日本医科大学/2023年度/前期

I日本医科大学 2023年 数学 第I問解答・解説

場合の数と確率いろいろな式図形と方程式

1問題

日本医科大学2023年度第I問
kk を実数の定数とする。1から6の目をもつ大小2つのさいころを同時に1回投げて出た目をそれぞれ a,ba,b とするとき、2次関数 fk(x)f_k(x) を
fk(x)=a2x2+(a+b−k)x−b2 f_k(x)=\frac{a}{2}x^2+(a+b-k)x-\frac{b}{2}
と定める。OO を原点とする xyxy 平面における放物線 C:y=fk(x)C:y=f_k(x) と xx 軸との交点を xx 座標の値が小さい順に P,QP,Q とし、CC と yy 軸との交点を RR とする。このとき、△PQR\triangle PQR が直角三角形となる確率を P0(k)P_0(k)、直角二等辺三角形となる確率を P1(k)P_1(k)、正三角形となる確率を P2(k)P_2(k) として、以下の各問の空欄に適する数値を求めよ。

問1 確率 P0(k)P_0(k) は kk の値によらずに P0(k)=アP_0(k)=\boxed{\text{ア}} となる。

問2 P1(k)≠0P_1(k)\neq0 となるような kk の値を求めると k=イk=\boxed{\text{イ}}、または ウ\boxed{\text{ウ}}(ただし、イ<ウ\boxed{\text{イ}}<\boxed{\text{ウ}})となる。このとき、P1(イ)=エP_1(\boxed{\text{イ}})=\boxed{\text{エ}}、P1(ウ)=オP_1(\boxed{\text{ウ}})=\boxed{\text{オ}} となる。

問3 P2(k)≠0P_2(k)\neq0 となるような kk の値を求めると k=カk=\boxed{\text{カ}}、または キ\boxed{\text{キ}}(ただし、カ<キ\boxed{\text{カ}}<\boxed{\text{キ}})となる。このとき、P2(カ)=クP_2(\boxed{\text{カ}})=\boxed{\text{ク}}、P2(キ)=ケP_2(\boxed{\text{キ}})=\boxed{\text{ケ}} となる。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問1P0(k)=112\text{問1}\quad P_0(k)=\dfrac{1}{12}。問2(イ,ウ,エ,オ)=(4, 5, 136, 118)\text{問2}\quad(\text{イ},\text{ウ},\text{エ},\text{オ})=\left(4,\,5,\,\dfrac{1}{36},\,\dfrac{1}{18}\right)。問3(カ,キ,ク,ケ)=(7, 8, 118, 118)\text{問3}\quad(\text{カ},\text{キ},\text{ク},\text{ケ})=\left(7,\,8,\,\dfrac{1}{18},\,\dfrac{1}{18}\right)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

放物線の2根を三角形の底辺の端点として表し、根と係数の関係およびベクトル内積・距離で図形条件を出目の積と和に変換して数え上げる。

解答

a,ba,bはそれぞれ1から6までの整数とする。二次方程式 fk(x)=0f_k(x)=0 の判別式は
(a+b−k)2+ab>0 (a+b-k)^2+ab>0
なので、異なる2実根 p<qp<q があり、交点は P=(p,0),Q=(q,0)P=(p,0),Q=(q,0) と書ける。解と係数の関係から
p+q=−2(a+b−k)a,pq=−ba<0.(1) p+q=-\frac{2(a+b-k)}a,\qquad pq=-\frac ba<0. \tag{1}
従って p,qp,q は0でなく異符号である。また R=(0,−b/2)R=(0,-b/2) である。

RP→=(p,b/2)\overrightarrow{RP}=(p,b/2)、RQ→=(q,b/2)\overrightarrow{RQ}=(q,b/2) より、RR で直角となる条件は
RP→⋅RQ→=pq+b24=0すなわち−ba+b24=0すなわちab=4. \overrightarrow{RP}\cdot\overrightarrow{RQ}=pq+\frac{b^2}{4}=0 \quad\text{すなわち}\quad -\frac ba+\frac{b^2}{4}=0 \quad\text{すなわち}\quad ab=4.
一方、PP で直角なら PQ→⋅PR→=−(q−p)p=0\overrightarrow{PQ}\cdot\overrightarrow{PR}=-(q-p)p=0 から p=0p=0 となり、(1)に反する。QQ で直角の場合も同様に q=0q=0 を要して矛盾する。よって直角三角形となるのは ab=4ab=4 の場合だけである。該当する順序つきの出目は (a,b)=(1,4),(2,2),(4,1)(a,b)=(1,4),(2,2),(4,1) の3通りで、全事象は 6⋅6=366\cdot6=36 通りだから
P0(k)=336=112, P_0(k)=\frac3{36}=\frac1{12},
となり、kk によらない。

直角二等辺三角形では、直角は RR に限られる。さらに RP=RQRP=RQ であるから p2=q2p^2=q^2。p≠qp\ne q より p=−qp=-q、すなわち(1)から k=a+bk=a+b。直角条件 ab=4ab=4 と合わせると、出目は (1,4),(2,2),(4,1)(1,4),(2,2),(4,1) であり、それぞれの kk は 5,4,55,4,5 である。従って P1(k)≠0P_1(k)\ne0 となる値は 4,54,5、また
P1(4)=136,P1(5)=236=118. P_1(4)=\frac1{36},\qquad P_1(5)=\frac2{36}=\frac1{18}.

正三角形でも RP=RQRP=RQ より p=−qp=-q、従って k=a+bk=a+b である。p=−qp=-q とおけば、(1)より p2=b/ap^2=b/a。底辺 PQPQ の長さは 2∣p∣2|p|、他の辺の長さの2乗は p2+b2/4p^2+b^2/4 なので、正三角形となる条件は
p2+b24=4p2すなわちba=b212すなわちab=12. p^2+\frac{b^2}{4}=4p^2 \quad\text{すなわち}\quad \frac ba=\frac{b^2}{12} \quad\text{すなわち}\quad ab=12.
出目 (2,6),(3,4),(4,3),(6,2)(2,6),(3,4),(4,3),(6,2) が該当し、前者と後者の和はそれぞれ 8,7,7,88,7,7,8。よって
P2(7)=236=118,P2(8)=236=118. P_2(7)=\frac2{36}=\frac1{18},\qquad P_2(8)=\frac2{36}=\frac1{18}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 二次方程式の判別式
  • 解と係数の関係
  • 座標による距離
  • 積の法則
  • 確率の基本法則

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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