大阪大学/2022年度/前期

3大阪大学 2022年 数学 第3問解答・解説

二次関数図形と方程式微分・積分の考え

1問題

大阪大学2022年度第3問
正の実数 tt に対し、座標平面上の2点 P(0,t)P(0,t) と Q(1t,0)Q\left(\dfrac{1}{t},0\right) を考える。tt が 1≦t≦21\leqq t\leqq 2 の範囲を動くとき、座標平面内で線分 PQPQ が通過する部分を図示せよ。
(配点率 20%20\%)

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 0≦x≦10\leqq x\leqq1 で、L(x)≦y≦U(x)L(x)\leqq y\leqq U(x)(境界を含む)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

線分 PQPQ 上の点 (x,y)(x,y) は、1≦t≦21\leqq t\leqq2 を満たすある tt に対し
y=t−t2x,0≦x≦1t y=t-t^2x,\qquad 0\leqq x\leqq\frac1t
を満たす。したがって 0≦x≦10\leqq x\leqq1。固定した x>0x>0 に対し、許される tt の範囲は 1≦t≦min⁡(2,1/x)1\leqq t\leqq\min(2,1/x) である。高さを h(t)=t−xt2h(t)=t-xt^2 とすると h′(t)=1−2xth'(t)=1-2xt, h′′(t)=−2x≦0h''(t)=-2x\leqq0 なので、最大値は端点または頂点、最小値は端点で得られる。

0≦x≦1/40\leqq x\leqq1/4 では hh は 1≦t≦21\leqq t\leqq2 で増加するから、最小値は 1−x1-x、最大値は 2−4x2-4x。1/4≦x≦1/21/4\leqq x\leqq1/2 では頂点 t=1/(2x)t=1/(2x) が区間内にあり、最大値は 1/(4x)1/(4x)。最小値は端点の値 1−x1-x と 2−4x2-4x の小さい方で、境目は x=1/3x=1/3。1/2≦x≦11/2\leqq x\leqq1 では許される範囲は 1≦t≦1/x1\leqq t\leqq1/x で hh は減少するため、最大値は 1−x1-x、最小値は 00 となる。連続性より、各 xx で上下境界の間の全ての点が通過領域に含まれる。

したがって 0≦x≦10\leqq x\leqq1 における下境界 L(x)L(x) と上境界 U(x)U(x) は
x の範囲下側上側0≦x≦1/41−x2−4x1/4≦x≦1/31−x1/(4x)1/3≦x≦1/22−4x1/(4x)1/2≦x≦101−x \begin{array}{c|c|c} x\text{ の範囲}&\text{下側}&\text{上側}\\\hline 0\leqq x\leqq1/4&1-x&2-4x\\ 1/4\leqq x\leqq1/3&1-x&1/(4x)\\ 1/3\leqq x\leqq1/2&2-4x&1/(4x)\\ 1/2\leqq x\leqq1&0&1-x \end{array}
である。境界には y=1−xy=1-x, y=2−4xy=2-4x, 包絡線 y=1/(4x)y=1/(4x)、xx 軸の該当部分を用い、その間を塗る。

線分上をy=t−t2xy=t-t^{2}xで表し、固定したxxで許されるttの区間を求める。h(t)=t−xt2h(t)=t-xt^{2}の頂点と端点の値を比べれば上下境界が得られる。上側は2−4x、1/(4x)、1−xとつながり、下側は1−x、2−4x、0とつながる。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 媒介変数で線分上の点を表す
  • 固定xでパラメータ範囲を求める
  • 二次関数の頂点と端点を比較

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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