神戸大学/2024年度/前期

1神戸大学 2024年 数学 第1問解答・解説

いろいろな式指数関数・対数関数数列

1問題

神戸大学2024年度第1問
cc を正の実数とする。各項が正である数列 {an}\{a_n\} を次のように定める。a1a_1 は関数
y=x+c−x2(0≦x≦c) y=x+\sqrt{c-x^2}\quad(0\leqq x\leqq\sqrt{c})
が最大値をとるときの xx の値とする。an+1a_{n+1} は関数
y=x+an−x2(0≦x≦an) y=x+\sqrt{a_n-x^2}\quad(0\leqq x\leqq\sqrt{a_n})
が最大値をとるときの xx の値とする。数列 {bn}\{b_n\} を bn=log⁡2anb_n=\log_{2}a_n で定める。以下の問に答えよ。(配点30点)

(1) a1a_1 を cc を用いて表せ。

(2) bn+1b_{n+1} を bnb_n を用いて表せ。

(3) 数列 {bn}\{b_n\} の一般項を nn と cc を用いて表せ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

関数 ft(x)=x+t−x2  (0≦x≦t)f_t(x)=x+\sqrt{t-x^2}\; (0\leqq x\leqq\sqrt t) を考える。ただし t>0t>0 とする。
ft(x)2=t+2xt−x2≦t+x2+(t−x2)=2t, f_t(x)^2=t+2x\sqrt{t-x^2}\leqq t+x^2+(t-x^2)=2t, ここで不等式は 2xt−x2≦x2+(t−x2)2x\sqrt{t-x^2}\leqq x^2+(t-x^2) より従う。定義域では x≧0x\geqq0 かつ t−x2≧0\sqrt{t-x^2}\geqq0 なので ft(x)≧0f_t(x)\geqq0 である。したがって上の平方の評価から ft(x)≦2tf_t(x)\leqq\sqrt{2t} が従う。また等号成立は x=t−x2x=\sqrt{t-x^2} のときであり、定義域内では x=t/2x=\sqrt{t/2} である。よって ft(x)f_t(x) は x=t/2x=\sqrt{t/2} で最大となる。

(1) t=ct=c とすれば、最大値をとるときの xx は a1=c2. a_1=\sqrt{\frac{c}{2}}.

(2) t=ant=a_n とすれば、定義より an+1=an2. a_{n+1}=\sqrt{\frac{a_n}{2}}. よって an>0a_n>0 を用いて対数をとると、bn+1=log⁡2an+1=log⁡2an2=12(log⁡2an−1)=12bn−12. b_{n+1}=\log_2 a_{n+1}=\log_2\sqrt{\frac{a_n}{2}}=\frac12(\log_2 a_n-1)=\frac12b_n-\frac12.

(3) 初項は b1=12log⁡2(c/2)b_1=\frac12\log_2(c/2) である。(2)より bn+1+1=12(bn+1)b_{n+1}+1=\frac12(b_n+1) だから、bn+1=(12)n−1(b1+1)=(12)n−1⋅12log⁡2(2c)=log⁡2(2c)2n. b_n+1=\left(\frac12\right)^{n-1}(b_1+1)=\left(\frac12\right)^{n-1}\cdot\frac12\log_2(2c)=\frac{\log_2(2c)}{2^n}. したがって bn=−1+log⁡2(2c)2n(n=1,2,…). b_n=-1+\frac{\log_2(2c)}{2^n}\quad(n=1,2,\ldots).

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 等式・不等式の証明
  • 対数とその性質
  • 漸化式
  • 等比数列の一般項と和

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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