秋田大学/2023年度

6秋田大学 2023年 数学 第6問解答・解説

場合の数と確率数学と人間の活動(整数)

1問題

秋田大学2023年度第6問
2個の文字aa、bbから重複を許してnn個(n=1,2,3,⋯n=1,2,3,\cdots)選んで一列に並べたものを「長さnの文字列」と呼ぶ。長さnの文字列Sが、長さnn未満の文字列 S′S' をくり返しmm回(m=2,3,⋯m=2,3,\cdots)用いて

S=S′S′⋯⋯S′⋯⋯(∗) S = S ^ {\prime} S ^ {\prime} \cdots \cdots S ^ {\prime} \quad \cdots \cdots (*)

と表現できるとき、S を「くり返し列」と呼ぶ。長さ n 未満のどのような文字列 S' を用いても (*) の形で表現できないとき、S を「非くり返し列」と呼ぶ。たとえば、長さ 6 の文字列 ababab は長さ 2 の文字列 ab の 3 回のくり返しで表現できるのでくり返し列であり、長さ 5 の文字列 babab は非くり返し列である。次の問いに答えなさい。

(i) 長さ3の非くり返し列の個数を求めなさい。

(ii) 長さ6の非くり返し列の個数を求めなさい。

(iii) 長さ8の非くり返し列の個数を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (i)6個,(ii)54個,(iii)240個.\begin{aligned} &\text{(i)}\quad 6\text{個},\\ &\text{(ii)}\quad 54\text{個},\\ &\text{(iii)}\quad 240\text{個}. \end{aligned}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

各文字位置にはa,ba,bの2通りの選び方があるので、長さnnの文字列は全部で2n2^n個ある。くり返し列は、長さnnを割り切る長さd<nd<nのブロックを反復したものに限られる。以下では、反復の最短ブロックごとに分けて数える。

(i) 33の真の約数は11だけである。長さ11のブロックを3回くり返した文字列はaaa,bbbaaa,bbbの2個なので、
23−2=6 2^3-2=6
個が非くり返し列である。

(ii) 長さ66のくり返し列の最短ブロック長は1,2,31,2,3のいずれかである。最短ブロック長が11のものは2個。長さ22のブロックが非くり返しであるものはab,baab,baの2個で、それぞれ3回くり返す。長さ33の非くり返しブロックは(i)より6個で、それぞれ2回くり返す。これらは最短ブロック長で分けた互いに重ならない場合である。したがってくり返し列は
2+2+6=10 2+2+6=10
個であり、非くり返し列は
26−10=64−10=54 2^6-10=64-10=54
個である。

(iii) 長さ88のくり返し列の最短ブロック長は1,2,41,2,4のいずれかである。長さ11の最短ブロックは2個、長さ22の非くり返しブロックは2個である。長さ44の非くり返しブロックは、全16個から最短ブロック長が11または22のものを除いて
24−(2+2)=12 2^4-(2+2)=12
個となる。最短ブロック長ごとの場合は互いに重ならないため、長さ88のくり返し列は
2+2+12=16 2+2+12=16
個である。よって非くり返し列は
28−16=256−16=240 2^8-16=256-16=240
個である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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