東北大学/2025年度

3東北大学 2025年 数学 第3問解答・解説

いろいろな式微分・積分の考え

1問題

東北大学2025年度第3問
a を実数とし、関数 f(x)f(x) を次のように定める。

f(x)=x4+4a3x3+(a+2)x2 f (x) = x ^ {4} + \frac {4 a}{3} x ^ {3} + (a + 2) x ^ {2}

このとき、以下の問いに答えよ。

(1) 関数 f(x)f(x) が極大値をもつような a のとり得る値の範囲を求めよ。

(2) 関数 f(x)f(x) が x = 0 で極大値をもつような a のとり得る値の範囲を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    a<−2, −2<a<1−5, 1+5<aa<-2,\ -2<a<1-\sqrt5,\ 1+\sqrt5<a
  • (2)
    a<−2a<−2

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1) 
f′(x)=4x3+4ax2+2(a+2)x=2xq(x),q(x)=2x2+2ax+a+2. f'(x)=4x^3+4ax^2+2(a+2)x=2xq(x),\qquad q(x)=2x^2+2ax+a+2.
まず a<−2a<-2 なら
f(x)=x2(x2+4a3x+a+2) f(x)=x^2\left(x^2+\frac{4a}{3}x+a+2\right)
であり、括弧内は x=0x=0 で負なので、x=0x=0 は極大点である。

a=−2a=-2 のときは f′(x)=4x2(x−2)f'(x)=4x^2(x-2) となる。x=0x=0 の前後で導関数は負のままであり、x=2x=2 は極小点だから、極大点はない。

次に a>−2a>-2 とする。このとき x=0x=0 は極小点であり、極大点があれば q(x)=0q(x)=0 の根で生じる。判別式は
D=4a2−8(a+2)=4((a−1)2−5) D=4a^2-8(a+2)=4\bigl((a-1)^2-5\bigr)
である。−2<a<1−5-2<a<1-\sqrt5 では D>0D>0、二根の和 −a>0-a>0 と積 (a+2)/2>0(a+2)/2>0 より、二根はともに正である。小さい方の根を通るとき、f′(x)=2xq(x)f'(x)=2xq(x) は正から負に変わるため、そこが極大点となる。a>1+5a>1+\sqrt5 では二根はともに負であり、大きい方の根を通るとき f′f' は正から負に変わるので、やはり極大点がある。

一方、1−5≦a≦1+51-\sqrt5\leqq a\leqq1+\sqrt5 では D≦0D\leqq0。二重根となる端点でも qq の符号は変わらず、極大点は生じない。以上と a=−2a=-2 の場合を合わせると、求める範囲は
a<−2 または −2<a<1−5 または a>1+5 a<-2\text{ または }-2<a<1-\sqrt5\text{ または }a>1+\sqrt5
である。

(2)  f(0)=0f(0)=0 であり、
f(x)=x2(x2+4a3x+a+2). f(x)=x^2\left(x^2+\frac{4a}{3}x+a+2\right).
a+2<0a+2<0、すなわち a<−2a<-2 なら括弧内は x=0x=0 の近くで負となるため、f(x)<f(0)f(x)<f(0)(x≠0x\ne0 が十分小さいとき)であり、x=0x=0 は極大点である。a+2>0a+2>0 なら同様に括弧内は近くで正なので、x=0x=0 は極小点となる。a=−2a=-2 では
f(x)=x3(x−83) f(x)=x^3\left(x-\frac83\right)
となり、x=0x=0 の左右で符号が異なるので極値をもたない。したがって求める範囲は
a<−2 a<-2
である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 多項式の微分
  • 二次式の判別式
  • 解と係数の関係
  • 導関数の符号変化

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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