大阪大学/2024年度/前期

3大阪大学 2024年 数学 第3問解答・解説

図形の性質ベクトル

1問題

大阪大学2024年度第3問
空間内の2直線 ℓ,m\ell,m はねじれの位置にあるとする。ℓ\ell と mm の両方に直交する直線がただ1つ存在することを示せ。

(配点率 20%20\%)

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 共通垂線はただ1つ存在する。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

ℓ\ell を含み mm に平行な平面を xyxy 平面にとり、ℓ\ell を xx 軸とする直交座標を選ぶ。mm の方向ベクトルは (a,b,0)(a,b,0) と書け、ℓ,m\ell,m は平行でないから b≠0b\ne0。この座標で
ℓ: P=(x,0,0),m: Q=(p+at,q+bt,r)(t は実数) \ell:\ P=(x,0,0),\qquad m:\ Q=(p+at,q+bt,r)\quad(t\text{ は実数})
と表せる。もし r=0r=0 なら mm は xyxy 平面内にあり、b≠0b\ne0 より q+bt=0q+bt=0 となる点を持つので ℓ\ell と交わる。これはねじれの条件に反するから r≠0r\ne0。

ℓ\ell の方向 (1,0,0)(1,0,0) と mm の方向 (a,b,0)(a,b,0) の両方に垂直な方向は鉛直方向だけである。従って共通垂線の両足 P,QP,Q は同じ xx 座標・yy 座標を持ち、
q+bt=0,x=p+at q+bt=0,\qquad x=p+at
を満たす。b≠0b\ne0 より t=−q/bt=-q/b はただ1つに定まり、続いて xx もただ1つに定まる。このとき
Q−P=(0,0,r)≠(0,0,0) Q-P=(0,0,r)\ne(0,0,0)
なので P,QP,Q を結ぶ直線が定まり、両方向に垂直だから共通垂線である。どの共通垂線も同じ条件を満たし、t,xt,x は一意なので、この共通垂線はただ1つである。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 直交座標の設定
  • 方向ベクトルの成分表示
  • 垂直条件を一次方程式で解く
  • 構成による一意性証明

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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