神戸大学/2025年度/前期

4神戸大学 2025年 数学 第4問解答・解説

ベクトル図形の性質

1問題

神戸大学2025年度第4問
s,ts,t を実数とする。座標空間に3点
A(−4,−1,0),B(−3,0,−1),P(s,t,−2s+t−1) \mathrm{A}(-4,-1,0),\quad \mathrm{B}(-3,0,-1),\quad \mathrm{P}(s,t,-2s+t-1)
がある。以下の問に答えよ。(配点30点)
(1) 3点 A,B,P\mathrm{A},\mathrm{B},\mathrm{P} は一直線上にないことを示せ。
(2) 点 P\mathrm{P} から直線 AB\mathrm{AB} に下ろした垂線を PH\mathrm{PH} とする。点 H\mathrm{H} の座標を ss を用いて表せ。
(3) s,ts,t が変化するとき、三角形 ABP\mathrm{ABP} の面積の最小値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    A\mathrm{A}、B\mathrm{B}、P\mathrm{P}は一直線上にない。
  • (2)
    H=(s−2, s+1, −s−2)\mathrm{H}=(s-2,\,s+1,\,-s-2)。
  • (3)
    三角形ABPの面積の最小値は322\dfrac{3\sqrt{2}}{2}であり、t=st=sのときに達する。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1) 直線 ABAB 上の点を X=(−4+r,−1+r,−r)X=(-4+r,-1+r,-r) とおく。このとき
zX+2xX−yX+1=−6. z_X+2x_X-y_X+1=-6.
一方、P=(s,t,−2s+t−1)P=(s,t,-2s+t-1) では
zP+2xP−yP+1=0. z_P+2x_P-y_P+1=0.
よって PP は直線 ABAB 上にない。A≠BA\ne B なので、A,B,PA,B,P は一直線上にない。

(2) AB→=(1,1,−1)\overrightarrow{AB}=(1,1,-1) とし、垂足を H=A+uAB→H=A+u\overrightarrow{AB} とおく。直交条件 (P−H)⋅AB→=0(P-H)\cdot\overrightarrow{AB}=0 より
(s+4−u)+(t+1−u)−(−2s+t−1+u)=3(s+2−u)=0, (s+4-u)+(t+1-u)-(-2s+t-1+u)=3(s+2-u)=0,
したがって u=s+2u=s+2。ゆえに
H=(−4+s+2, −1+s+2, −s−2)=(s−2,s+1,−s−2). H=(-4+s+2,\,-1+s+2,\,-s-2)=(s-2,s+1,-s-2).

(3) P−H=(2,t−s−1,t−s+1)P-H=(2,t-s-1,t-s+1) なので
PH2=4+(t−s−1)2+(t−s+1)2=6+2(t−s)2≧6. PH^2=4+(t-s-1)^2+(t-s+1)^2=6+2(t-s)^2\geqq6.
等号は t=st=s のときに成り立つ。また
∣AB∣=12+12+(−1)2=3. |AB|=\sqrt{1^2+1^2+(-1)^2}=\sqrt3.
従って
[ABP]=12∣AB∣⋅PH=326+2(t−s)2≧322, [ABP]=\frac12|AB|\cdot PH =\frac{\sqrt3}{2}\sqrt{6+2(t-s)^2} \geqq\frac{3\sqrt2}{2},
等号は t=st=s で成立する。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 空間ベクトルの内積
  • 直交射影
  • 面積の最小化

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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