(1)
2800=24⋅52⋅7 であり、
2≡5≡−1, 7≡1(mod3) である。約数
d=2a5b7c(
0≦a≦4, 0≦b≦2, 0≦c≦1)の剰余は
(−1)a+b となる。
a の偶数・奇数の選び方はそれぞれ
3,2 通り、
b はそれぞれ
2,1 通りなので、
a+b が偶数となる組数a+b が奇数となる組数=3⋅2+2⋅1=8,=3⋅1+2⋅2=7.a+b が偶数となる組数=3⋅2+2⋅1=8,a+b が奇数となる組数=3⋅1+2⋅2=7.c は2通り独立に選べるから、
f(2800)=2⋅8=16, g(2800)=2⋅7=14。
(2)
n=3eN(
N は
3 で割り切れない)とし、
N=p1a1⋯prarq1b1⋯qsbs,pi≡1,qj≡2(mod3)と素因数分解する。3の正の倍数である約数は
f,g のどちらにも数えられないので、
f(n),g(n) は
N の約数だけから決まる。約数
d=p1u1⋯prurq1v1⋯qsvs に、剰余が1なら
+1、2なら
−1 の符号を対応させると、その符号は
ε(d)=(−1)∑jvj である。したがって
f(n)−g(n)=d∑ε(d)(d は N の約数)=(a1+1)⋯(ar+1)(v=0∑b1(−1)v)⋯(v=0∑bs(−1)v)≧0.各括弧内は
bj が偶数なら
1、奇数なら
0 である。よって
f(n)≧g(n)。
(3)
A=(a1+1)⋯(ar+1), C=(b1+1)⋯(bs+1) とおくと、
f(n)+g(n)=AC である。(2)より、いずれかの
bj が奇数なら
f(n)−g(n)=0 なので、
g(n)=15 の場合
f(n)=15 となる。すべての
bj が偶数なら
C は奇数で、
f(n)−g(n)=A である。この場合
g(n)=2AC−A=2A(C−1)=15より
A(C−1)=30。
C−1 は正の偶数で30の約数だから、
C−1=2,6,10,30、すなわち
(C,A)=(3,15),(7,5),(11,3),(31,1) である。従ってこの場合
f(n)=g(n)+A は
30,20,18,16 となり、以下の
n でそれぞれ実現する。
(A,C)(15,3)(5,7)(3,11)(1,31)n22⋅72⋅13426⋅134210⋅72230f(n)30201816また
f(n)=15 は
n=2⋅72⋅134(このとき
A=15,C=2)で実現する。以上より、求める値は
{15,16,18,20,30}。
約数を素因数の指数で表し、3で割った余りを指数和の偶奇で数える。個数の差は交代和の積となるため非負で、g=15の場合は30の約数を調べて全候補と実現例を示す。