北里大学/2023年度/一般
1北里大学 2023年 数学 第1問解答・解説
1問題
北里大学2023年度第1問
次の各文の□にあてはまる答を求めよ。
(1) 8の6乗根のうち、実部が正で虚部が負である複素数を とする。このとき であり、 である。複素数平面において、点 を中心とする円 が実軸と2点 で交わり、 を満たしている。このとき、円 の半径 は である。また、円 の内部にある複素数のうち、実部、虚部ともに0以上の整数であるものの個数は である。
(2) 点 は不等式 の表す領域を動くとする。このとき、 の最大値は であり、 の最大値は である。また、 の最大値は である。
(3) 、 とし、正の整数 に対して とおく。このとき、 の値はそれぞれ 、 であり、 を と を用いて表すと である。また、 の整数部分を とするとき、 を10で割ると 余る。
(4) 正の整数 に対して、 の正の約数の個数を とする。例えば、12の正の約数は1、2、3、4、6、12の6個であるから、 である。
(i) である。
(ii) を満たす正の整数 のうち、2番目に小さいものは である。
(iii) 大小2つのサイコロを投げるとき、出る目の積を とおく。 となる確率は である。
(iv) 正の整数 と は互いに素で、等式 を満たすとする。このとき、 を最小にする と の組 は である。
(1) 8の6乗根のうち、実部が正で虚部が負である複素数を とする。このとき であり、 である。複素数平面において、点 を中心とする円 が実軸と2点 で交わり、 を満たしている。このとき、円 の半径 は である。また、円 の内部にある複素数のうち、実部、虚部ともに0以上の整数であるものの個数は である。
(2) 点 は不等式 の表す領域を動くとする。このとき、 の最大値は であり、 の最大値は である。また、 の最大値は である。
(3) 、 とし、正の整数 に対して とおく。このとき、 の値はそれぞれ 、 であり、 を と を用いて表すと である。また、 の整数部分を とするとき、 を10で割ると 余る。
(4) 正の整数 に対して、 の正の約数の個数を とする。例えば、12の正の約数は1、2、3、4、6、12の6個であるから、 である。
(i) である。
(ii) を満たす正の整数 のうち、2番目に小さいものは である。
(iii) 大小2つのサイコロを投げるとき、出る目の積を とおく。 となる確率は である。
(iv) 正の整数 と は互いに素で、等式 を満たすとする。このとき、 を最小にする と の組 は である。
まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。
タイマー
15:00
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) ア
- (1) イ
- (1) ウ
- (1) エ
- (2) オ
- (2) カ
- (2) キ
- (3) ク
- (3) ケ
- (3) コ
- (3) サ
- (4) シ
- (4) ス
- (4) セ
- (4) ソ
3解答
解答を見る途中式つきの解答
解答
(1)
の根の偏角は である。実部が正で虚部が負となるものは
また だから
円の中心 から実軸までの距離は、 の虚部の絶対値 である。実軸との交点を結ぶ弦の長さより
非負の整数 に対し、点 が円の内部にある条件は
すなわち
では の4個、 では の3個が該当する。 では
なので該当しない。従って個数は である。
(2)
、 と置くと である。
分母は である。 とすると
中かっこの中は、ベクトル と の内積であり、内積は二つのベクトルの大きさの積以下だから、高々
である。よって最初の比は 以下で、 のとき等号となるから、最大値は である。
等号は で成り立ち、最大値は である。
最後の比は
より
したがってこの比は 以下であり、 で等号となる。最大値は である。
(3)
、 だから
各根は を満たすため、 である。、 としてこの漸化式を 10 で割った余りで計算すると、余りは の順に周期 4 で繰り返す。さらに より、 なので
従って である。 より を 10 で割った余りは である。
(4)
より、 である。
となる素因数の指数の型は または (、 は異なる素数)である。前者の最小は 。後者で素数が 、 のときは と になり、他の素数の組では最小でも である。従って 2 番目は である。
大小 2 つのさいころの目の組は 36 通りで、順序をつけて考える。 となる は または異なる 2 つの素数の積であり、1 から 36 の範囲でさいころの目の積として現れるのは
これらを作る目の組はそれぞれ 4 通り、2 通り、2 通り、2 通りで、計 10 通り。確率は である。
、 とおく。、 は互いに素なので であり、条件は
、 は正の整数だから、可能性は である。 では であり、 を満たす最小の は なので が得られる。他の組では 、 となり である。互いに素な 2 以上の整数の積が 6 以下となるのは と の組だけだが、そのとき で候補にない。従って他の組では である。最小にする組は
の根の偏角は である。実部が正で虚部が負となるものは
また だから
円の中心 から実軸までの距離は、 の虚部の絶対値 である。実軸との交点を結ぶ弦の長さより
非負の整数 に対し、点 が円の内部にある条件は
すなわち
では の4個、 では の3個が該当する。 では
なので該当しない。従って個数は である。
(2)
、 と置くと である。
分母は である。 とすると
中かっこの中は、ベクトル と の内積であり、内積は二つのベクトルの大きさの積以下だから、高々
である。よって最初の比は 以下で、 のとき等号となるから、最大値は である。
等号は で成り立ち、最大値は である。
最後の比は
より
したがってこの比は 以下であり、 で等号となる。最大値は である。
(3)
、 だから
各根は を満たすため、 である。、 としてこの漸化式を 10 で割った余りで計算すると、余りは の順に周期 4 で繰り返す。さらに より、 なので
従って である。 より を 10 で割った余りは である。
(4)
より、 である。
となる素因数の指数の型は または (、 は異なる素数)である。前者の最小は 。後者で素数が 、 のときは と になり、他の素数の組では最小でも である。従って 2 番目は である。
大小 2 つのさいころの目の組は 36 通りで、順序をつけて考える。 となる は または異なる 2 つの素数の積であり、1 から 36 の範囲でさいころの目の積として現れるのは
これらを作る目の組はそれぞれ 4 通り、2 通り、2 通り、2 通りで、計 10 通り。確率は である。
、 とおく。、 は互いに素なので であり、条件は
、 は正の整数だから、可能性は である。 では であり、 を満たす最小の は なので が得られる。他の組では 、 となり である。互いに素な 2 以上の整数の積が 6 以下となるのは と の組だけだが、そのとき で候補にない。従って他の組では である。最小にする組は
読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。
この問題で使う考え方
- 極形式
- 平方完成と距離
- コーシー・シュワルツの不等式
- 合同式の周期
- 素因数分解
- 順序つき標本空間
- 約数関数の乗法性
答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。
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