東京科学大学/2026年度/前期
3東京科学大学 2026年 数学 第3問解答・解説
1問題
東京科学大学2026年度第3問
を正の実数とするとき、以下の各問いに答えよ。
(1) を満たす実数 に対して、 平面において連立不等式
が表す領域の面積 を、 となる と を用いて表せ。
(2) を満たす実数 に対して、 平面において連立不等式 (*) が表す領域の面積 を、 となる と を用いて表せ。
(3) を正の実数とする。 空間において、平面 上に放物線 をとる。いま、 を満たす実数 に対して、 であるような 上の点 をとる。これに対して、以下を満たすような実数 、 および領域 、 を定める。
・ 平面 上の領域 における 座標の最小値は である。
・ 平面 上の領域 における 座標の最大値は である。
空間において、 の範囲で を動かしたときに と の共通部分が通過する部分の体積 を を用いて表せ。
(4) (3)について、 のとき、 を最大とする の値を求めよ。
(1) を満たす実数 に対して、 平面において連立不等式
が表す領域の面積 を、 となる と を用いて表せ。
(2) を満たす実数 に対して、 平面において連立不等式 (*) が表す領域の面積 を、 となる と を用いて表せ。
(3) を正の実数とする。 空間において、平面 上に放物線 をとる。いま、 を満たす実数 に対して、 であるような 上の点 をとる。これに対して、以下を満たすような実数 、 および領域 、 を定める。
・ 平面 上の領域 における 座標の最小値は である。
・ 平面 上の領域 における 座標の最大値は である。
空間において、 の範囲で を動かしたときに と の共通部分が通過する部分の体積 を を用いて表せ。
(4) (3)について、 のとき、 を最大とする の値を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。
タイマー
15:00
2答え
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- (1)
- (2)
- (3)
- (4)
3解答
解答を見る途中式つきの解答
解答
(1) 2円の交点は である。上側の円の中心 から交点へ引いた半径と、中心を通る下向きの直線とのなす角は である。したがって、その円で共通部分に含まれる弓形は、中心角 の扇形から二等辺三角形を除いた部分である。もう一方にも同じ弓形があるから
ここでは扇形の面積に弧度法を用いた。 のとき となり、円全体の面積とも一致する。
(2) を に置き換えると2円が入れ替わるだけなので、面積は のみによる。ここで とおくと 、 である。(1)の式を に適用して
ではこの式も を与える。
(3) 点 が 上にあることから 、したがって である。円盤 の 座標の最小値は なので 。同様に の 座標の最大値は なので である。よって平面 での2円盤の中心は , で、中心間距離は 。共通部分が面積をもつのは のときであり、端点 では接するだけ、それ以外では共通部分はない。
に対し を , で定めると、(1)より高さ での共通部分の面積は
したがって , を用いて
とおき、 に対して , としたときの
を定めると、 である。よって
とおけば 。積分で を に置き換えると
したがって 。ここで と置換すると
よって
(4) より , である。(3)を代入すると
したがって では増加し、 では減少するので最大値は でとる。このとき であり、
ここでは扇形の面積に弧度法を用いた。 のとき となり、円全体の面積とも一致する。
(2) を に置き換えると2円が入れ替わるだけなので、面積は のみによる。ここで とおくと 、 である。(1)の式を に適用して
ではこの式も を与える。
(3) 点 が 上にあることから 、したがって である。円盤 の 座標の最小値は なので 。同様に の 座標の最大値は なので である。よって平面 での2円盤の中心は , で、中心間距離は 。共通部分が面積をもつのは のときであり、端点 では接するだけ、それ以外では共通部分はない。
に対し を , で定めると、(1)より高さ での共通部分の面積は
したがって , を用いて
とおき、 に対して , としたときの
を定めると、 である。よって
とおけば 。積分で を に置き換えると
したがって 。ここで と置換すると
よって
(4) より , である。(3)を代入すると
したがって では増加し、 では減少するので最大値は でとる。このとき であり、
読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。
この問題で使う考え方
- 三角比と相互関係
- 三角比による面積
- 一般角と弧度法
- 多項式の導関数
- 導関数と増減
- 極大・極小
- 不定積分・定積分の性質
- 置換積分法
- 部分積分法
- 三角・指数・対数関数等の積分
- 定積分による体積
答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。
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