獨協医科大学/2024年度/1日目

2獨協医科大学 2024年 数学 第2問解答・解説

図形と計量図形の性質ベクトル

1問題

獨協医科大学2024年度第2問
座標空間に球面 S:x2+y2+z2−4x+2y−9=0S: x^2+y^2+z^2-4x+2y-9=0 があり、点 A(3,2,−2)A(3,2,-2) は球面 SS 上の点である。
点 (3,4,6)(3,4,6) を通り、d⃗=(1,1,2)\vec{d}=(1,1,2) に平行な直線を ℓ\ell とし、ℓ\ell と SS の2つの交点のうち、xx 座標が負であるものを BB、正であるものを CC とする。
(1) 点 B,CB,C の座標は、それぞれ
B(−ア,イ,−ウ),C(エ,オ,カ) B\left(-\boxed{\text{ア}},\boxed{\text{イ}},-\boxed{\text{ウ}}\right),\qquad C\left(\boxed{\text{エ}},\boxed{\text{オ}},\boxed{\text{カ}}\right)
である。
(2) 平面 ABCABC に垂直で、かつ yy 成分が正であるような単位ベクトルの成分表示は
1キク(ケコ,サ,シス) \frac{1}{\sqrt{\boxed{\text{キク}}}}\left(\boxed{\text{ケコ}},\boxed{\text{サ}},\boxed{\text{シス}}\right)
である。
(3) 三角形 ABCABC の外心を JJ とすると、JJ の座標は
J(セソ,タソ,チツソ) J\left(\frac{\text{セ}}{\text{ソ}},\frac{\text{タ}}{\text{ソ}},\frac{\text{チツ}}{\text{ソ}}\right)
である。
(4) 球面 SS 上に点 DD をとる。ただし、点 DD は平面 ABCABC 上にないものとする。このとき、四面体 ABCDABCD の体積の最大値は
テ+トナニヌ \boxed{\text{テ}}+\frac{\boxed{\text{トナ}}\sqrt{\boxed{\text{ニ}}}}{\boxed{\text{ヌ}}}
である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    B=(−1,0,−2), C=(1,2,2)B=(-1,0,-2),\ C=(1,2,2)
  • (2)
    121(−2,4,−1)\dfrac{1}{\sqrt{21}}(-2,4,-1)
  • (3)
    J=(67,97,−47)J=\left(\dfrac67,\dfrac97,-\dfrac47\right)
  • (4)
    8+14638+\dfrac{14\sqrt6}{3}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

球面の式を平方完成すると
(x−2)2+(y+1)2+z2=14 (x-2)^2+(y+1)^2+z^2=14
となる。中心を O(2,−1,0)O(2,-1,0)、半径を 14\sqrt{14} とする。
(1) 直線 ℓ\ell 上の点を P(t)=(3+t,4+t,6+2t)P(t)=(3+t,4+t,6+2t) とおく。これを球面の式に代入すると
(3+t)2+(4+t)2+(6+2t)2−4(3+t)+2(4+t)−9=0, (3+t)^2+(4+t)^2+(6+2t)^2-4(3+t)+2(4+t)-9=0,
すなわち 6t2+36t+48=06t^2+36t+48=0、したがって (t+2)(t+4)=0(t+2)(t+4)=0 である。よって t=−4,−2t=-4,-2。それぞれの点は (−1,0,−2)(-1,0,-2)、(1,2,2)(1,2,2) で、前者の xx 座標は負、後者は正だから、B=(−1,0,−2), C=(1,2,2)B=(-1,0,-2),\ C=(1,2,2) である。
(2) AB→=(−4,−2,0)\overrightarrow{AB}=(-4,-2,0)、AC→=(−2,0,4)\overrightarrow{AC}=(-2,0,4) とする。平面 ABCABC の法線ベクトルを n⃗=(p,q,r)\vec n=(p,q,r) とすると、内積がともに 00 なので
−4p−2q=0,−2p+4r=0. -4p-2q=0,\qquad -2p+4r=0.
ここで p=−2p=-2 とすれば q=4, r=−1q=4,\ r=-1 となり、n⃗=(−2,4,−1)\vec n=(-2,4,-1) を得る。このベクトルの長さは 4+16+1=21\sqrt{4+16+1}=\sqrt{21} で、yy 成分は正である。したがって求める単位ベクトルは 121(−2,4,−1)\dfrac{1}{\sqrt{21}}(-2,4,-1) である。
(3) 平面 ABCABC の方程式は、法線ベクトルと点 AA を用いて
−2x+4y−z=−2⋅3+4⋅2−(−2)=4 -2x+4y-z=-2\cdot3+4\cdot2-(-2)=4
と表せる。外心 J=(x,y,z)J=(x,y,z) はこの平面上にあり、JA=JB=JCJA=JB=JC を満たす。平方距離を比較すると、∣JA∣2=∣JB∣2|JA|^2=|JB|^2 から 2x+y=32x+y=3、∣JA∣2=∣JC∣2|JA|^2=|JC|^2 から x−2z=2x-2z=2 を得る。これらと −2x+4y−z=4-2x+4y-z=4 を解くと
x=67,y=97,z=−47. x=\frac67,\qquad y=\frac97,\qquad z=-\frac47.
実際、
∣JA∣2=∣JB∣2=∣JC∣2=507 |JA|^2=|JB|^2=|JC|^2=\frac{50}{7}
となるので、J=(67,97,−47)J=\left(\frac67,\frac97,-\frac47\right) である。
(4) まず三角形 ABCABC の面積を求める。∣AB∣=∣AC∣=25|AB|=|AC|=2\sqrt5、また AB→⋅AC→=8\overrightarrow{AB}\cdot\overrightarrow{AC}=8 だから、AA の角を θ\theta とすれば cos⁡θ=8(25)(25)=25\cos\theta=\dfrac{8}{(2\sqrt5)(2\sqrt5)}=\dfrac25。よって sin⁡θ=215\sin\theta=\dfrac{\sqrt{21}}5 であり、
[ABC]=12∣AB∣∣AC∣sin⁡θ=221. [ABC]=\frac12|AB||AC|\sin\theta=2\sqrt{21}.
平面の法線ベクトルは n⃗=(−2,4,−1)\vec n=(-2,4,-1)、その長さは 21\sqrt{21} である。中心 OO から平面 −2x+4y−z=4-2x+4y-z=4 までの距離は
∣(−2)⋅2+4⋅(−1)−0−4∣21=1221. \frac{|(-2)\cdot2+4\cdot(-1)-0-4|}{\sqrt{21}}=\frac{12}{\sqrt{21}}.
球面上の点 DD を D=O+u⃗D=O+\vec u、∣u⃗∣=14|\vec u|=\sqrt{14} と書くと、平面からの符号付き距離は
−12+n⃗⋅u⃗21. \frac{-12+\vec n\cdot\vec u}{\sqrt{21}}.
内積の絶対値は ∣n⃗⋅u⃗∣≦2114|\vec n\cdot\vec u|\leqq \sqrt{21}\sqrt{14} だから、平面からの距離の最大値は 1221+14\dfrac{12}{\sqrt{21}}+\sqrt{14} である。この値は u⃗=−1421n⃗\vec u=-\dfrac{\sqrt{14}}{\sqrt{21}}\vec n のときに実現し、この点は平面上にない。よって四面体の体積の最大値は
13⋅221(14+1221)=8+1463. \frac13\cdot2\sqrt{21}\left(\sqrt{14}+\frac{12}{\sqrt{21}}\right)=8+\frac{14\sqrt6}{3}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 空間図形の計量
  • 三角比による面積
  • 三角比と相互関係
  • 空間図形の性質
  • 三角形の中心
  • ベクトルの成分表示
  • ベクトルの内積
  • 空間座標と空間ベクトル
  • ベクトルによる図形の考察

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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