東北大学/2026年度

3東北大学 2026年 数学 第3問解答・解説

微分・積分の考え

1問題

東北大学2026年度第3問
a,b,c,da, b, c, d は実数とし、実数全体を定義域とする関数

f(x)={8x3−6x2+2(∣x∣≦1のとき)3x4+ax3+bx2+cx+d(∣x∣>1のとき) f (x) = \left\{ \begin{array}{l l} 8 x ^ {3} - 6 x ^ {2} + 2 & (| x | \leqq 1 \text {のとき}) \\ 3 x ^ {4} + a x ^ {3} + b x ^ {2} + c x + d & (| x | > 1 \text {のとき}) \end{array} \right.

はすべての x の値で微分可能であるとする。以下の問いに答えよ。

(1) aa, bb, cc, dd の値を求めよ。

(2) 関数 f(x)f(x) の最小値と、それを与える x の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    a=8a=8、b=−12b=-12、c=0c=0、d=5d=5。
  • (2)
    最小値は −39−243-39-24\sqrt{3}、それを与える xx の値は x=−1−3x=-1-\sqrt{3}。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

g(x)=8x3−6x2+2g(x)=8x^{3}-6x^{2}+2(∣x∣≦1|x|\leqq1)、h(x)=3x4+ax3+bx2+cx+dh(x)=3x^{4}+ax^{3}+bx^{2}+cx+d(∣x∣>1|x|>1)とおく。ff は x=±1x=\pm1 で微分可能なので、hh と gg は x=±1x=\pm1 で値と導関数が一致する。
g(1)=4,g(−1)=−12,g′(1)=12,g′(−1)=36. g(1)=4,\quad g(-1)=-12,\quad g'(1)=12,\quad g'(-1)=36.
h(1)=4,h(−1)=−12,h′(1)=12,h′(−1)=36. h(1)=4,\quad h(-1)=-12,\quad h'(1)=12,\quad h'(-1)=36.
したがって、次の連立方程式を得る。
{a+b+c+d=1,−a+b−c+d=−15,3a+2b+c=0,3a−2b+c=48. \begin{cases} a+b+c+d=1,\\ -a+b-c+d=-15,\\ 3a+2b+c=0,\\ 3a-2b+c=48. \end{cases}
これを解くと (a,b,c,d)=(8,−12,0,5)(a,b,c,d)=(8,-12,0,5) である。

(2)

h(x)=3x4+8x3−12x2+5h(x)=3x^{4}+8x^{3}-12x^{2}+5、h′(x)=12x(x2+2x−2)h'(x)=12x(x^{2}+2x-2) である。
g′(x)=12x(2x−1)g'(x)=12x(2x-1) なので、−1≦x≦1-1\leqq x\leqq1 での gg の値は g(−1)=−12g(-1)=-12、g(0)=2g(0)=2、g(12)=32g\left(\dfrac{1}{2}\right)=\dfrac{3}{2}、g(1)=4g(1)=4 である。よって −1≦x≦1-1\leqq x\leqq1 での最小値は −12-12 である。

∣x∣>1|x|>1 では、h′(x)=0h'(x)=0 となるのは x=0x=0、−1±3-1\pm\sqrt{3} である。x<−1x<-1 では、x<−1−3x<-1-\sqrt{3} で h′(x)<0h'(x)<0、−1−3<x<−1-1-\sqrt{3}<x<-1 で h′(x)>0h'(x)>0 である。x>1x>1 では h′(x)>0h'(x)>0 である。

r=−1−3r=-1-\sqrt{3} とおくと r2=−2r+2r^{2}=-2r+2、r3=6r−4r^{3}=6r-4、r4=−16r+12r^{4}=-16r+12 であるから
h(r)=3r4+8r3−12r2+5=24r−15=−39−243<−12. h(r)=3r^{4}+8r^{3}-12r^{2}+5=24r-15=-39-24\sqrt{3}<-12.
ここで h(−1)=−12h(-1)=-12、h(1)=4h(1)=4 である。したがって ff の最小値は −39−243-39-24\sqrt{3} で、そのときの xx の値は x=−1−3x=-1-\sqrt{3} である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 微分係数と導関数
  • 多項式の導関数
  • 導関数と増減
  • 極大・極小

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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