神戸大学/2024年度/前期

2神戸大学 2024年 数学 第2問解答・解説

二次関数いろいろな式図形と方程式

1問題

神戸大学2024年度第2問
a,b,ca,b,c は実数で、a≠0a\neq 0 とする。放物線 CC と直線 ℓ1,ℓ2\ell_1,\ell_2 をそれぞれ
C:y=ax2+bx+c,ℓ1:y=−3x+3,ℓ2:y=x+3 C:y=ax^2+bx+c,\qquad \ell_1:y=-3x+3,\qquad \ell_2:y=x+3
で定める。ℓ1,ℓ2\ell_1,\ell_2 がともに CC に接するとき、以下の問に答えよ。(配点30点)

(1) bb を求めよ。また cc を aa を用いて表せ。

(2) CC が xx 軸と異なる2点で交わるとき、1a\frac{1}{a} のとりうる値の範囲を求めよ。

(3) CC と ℓ1\ell_1 の接点を PP、CC と ℓ2\ell_2 の接点を QQ、放物線 CC の頂点を RR とする。aa が(2)の条件を満たしながら動くとき、△PQR\triangle PQR の重心 GG の軌跡を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) b
    −1−1
  • (1) c
    3+1/a3+1/a
  • (2)
    −4<1/a<0−4<1/a<0
  • (3) locus
    y=(19/2)x+3y=(19/2)x+3
  • (3) range
    −2/3<x<0−2/3<x<0
  • (3)
    両端を含まない

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)
CC と ℓ1\ell_{1} の式から yy を消去すると
ax2+bx+c=−3x+3よりax2+(b+3)x+(c−3)=0 ax^{2}+bx+c=-3x+3 \quad\text{より}\quad ax^{2}+(b+3)x+(c-3)=0
ℓ1\ell_{1} は CC に接するから、この2次方程式は重解をもつ。判別式より
(b+3)2=4a(c−3)⋯① (b+3)^{2}=4a(c-3) \quad\cdots\text{①}
同様に、ℓ2\ell_{2} と CC の式から ax2+(b−1)x+(c−3)=0ax^{2}+(b-1)x+(c-3)=0 が重解をもつから
(b−1)2=4a(c−3)⋯② (b-1)^{2}=4a(c-3) \quad\cdots\text{②}
である。①−② より (b+3)2−(b−1)2=8b+8=0(b+3)^{2}-(b-1)^{2}=8b+8=0 となり、b=−1b=-1 である。
このとき②は 4=4a(c−3)4=4a(c-3) となり、a≠0a\neq 0 より c−3=1ac-3=\dfrac{1}{a}。よって c=3+1ac=3+\dfrac{1}{a} である。
(2)
b=−1b=-1、c=3+1ac=3+\dfrac{1}{a} より、CC と xx 軸の交点の xx の2次方程式 ax2−x+c=0ax^{2}-x+c=0 の判別式は
D=(−1)2−4ac=1−4a(3+1a)=−12a−3 D=(-1)^{2}-4ac=1-4a\left(3+\dfrac{1}{a}\right)=-12a-3
である。CC が xx 軸と異なる2点で交わるから D>0D>0、すなわち a<−14a<-\dfrac{1}{4} である。
a<−14<0a<-\dfrac{1}{4}<0 であるから、両辺の逆数をとると不等号の向きが変わり、
−4<1a<0 -4<\dfrac{1}{a}<0
となる。
(3)
t=1at=\dfrac{1}{a} とおく。(1)、(2) より b=−1b=-1、c=3+tc=3+t、−4<t<0-4<t<0 である。
接点 PP は ℓ1\ell_{1} との接点で、ax2+2x+1a=0ax^{2}+2x+\dfrac{1}{a}=0 の重解 x=−1a=−tx=-\dfrac{1}{a}=-t である。y=−3(−t)+3=3t+3y=-3(-t)+3=3t+3 より P(−t, 3t+3)P(-t,\,3t+3) である。
接点 QQ は ℓ2\ell_{2} との接点で、ax2−2x+1a=0ax^{2}-2x+\dfrac{1}{a}=0 の重解 x=1a=tx=\dfrac{1}{a}=t である。y=t+3y=t+3 より Q(t, t+3)Q(t,\,t+3) である。
頂点 RR の xx 座標は −b2a=12a=t2-\dfrac{b}{2a}=\dfrac{1}{2a}=\dfrac{t}{2}、yy 座標は c−b24a=3+t−t4=3+3t4c-\dfrac{b^{2}}{4a}=3+t-\dfrac{t}{4}=3+\dfrac{3t}{4} であるから、R(t2, 3+3t4)R\left(\dfrac{t}{2},\,3+\dfrac{3t}{4}\right) である。
三角形 PQRPQR の重心を G(X, Y)G(X,\,Y) とすると
X=−t+t+t23=t6,Y=(3t+3)+(t+3)+(3+3t4)3=3+19t12 X=\dfrac{-t+t+\dfrac{t}{2}}{3}=\dfrac{t}{6},\qquad Y=\dfrac{(3t+3)+(t+3)+\left(3+\dfrac{3t}{4}\right)}{3}=3+\dfrac{19t}{12}
である。t=6Xt=6X を YY の式に代入すると Y=192X+3Y=\dfrac{19}{2}X+3 となる。
また −4<t<0-4<t<0 より −23<X<0-\dfrac{2}{3}<X<0 である。
なお、PQ→=(2t, −2t)\overrightarrow{PQ}=(2t,\,-2t)、PR→=(3t2, −9t4)\overrightarrow{PR}=\left(\dfrac{3t}{2},\,-\dfrac{9t}{4}\right) で、t≠0t\neq 0 より両者は平行でないから、P, Q, RP,\,Q,\,R は一直線上になく三角形をつくる。
したがって、重心 GG の軌跡は直線 y=192x+3y=\dfrac{19}{2}x+3 のうち −23<x<0-\dfrac{2}{3}<x<0 の部分(両端を含まない)である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 接線条件と重解
  • 判別式による実数解数の判定
  • 平方完成による頂点・接点の座標
  • 重心座標と媒介変数消去

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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