日本医科大学/2023年度/前期

II日本医科大学 2023年 数学 第II問解答・解説

図形と計量二次関数いろいろな式図形と方程式図形の性質ベクトル

1問題

日本医科大学2023年度第II問
OO を原点とする xyzxyz 空間において、次の2つの球面 S1,S2S_1,S_2 が与えられている。
S1:x2+y2+(z−2)2=1, S_1:x^2+y^2+(z-2)^2=1,
S2:(x−1)2+(y−2)2+(z−3)2=5. S_2:(x-1)^2+(y-2)^2+(z-3)^2=5.
S1S_1 と S2S_2 の交わりの図形を EE とし、EE を含む平面 π\pi と xyxy 平面との交線を ℓ\ell とする。xyxy 平面において、ℓ\ell を yy 軸に関して対称移動して得られる直線を mm とする。ℓ\ell と mm の交点を AA、mm と xx 軸の交点を BB、ℓ\ell と xx 軸の交点を CC とし、EE 上の点を PP として四面体 PABCPABC を考えるとき、以下の各問に答えよ。問4については導出過程も記せ。

問1 π\pi の方程式を x,y,zx,y,z を用いて表せ。答えのみでよい。

問2 xyxy 平面内における ℓ\ell の方程式を x,yx,y を用いて表せ。答えのみでよい。

問3 xyxy 平面内における mm の方程式を x,yx,y を用いて表せ。答えのみでよい。

問4 四面体 PABCPABC の体積 VV の最小値を求めよ。また、そのときの PP の座標を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問1x+2y+z=3\text{問1}\quad x+2y+z=3。問2x+2y=3\text{問2}\quad x+2y=3。問3−x+2y=3\text{問3}\quad -x+2y=3。問4Vmin⁡=2, P=(13, 23, 43)\text{問4}\quad V_{\min}=2,\ P=\left(\dfrac{1}{3},\,\dfrac{2}{3},\,\dfrac{4}{3}\right)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

球面の差で共通円を含む平面を出す。底面の面積を決めた後、平面条件で一変数を消去し、球面上に点が存在するzの範囲を二次方程式の判別式で調べる。

解答

問1で、2つの球面の方程式を展開すると
S1: x2+y2+z2−4z+3=0,S2: x2+y2+z2−2x−4y−6z+9=0. S_1:\ x^2+y^2+z^2-4z+3=0,\qquad S_2:\ x^2+y^2+z^2-2x-4y-6z+9=0.
共通点では両式の差が0なので、交わり EE を含む平面は
π: x+2y+z=3. \pi:\ x+2y+z=3.

問2では xyxy 平面上で z=0z=0 とすれば
ℓ: x+2y=3. \ell:\ x+2y=3.
問3でこれを yy 軸に関して対称移動するには xx を −x-x に置き換えるので
m: −x+2y=3. m:\ -x+2y=3.

問4で、ℓ\ell と mm の交点は A=(0,3/2,0)A=(0,3/2,0)、mm と xx 軸の交点は B=(−3,0,0)B=(-3,0,0)、ℓ\ell と xx 軸の交点は C=(3,0,0)C=(3,0,0)。従って BC=6BC=6、点 AA から BCBC までの高さは 3/23/2 であり、底面積は
[ABC]=12⋅6⋅32=92. [ABC]=\frac12\cdot6\cdot\frac32=\frac92.

P=(x,y,z) を E 上の点P=(x,y,z)\text{ を }E\text{ 上の点} とする。P が平面 π 上にあることP\text{ が平面 }\pi\text{ 上にあること} より x=3−2y−zx=3-2y-z。これを S1S_1 に代入すると
(3−2y−z)2+y2+(z−2)2=1, (3-2y-z)^2+y^2+(z-2)^2=1,
すなわち yy について
5y2+(4z−12)y+2z2−10z+12=0.(1) 5y^2+(4z-12)y+2z^2-10z+12=0. \tag{1}
この二次方程式が実数解をもつため、その判別式は0以上である。従って
(4z−12)2−20(2z2−10z+12)≧0, (4z-12)^2-20(2z^2-10z+12)\geqq0,
−8(3z2−13z+12)=−8(3z−4)(z−3)≧0. -8(3z^2-13z+12)=-8(3z-4)(z-3)\geqq0.
よって 4/3≦z≦34/3\leqq z\leqq3。また PP が xyxy 平面上にないので、四面体の高さは ∣z∣=z|z|=z であり、体積は
V=13[ABC]z=32z≧2. V=\frac13[ABC]z=\frac32z\geqq2.
z=4/3z=4/3 のとき、(1)の判別式が0となり、重解
y=−4z−1210=23 y=-\frac{4z-12}{10}=\frac23
を得る。平面の式から x=3−2y−z=1/3x=3-2y-z=1/3。この点は S1S_1 上にあり、かつ π\pi 上にある。2球面の方程式の差は −2(x+2y+z−3)=0-2(x+2y+z-3)=0 なので、π\pi 上で S1S_1 の点は同時に S2S_2 上にもある。実際、P=(1/3,2/3,4/3)P=(1/3,2/3,4/3) を代入すると S1S_1 の左辺は 1/9+4/9+4/9=11/9+4/9+4/9=1、S2S_2 の左辺は 4/9+16/9+25/9=54/9+16/9+25/9=5。したがって最小値は達成され、Vmin⁡=2V_{\min}=2 である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 空間座標と空間ベクトル
  • 直線の方程式
  • 二次方程式の判別式
  • 二次不等式とグラフ
  • 空間図形の計量
  • 空間図形の性質

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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