
(1)a=−1,b=1,c=1 (2)0<θn<2π, tanθn=n (3)In=log(n+22n2+1)+θn。
(4)n→∞limIn=log2+2π。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
解答
(1)
部分分数に分解するため、
(x+2)(x2+1)3x+1=x+2a+x2+1bx+cとおく。係数を比較すると
a=−1, b=1, c=1 である。したがって
(x+2)(x2+1)3x+1=−x+21+x2+1x+1.(2)
自然数
n は
n>0 であり、直角三角形の辺の比
1:n から
0<θn<2π、
tanθn=n となる角
θn が存在する。
(3)
積分すると
In=∫0n(−x+21+x2+1x+x2+11)dx=−log(n+2)+21log(n2+1)+∫0nx2+1dx+log2=−log(n+2)+21log(n2+1)+θn+log2=logn+22n2+1+θn.In=∫0n(−x+21+x2+1x+x2+11)dx=−log(n+2)+21log(n2+1)+∫0nx2+1dx+log2=−log(n+2)+21log(n2+1)+θn+log2=logn+22n2+1+θn.ここで、
x=tanθ(
0≦θ≦θn)と置換すると
x2+1dx=dθ であるから、
∫0nx2+1dx=θn である。
(4)
さらに
n+22n2+1=1+n221+n21⟶2,θn⟶2π.ゆえに
n→∞limIn=log2+2π.
読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。
答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。
鹿児島大学の数学を、過去 10 年分まとめて解けるものがあったら使いたいですか?