高知大学/2025年度/前期

3高知大学 2025年 数学 第3問解答・解説

ベクトル図形と計量図形の性質

1問題

高知大学2025年度第3問
空間の4点をO,A,B,CO,A,B,Cとする。OA=OC=13, OB=5OA=OC=\sqrt{13},\ OB=5とし、内積について、OA→⋅OB→=OB→⋅OC→=13,OA→⋅OC→=7\overrightarrow{OA}\cdot\overrightarrow{OB}=\overrightarrow{OB}\cdot\overrightarrow{OC}=13,\qquad \overrightarrow{OA}\cdot\overrightarrow{OC}=7が成り立つとする。このとき、次の問いに答えよ。(100点)
(1) AB,ACAB,ACの長さを求めよ。
(2) 三角形ABCABCの面積を求めよ。
(3) 四面体OABCOABCの体積を求めよ。
(4) 4点O,A,B,CO,A,B,Cを通る球面の半径を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    AB=AC=23.AB=AC=2\sqrt3.
  • (2)
    SABC=33.S_{ABC}=3\sqrt3.
  • (3)
    VOABC=33.V_{OABC}=3\sqrt3.
  • (4)
    R=52.R=\frac52.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

位置ベクトルを a⃗\vec a=OA→\overrightarrow{OA},\ b⃗\vec b=OB→\overrightarrow{OB},\ c⃗\vec c=OC→\overrightarrow{OC} とおく。
∣a⃗∣2=∣c⃗∣2=13,∣b⃗∣2=25,a⃗⋅b⃗=b⃗⋅c⃗=13,a⃗⋅c⃗=7. |\vec a|^2=|\vec c|^2=13,\quad |\vec b|^2=25,\quad \vec a\cdot\vec b=\vec b\cdot\vec c=13,\quad \vec a\cdot\vec c=7.

(1)
AB2=∣b⃗−a⃗∣2=25−2⋅13+13=12,AC2=∣c⃗−a⃗∣2=13−2⋅7+13=12. AB^2=|\vec b-\vec a|^2=25-2\cdot13+13=12, \qquad AC^2=|\vec c-\vec a|^2=13-2\cdot7+13=12.
したがって AB=AC=23AB=AC=2\sqrt3。

(2)
BC2=∣c⃗−b⃗∣2=13−2⋅13+25=12, BC^2=|\vec c-\vec b|^2=13-2\cdot13+25=12,
よって ABCABC は1辺 232\sqrt3 の正三角形であり、
SABC=34(23)2=33. S_{ABC}=\frac{\sqrt3}{4}(2\sqrt3)^2=3\sqrt3.

(3) MM を ACAC の中点とし、m⃗=(a⃗+c⃗)/2\vec m=(\vec a+\vec c)/2 とする。まず
(c⃗−a⃗)⋅m⃗=∣c⃗∣2−∣a⃗∣22=0, (\vec c-\vec a)\cdot\vec m =\frac{|\vec c|^2-|\vec a|^2}{2}=0,
また
(c⃗−a⃗)⋅(b⃗−m⃗)=(c⃗−a⃗)⋅b⃗−∣c⃗∣2−∣a⃗∣22=(13−13)−0=0. (\vec c-\vec a)\cdot(\vec b-\vec m) =(\vec c-\vec a)\cdot\vec b -\frac{|\vec c|^2-|\vec a|^2}{2} =(13-13)-0=0.
したがって ACAC は OMOM および MBMB の両方に垂直である。次に
OM2=∣m⃗∣2=13+2⋅7+134=10,MB2=∣b⃗−m⃗∣2=25−(13+13)+10=9. OM^2=|\vec m|^2=\frac{13+2\cdot7+13}{4}=10,\qquad MB^2=|\vec b-\vec m|^2=25-(13+13)+10=9.
ゆえに OM=10, MB=3, OB=5OM=\sqrt{10},\ MB=3,\ OB=5 であり、10+3>5\sqrt{10}+3>5 かつ他の二辺の和も第三辺より大きいので、三角形 OMBOMB は退化しない。余弦定理より
cos⁡∠OMB=10+9−25210⋅3=−110,sin⁡∠OMB=310. \cos\angle OMB=\frac{10+9-25}{2\sqrt{10}\cdot3}=-\frac1{\sqrt{10}}, \qquad \sin\angle OMB=\frac3{\sqrt{10}}.
したがって
SOMB=12⋅10⋅3⋅310=92. S_{OMB}=\frac12\cdot\sqrt{10}\cdot3\cdot\frac3{\sqrt{10}}=\frac92.
AC⊥AC\perp平面OMBOMB で MM は ACAC の中点なので、四面体 OABCOABC は底面 OMBOMB の両側にある四面体に分かれ、高さはそれぞれ AM=CM=AC/2=3AM=CM=AC/2=\sqrt3。よって
VOABC=13SOMB(AM+CM)=13⋅92⋅23=33. V_{OABC}=\frac13S_{OMB}(AM+CM) =\frac13\cdot\frac92\cdot2\sqrt3=3\sqrt3.

(4) NN を OBOB の中点とする。
a⃗⋅(b⃗−a⃗)=13−13=0,c⃗⋅(b⃗−c⃗)=13−13=0. \vec a\cdot(\vec b-\vec a)=13-13=0,\qquad \vec c\cdot(\vec b-\vec c)=13-13=0.
よって △OAB\triangle OAB は AA で、△OCB\triangle OCB は CC で直角である。直角三角形の斜辺の中点は3頂点から斜辺の半分の距離にあるので
NO=NB=NA=NC=OB2=52. NO=NB=NA=NC=\frac{OB}{2}=\frac52.
したがって4点を通る球の中心は NN、半径は 52\boxed{\frac52} である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 位置ベクトルの内積で距離を求める
  • 正三角形の面積
  • 内積による垂直判定
  • 余弦定理と三角形面積
  • 底面積と高さによる四面体体積
  • 直角三角形の斜辺中点

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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