弘前大学/2026年度/前期

9弘前大学 2026年 数学 第9問解答・解説

1問題

弘前大学2026年度第9問
箱A、Bがあり、時刻 n=1,2,3,⋯n=1,2,3,\cdots での箱A、Bに入っている玉の個数は次の規則に従うとする。
・時刻1での箱Aに入っている玉の個数は1である。時刻1での箱Bは空である。
・時刻 n+1n+1 での箱Aに入っている玉の個数は、時刻 nn での箱Aに入っている玉の個数と時刻 nn での箱Bに入っている玉の個数を合計した数である。時刻 n+1n+1 での箱Bに入っている玉の個数は、時刻 nn での箱Aに入っている玉の個数を2倍した数である。
時刻 nn での箱Aに入っている玉の個数を ana_n とし、時刻 nn での箱Bに入っている玉の個数を bnb_n とする。次の問いに答えよ。

(1) a1,a2a_1,a_2 を求めよ。

(2) n=1,2,3,⋯n=1,2,3,\cdots に対し、an+1,bn+1a_{n+1},b_{n+1} を an,bna_n,b_n を用いて表せ。

(3) 数列 {pn},{qn}\{p_n\},\{q_n\} を pn=an+1+an (n=1,2,3,⋯ ),qn=an+1−2an (n=1,2,3,⋯ )p_n=a_{n+1}+a_n\ (n=1,2,3,\cdots),\quad q_n=a_{n+1}-2a_n\ (n=1,2,3,\cdots) と定める。数列 {pn},{qn}\{p_n\},\{q_n\} の一般項をそれぞれ求めよ。さらに、数列 {an}\{a_n\} の一般項を求めよ。

(4) 極限 lim⁡n→∞an+1an\displaystyle\lim_{n\to\infty}\dfrac{a_{n+1}}{a_n} を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 1
    a1=1,a2=1a_1=1,a_2=1。
  • 2
    an+1=an+bna_{n+1}=a_n+b_n、bn+1=2anb_{n+1}=2a_n。
  • 3
    pn=2np_n=2^n、qn=(−1)nq_n=(-1)^n、an=2n−(−1)n3a_n=\frac{2^n-(-1)^n}3。
  • 4
    22。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

初期条件は、箱 AA に一個、箱 BB に零個である。次時刻の AA は合計 1+0=11+0=1 個なので、a2=1a_2=1 である。

(2)

それぞれの規則をそのまま数列で表す。したがって an+2=an+1+2ana_{n+2}=a_{n+1}+2a_n も成立する。

(3)

pn+1=an+2+an+1=2(an+1+an)=2pnp_{n+1}=a_{n+2}+a_{n+1}=2(a_{n+1}+a_n)=2p_n、p1=2p_1=2 なので、pn=2np_n=2^n である。
qn+1=an+2−2an+1=−an+1+2an=−qnq_{n+1}=a_{n+2}-2a_{n+1}=-a_{n+1}+2a_n=-q_n、q1=−1q_1=-1 なので、qn=(−1)nq_n=(-1)^n である。
pn−qn=3anp_n-q_n=3a_n から、ana_n の一般項を得る。

(4)

an+1an=2n+1−(−1)n+12n−(−1)n=2+(−1)n2n1−(−1)n2n\frac{a_{n+1}}{a_n}=\frac{2^{n+1}-(-1)^{n+1}}{2^n-(-1)^n}=\frac{2+\frac{(-1)^n}{2^n}}{1-\frac{(-1)^n}{2^n}}
である。n→∞n\to\infty で (−12)n→0(-\frac12)^n\to0 なので、極限は 22 となる。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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