弘前大学/2026年度/前期

2弘前大学 2026年 数学 第2問解答・解説

データの分析二次関数

難易度捨て可 レベル 5/10 目安 25分編集部の評価

対象人文社会・教育・農など医学科は解かない

1問題

弘前大学2026年度第2問
cc を実数とし、nn を自然数とする。実数 cc と、2n2n 以下のすべての自然数 1, 2, ⋯ , 2n1,\,2,\,\cdots,\,2n を並べた 2n+12n+1 個の値 c, 1, 2, ⋯ , 2nc,\,1,\,2,\,\cdots,\,2n からなるデータについて、その平均値を A(c)A(c)、中央値を M(c)M(c)、分散を V(c)V(c) とする。次の問いに答えよ。

(1) A(c)A(c) を nn と cc を用いて表せ。

(2) M(c)=nM(c)=n となる cc の値の範囲を求めよ。

(3) cc が (2) で求めた範囲を動くとき、V(c)V(c) の最小値を nn を用いて表せ。

出典:弘前大学 2026年度 前期 数学 第2問

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    A(c)=c2n+1+nA(c)=\dfrac{c}{2n+1}+n
  • (2)
    c≦nc\leqq n
  • (3)
    4n4+2n3−n2+n3(2n+1)2\dfrac{4n^{4}+2n^{3}-n^{2}+n}{3(2n+1)^{2}}(c=nc=n のとき)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

中央値は小さいほうから n+1n+1 番目の値で、cc がどこに入るかで変わる。分散は「2 乗の平均 − 平均の 2 乗」で cc の 2 次関数になり、軸 c=n+12c=n+\dfrac{1}{2} が範囲 c≦nc\leqq n の外にあるので、端 c=nc=n で最小になる。

解答

(1)

1+2+⋯+2n=n(2n+1)1+2+\cdots+2n=n(2n+1) だから
A(c)=c+n(2n+1)2n+1=c2n+1+n. A(c)=\dfrac{c+n(2n+1)}{2n+1}=\dfrac{c}{2n+1}+n.

(2)

M(c)M(c) は小さいほうから n+1n+1 番目の値である。c≦nc\leqq n のとき、小さいほうから n+1n+1 個は c, 1, ⋯ , nc,\,1,\,\cdots,\,n で、n+1n+1 番目は nn。n<c<n+1n<c<n+1 のとき n+1n+1 番目は cc、c≧n+1c\geqq n+1 のとき n+1n+1。よって M(c)=nM(c)=n となるのは c≦nc\leqq n のときである。

(3)

12+22+⋯+(2n)2=n(2n+1)(4n+1)31^{2}+2^{2}+\cdots+(2n)^{2}=\dfrac{n(2n+1)(4n+1)}{3} だから
V(c)=c22n+1+n(4n+1)3−(c2n+1+n)2=2n(2n+1)2{c2−(2n+1)c}+n(n+1)3. V(c)=\dfrac{c^{2}}{2n+1}+\dfrac{n(4n+1)}{3}-\left(\dfrac{c}{2n+1}+n\right)^{2}=\dfrac{2n}{(2n+1)^{2}}\{c^{2}-(2n+1)c\}+\dfrac{n(n+1)}{3}.
これは cc の 2 次関数で、軸は c=n+12c=n+\dfrac{1}{2}。c≦nc\leqq n では減少するから、c=nc=n で最小となり
V(n)=−2n⋅n(n+1)(2n+1)2+n(n+1)3=n(n+1)(4n2−2n+1)3(2n+1)2=4n4+2n3−n2+n3(2n+1)2. V(n)=-\dfrac{2n\cdot n(n+1)}{(2n+1)^{2}}+\dfrac{n(n+1)}{3}=\dfrac{n(n+1)(4n^{2}-2n+1)}{3(2n+1)^{2}}=\dfrac{4n^{4}+2n^{3}-n^{2}+n}{3(2n+1)^{2}}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 平均値と中央値
  • 分散の公式
  • 2次関数の最小値

答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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