久留米大学/2024年度/前期

5久留米大学 2024年 数学 第5問解答・解説

場合の数と確率いろいろな式

1問題

久留米大学2024年度第5問
異なる nn 個から rr 個を取る組合せの総数を nCr{}_{n}\mathrm{C}_{r} とする。k≧2k\geqq 2 とし、下図のように、一番下の行の左から kk 列目のマスに 2k−1C1{}_{2k-1}\mathrm{C}_{1} をおく。次に、2k−1C1{}_{2k-1}\mathrm{C}_{1} の上に 2k−1C2{}_{2k-1}\mathrm{C}_{2}、そのまた上に 2k−1C3{}_{2k-1}\mathrm{C}_{3} をおいて、kk 段目まで順に上に並べていく。このとき、左から kk 列目、下から kk 段目は 2k−1Ck{}_{2k-1}\mathrm{C}_{k} となる。さらに、一番下のマスから kk 段目まで上に並べたら、今度は 2k−1Ck{}_{2k-1}\mathrm{C}_{k} の左に 2k−1Ck+1{}_{2k-1}\mathrm{C}_{k+1} をおき、そのまた左に 2k−1Ck+2{}_{2k-1}\mathrm{C}_{k+2} をおき、左端まで順に左に並べていく。また、左から 1 列目、下から 1 段目のマスは 1C1{}_{1}\mathrm{C}_{1} とする。左から ii 列目、下から jj 段目のマス目にある nCr{}_{n}\mathrm{C}_{r} を ai,ja_{i,j} と書く。例えば、a3,4=7C5a_{3,4}={}_{7}\mathrm{C}_{5}、a1,3=5C5a_{1,3}={}_{5}\mathrm{C}_{5} である。

7C77C67C57C45C55C45C37C33C33C25C27C21C13C15C17C1 \begin{array}{|c|c|c|c|}\hline {}_{7}\mathrm{C}_{7} & {}_{7}\mathrm{C}_{6} & {}_{7}\mathrm{C}_{5} & {}_{7}\mathrm{C}_{4}\\ \hline {}_{5}\mathrm{C}_{5} & {}_{5}\mathrm{C}_{4} & {}_{5}\mathrm{C}_{3} & {}_{7}\mathrm{C}_{3}\\ \hline {}_{3}\mathrm{C}_{3} & {}_{3}\mathrm{C}_{2} & {}_{5}\mathrm{C}_{2} & {}_{7}\mathrm{C}_{2}\\ \hline {}_{1}\mathrm{C}_{1} & {}_{3}\mathrm{C}_{1} & {}_{5}\mathrm{C}_{1} & {}_{7}\mathrm{C}_{1}\\ \hline \end{array}

(1) a8,8a_{8,8} の値を求めると、a8,8=すせそたa_{8,8}=\boxed{\text{すせそた}} である。

(2) ai,j=11C8a_{i,j}={}_{11}\mathrm{C}_{8} は、i=ちi=\boxed{\text{ち}}、j=つj=\boxed{\text{つ}} であり、ai,j=203C97a_{i,j}={}_{203}\mathrm{C}_{97} は、i=てとなi=\boxed{\text{てとな}}、j=にぬj=\boxed{\text{にぬ}} であり、ai,j=203C105a_{i,j}={}_{203}\mathrm{C}_{105} は、i=ねのi=\boxed{\text{ねの}}、j=はひふj=\boxed{\text{はひふ}} である。

(3) nn を 2 以上の整数とするとき、
∑j=1nan,j+∑i=1n−1ai,n=へ2n−1−ほ \sum_{j=1}^{n}a_{n,j}+\sum_{i=1}^{n-1}a_{i,n}=\boxed{\text{へ}}^{2n-1}-\boxed{\text{ほ}}
である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    a8,8=15C8=6435a_{8,8}={}_{15}\mathrm{C}_{8}=6435
  • (2)
    11C8{}_{11}\mathrm{C}_{8}:i=4i=4、j=6j=6。203C97{}_{203}\mathrm{C}_{97}:i=102i=102、j=97j=97。203C105{}_{203}\mathrm{C}_{105}:i=99i=99、j=102j=102
  • (3)
    22n−1−12^{2n-1}-1

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

2k−1Cr{}_{2k-1}\mathrm{C}_{r} の置き場所を rr で場合分けして式にする。r≦kr\leqq k なら kk 列目の下から rr 段目、r≧kr\geqq k なら kk 段目の左から 2k−r2k-r 列目にある。(3) は二項係数の和 ∑r=0mmCr=2m\displaystyle\sum_{r=0}^{m}{}_{m}\mathrm{C}_{r}=2^{m} を使う。

解答

2k−1Cr (1≦r≦2k−1){}_{2k-1}\mathrm{C}_{r}\ (1\leqq r\leqq 2k-1) の位置は

・r≦kr\leqq k のとき:左から kk 列目、下から rr 段目、すなわち ak,ra_{k,r}

・r≧kr\geqq k のとき:下から kk 段目で、2k−1Ck{}_{2k-1}\mathrm{C}_{k} から r−kr-k 個左、すなわち a2k−r,ka_{2k-r,k}

である(例:a3,4a_{3,4} は k=4k=4、2k−r=32k-r=3 より r=5r=5 で 7C5{}_{7}\mathrm{C}_{5})。逆に、i≧ji\geqq j なら ai,j=2i−1Cja_{i,j}={}_{2i-1}\mathrm{C}_{j}、i≦ji\leqq j なら ai,j=2j−1C2j−ia_{i,j}={}_{2j-1}\mathrm{C}_{2j-i} である。

(1)

a8,8=15C8=6435a_{8,8}={}_{15}\mathrm{C}_{8}=6435。

(2)

11C8{}_{11}\mathrm{C}_{8}:2k−1=112k-1=11 より k=6k=6、r=8≧6r=8\geqq 6 だから i=2⋅6−8=4i=2\cdot 6-8=4、j=6j=6。

203C97{}_{203}\mathrm{C}_{97}:k=102k=102、r=97≦102r=97\leqq 102 だから i=102i=102、j=97j=97。

203C105{}_{203}\mathrm{C}_{105}:k=102k=102、r=105≧102r=105\geqq 102 だから i=204−105=99i=204-105=99、j=102j=102。

(3)

∑j=1nan,j=∑r=1n2n−1Cr\displaystyle\sum_{j=1}^{n}a_{n,j}=\sum_{r=1}^{n}{}_{2n-1}\mathrm{C}_{r}、∑i=1n−1ai,n=∑i=1n−12n−1C2n−i=∑r=n+12n−12n−1Cr\displaystyle\sum_{i=1}^{n-1}a_{i,n}=\sum_{i=1}^{n-1}{}_{2n-1}\mathrm{C}_{2n-i}=\sum_{r=n+1}^{2n-1}{}_{2n-1}\mathrm{C}_{r} だから、和は
∑r=12n−12n−1Cr=22n−1−2n−1C0=22n−1−1. \sum_{r=1}^{2n-1}{}_{2n-1}\mathrm{C}_{r}=2^{2n-1}-{}_{2n-1}\mathrm{C}_{0}=2^{2n-1}-1.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 組合せの数
  • 二項係数の和
  • 規則の一般化

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

久留米大学の数学を、過去 10 年分まとめて解けるものがあったら使いたいですか?

次にやること

久留米大学のほかの年度

似た問題を、ほかの大学で