大阪医科薬科大学/2025年度/前期

2大阪医科薬科大学 2025年 数学 第2問解答・解説

ベクトル

難易度勝負 レベル 5/10 目安 25分編集部の評価

対象医学部医学科

1問題

大阪医科薬科大学2025年度第2問
xyzxyz 空間において、原点を通り、ベクトル m⃗=(−6, 2, 5)\vec{m}=(-6,\,2,\,5) に平行な直線 ll があり、また、点 A(−10, 0, 14)\mathrm{A}(-10,\,0,\,14)、B(8, −1, −3)\mathrm{B}(8,\,-1,\,-3) がある。次の問いに答えよ。

(1) 点Aから直線 ll に垂線をおろし ll との交点をC、同様に点Bから直線 ll に垂線をおろし ll との交点をDとする。CとDの座標を求めよ。また、ベクトルの大きさ ∣AC→∣|\overrightarrow{\mathrm{AC}}| と ∣BD→∣|\overrightarrow{\mathrm{BD}}| を求めよ。

(2) 4点A, B, C, Dは同一平面上にないことを示せ。

(3) ll 上に動点Pがあるとき、線分の長さの和 AP+BP\mathrm{AP}+\mathrm{BP} の最小値と、そのときの点Pの座標を求めよ。

出典:大阪医科薬科大学 2025年度 前期 数学 第2問

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    C(−12, 4, 10)\mathrm{C}(-12,\,4,\,10)、D(6, −2, −5)\mathrm{D}(6,\,-2,\,-5)、∣AC→∣=6|\overrightarrow{\mathrm{AC}}|=6、∣BD→∣=3|\overrightarrow{\mathrm{BD}}|=3
  • (2)
    (証明)AC→\overrightarrow{\mathrm{AC}} と BD→\overrightarrow{\mathrm{BD}} はどちらも ll に垂直で、平行でない
  • (3)
    最小値 3743\sqrt{74}、P(0, 0, 0)\mathrm{P}(0,\,0,\,0)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

垂線の足は tm⃗t\vec{m} で t=OA→⋅m⃗∣m⃗∣2t=\dfrac{\overrightarrow{\mathrm{OA}}\cdot\vec{m}}{|\vec{m}|^{2}}。(3) は、Aを含む ll のまわりの面とBを含む面を、ll を軸に開いて1つの平面にすると、2点を結ぶ線分の長さが最小値になる。

解答

∣m⃗∣2=65|\vec{m}|^{2}=65。

(1) OA→⋅m⃗=60+70=130\overrightarrow{\mathrm{OA}}\cdot\vec{m}=60+70=130 より C=2m⃗=(−12, 4, 10)\mathrm{C}=2\vec{m}=(-12,\,4,\,10)。OB→⋅m⃗=−48−2−15=−65\overrightarrow{\mathrm{OB}}\cdot\vec{m}=-48-2-15=-65 より D=−m⃗=(6, −2, −5)\mathrm{D}=-\vec{m}=(6,\,-2,\,-5)。AC→=(−2, 4, −4)\overrightarrow{\mathrm{AC}}=(-2,\,4,\,-4)、∣AC→∣=6|\overrightarrow{\mathrm{AC}}|=6。BD→=(−2, −1, −2)\overrightarrow{\mathrm{BD}}=(-2,\,-1,\,-2)、∣BD→∣=3|\overrightarrow{\mathrm{BD}}|=3。

(2) 4点が同一平面上にあるとすると、その平面は異なる2点C, Dを通るので ll を含む。その平面の中で AC→\overrightarrow{\mathrm{AC}}、BD→\overrightarrow{\mathrm{BD}} はどちらも ll に垂直なので平行になるはずだが、(−2, 4, −4)(-2,\,4,\,-4) と (−2, −1, −2)(-2,\,-1,\,-2) は平行でない。よって同一平面上にない。

(3) ll 上の位置を、原点からの符号付きの距離 uu(m⃗\vec{m} の向きを正)で表すと、Cは u=265u=2\sqrt{65}、Dは u=−65u=-\sqrt{65}。Pが uu にあるとき
AP+BP=(u−265)2+62+(u+65)2+32. \mathrm{AP}+\mathrm{BP}=\sqrt{(u-2\sqrt{65})^{2}+6^{2}}+\sqrt{(u+\sqrt{65})^{2}+3^{2}}.
これは平面上の点 (u, 0)(u,\,0) から2点 (265, 6)(2\sqrt{65},\,6)、(−65, −3)(-\sqrt{65},\,-3) までの距離の和で、最小値は2点間の距離
(365)2+92=666=374. \sqrt{(3\sqrt{65})^{2}+9^{2}}=\sqrt{666}=3\sqrt{74}.
このときPはCDを 6:3=2:16:3=2:1 に内分する点で、u=265−23⋅365=0u=2\sqrt{65}-\dfrac{2}{3}\cdot3\sqrt{65}=0、すなわち P(0, 0, 0)\mathrm{P}(0,\,0,\,0)。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 正射影
  • 展開図で最短距離

答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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