滋賀医科大学/2025年度/前期
3滋賀医科大学 2025年 数学 第3問解答・解説
1問題
滋賀医科大学2025年度第3問
を0でない実数、 を実数とする。 平面上で、曲線
を考える。
(1) の接線のうち、原点を通るものは何本あるか。
(2) ある2本の の接線が垂直になるような の範囲を 平面上に図示せよ。
(3) ある3本の の接線が正三角形を囲むような の範囲を 平面上に図示せよ。ただし、3本の直線が正三角形を囲むとは、それらがある正三角形の各辺を延長してできる3直線になっていることである。
を考える。
(1) の接線のうち、原点を通るものは何本あるか。
(2) ある2本の の接線が垂直になるような の範囲を 平面上に図示せよ。
(3) ある3本の の接線が正三角形を囲むような の範囲を 平面上に図示せよ。ただし、3本の直線が正三角形を囲むとは、それらがある正三角形の各辺を延長してできる3直線になっていることである。
まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。
タイマー
15:00
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1)1本
- (2)(平面の第II・第IV象限)
- (3)または (境界を含まない)
3解答
解答を見る途中式つきの解答
解答
曲線上の点の 座標を とすると、その点における接線は
である。したがって接線の傾きと 切片をそれぞれ とおけば、、 である。
(1) 接線が原点を通るための条件は である。 より となり、このときの接線は である。よって、原点を通る接線は 本である。
(2) 2直線が垂直であるための条件は、傾きを として となることである。 なら であるから、傾きに正と負の両方が含まれるための必要条件は である。逆に なら、、 と選ぶと、どちらも 以上であり である。各傾きは として実現できる。よって のときは である。
なら であるから、必要条件は である。 のとき 、 と選ぶと、どちらも 以下で積は であり、 として実現できる。したがって求める範囲は である。
(3) 直線の傾きが であるとき、その直線の方向角を ()とすれば である。正三角形の各辺を含む3直線の方向は、向きを 周期で考えると ずつ隔たる。3方向を含む最短の弧の長さは である。
で となる角を とおく。 の場合、接線の傾きは なので方向角は に限られる。この区間の長さは である。3方向が入るにはこの長さが より大きくなければならない(右端 は接線の方向として得られない)。これは と同値である。
の場合は なので であり、同様に 、すなわち が必要である。
この条件が満たされるとき、方向角を3つ選び、隣り合うものの差を とし、すべてを上記の方向角区間の内部に置ける。それらの傾きを とする。 では 、 では と選べるので、各 について とおけば、これらを傾きとする接線が得られる。
これら3本が1点 で交わると仮定すると、接点の 座標 はすべて方程式 の解となる。この方程式の の係数は だから、解と係数の関係より となる。しかし なのでこれは不可能である。3本は共点でなく、傾きも互いに異なるから三角形を囲み、その辺の方向が ずつ異なるので正三角形である。したがって求める範囲は または である。
である。したがって接線の傾きと 切片をそれぞれ とおけば、、 である。
(1) 接線が原点を通るための条件は である。 より となり、このときの接線は である。よって、原点を通る接線は 本である。
(2) 2直線が垂直であるための条件は、傾きを として となることである。 なら であるから、傾きに正と負の両方が含まれるための必要条件は である。逆に なら、、 と選ぶと、どちらも 以上であり である。各傾きは として実現できる。よって のときは である。
なら であるから、必要条件は である。 のとき 、 と選ぶと、どちらも 以下で積は であり、 として実現できる。したがって求める範囲は である。
(3) 直線の傾きが であるとき、その直線の方向角を ()とすれば である。正三角形の各辺を含む3直線の方向は、向きを 周期で考えると ずつ隔たる。3方向を含む最短の弧の長さは である。
で となる角を とおく。 の場合、接線の傾きは なので方向角は に限られる。この区間の長さは である。3方向が入るにはこの長さが より大きくなければならない(右端 は接線の方向として得られない)。これは と同値である。
の場合は なので であり、同様に 、すなわち が必要である。
この条件が満たされるとき、方向角を3つ選び、隣り合うものの差を とし、すべてを上記の方向角区間の内部に置ける。それらの傾きを とする。 では 、 では と選べるので、各 について とおけば、これらを傾きとする接線が得られる。
これら3本が1点 で交わると仮定すると、接点の 座標 はすべて方程式 の解となる。この方程式の の係数は だから、解と係数の関係より となる。しかし なのでこれは不可能である。3本は共点でなく、傾きも互いに異なるから三角形を囲み、その辺の方向が ずつ異なるので正三角形である。したがって求める範囲は または である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。
この問題で使う考え方
- 接線の方程式
- 傾きと方向角
- 解と係数の関係
答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。
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