横浜市立大学/2026年度/前期

I横浜市立大学 2026年 数学 第I問解答・解説

数と式二次関数図形と方程式指数関数・対数関数微分・積分の考え

1問題

横浜市立大学2026年度第I問
以下の各問いに答えなさい。
(1) 不等式log⁡2(x+1)+log⁡2(x−3)≦log⁡2(9+x)+1\log_2(x+1)+\log_2(x-3)\leqq \log_2(9+x)+1をみたす整数xxの個数を求めなさい。
(2) 点(2,3)(2,3)を通り、円x2−6x+y2+4=0x^2-6x+y^2+4=0に接する直線のうち、傾きが正の直線の方程式を求めなさい。
(3) 実数全体で定義された関数f(x)=x4−43x3−4x2f(x)=x^4-\frac{4}{3}x^3-4x^2の最小値を求めなさい。
(4) 正の実数RRにたいして、実数xxとyyがx2+y2=Rx^2+y^2=Rをみたしながら変化するとき、S=∣x+y∣+∣x−y∣S=|x+y|+|x-y|の最大値MMをSSの最小値LLで割った値ML\frac{M}{L}を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    44
  • (2)
    y=2x−1y=2x-1
  • (3)
    −323-\frac{32}{3}
  • (4)
    2\sqrt{2}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

対数の定義域と単調性で(1)を二次不等式に整理し、(2)では円の中心から直線までの距離を半径と等置した。(3)は導関数の符号で全体の最小値を決定し、(4)は絶対値を場合分けして円周上の上下界を求めた。

解答

(1) 対数の真数条件から、x+1>0x+1>0、x−3>0x-3>0、x+9>0x+9>0 であり、これらを合わせて x>3x>3 である。このとき、対数の性質と底 2>12>1 の対数関数の単調性から、log⁡2(x+1)+log⁡2(x−3)≦log⁡2(x+9)+1log⁡2((x+1)(x−3))≦log⁡2(2(x+9))(x+1)(x−3)≦2(x+9)x2−4x−21≦0(x−7)(x+3)≦0.\begin{aligned}\log_2(x+1)+\log_2(x-3)&\leqq \log_2(x+9)+1\\\log_2\bigl((x+1)(x-3)\bigr)&\leqq \log_2\bigl(2(x+9)\bigr)\\(x+1)(x-3)&\leqq 2(x+9)\\x^2-4x-21&\leqq 0\\(x-7)(x+3)&\leqq 0.\end{aligned}したがって −3≦x≦7-3\leqq x\leqq 7 であり、これと x>3x>3 を合わせると 3<x≦73<x\leqq 7 となる。該当する整数は 4,5,6,74,5,6,7 の4個である。

(2) 円の方程式を平方完成すると (x−3)2+y2=5(x-3)^2+y^2=5 だから、中心は (3,0)(3,0)、半径は 5\sqrt{5} である。傾きを mm とすると、点 (2,3)(2,3) を通る直線は y−3=m(x−2)y-3=m(x-2)、すなわち mx−y+3−2m=0mx-y+3-2m=0 と表せる。中心からこの直線までの距離は ∣3m+3−2m∣m2+1=∣m+3∣m2+1\dfrac{|3m+3-2m|}{\sqrt{m^2+1}}=\dfrac{|m+3|}{\sqrt{m^2+1}} である。接するためにはこの距離が半径 5\sqrt{5} に等しいので、∣m+3∣m2+1=5(m+3)2=5(m2+1)2m2−3m−2=0(2m+1)(m−2)=0.\begin{aligned}\frac{|m+3|}{\sqrt{m^2+1}}&=\sqrt{5}\\(m+3)^2&=5(m^2+1)\\2m^2-3m-2&=0\\(2m+1)(m-2)&=0.\end{aligned}よって m=−12,2m=-\frac12,2 であり、傾きが正なのは m=2m=2 である。したがって求める直線は y−3=2(x−2)y-3=2(x-2)、すなわち y=2x−1y=2x-1 である。

(3) f′(x)=4x3−4x2−8x=4x(x+1)(x−2)f'(x)=4x^3-4x^2-8x=4x(x+1)(x-2) より、停留点は x=−1,0,2x=-1,0,2 である。導関数の符号は、x<−1x<-1 で負、−1<x<0-1<x<0 で正、0<x<20<x<2 で負、x>2x>2 で正となる。したがって極小値をとるのは x=−1,2x=-1,2 である。また、x→±∞x\to\pm\infty のとき f(x)→∞f(x)\to\infty なので、全体での最小値はこれらの値を比べればよい。f(−1)=1+43−4=−53,f(2)=16−323−16=−323.\begin{aligned}f(-1)&=1+\frac43-4=-\frac53,\\f(2)&=16-\frac{32}{3}-16=-\frac{32}{3}.\end{aligned}ゆえに最小値は −323-\dfrac{32}{3} である。

(4) ∣x∣≧∣y∣|x|\geqq |y| のとき、x+yx+y と x−yx-y はともに xx と同符号または0であるから、S=2∣x∣S=2|x| となる。∣y∣≧∣x∣|y|\geqq |x| のときは、x+yx+y と x−yx-y は異符号または0であるから、S=2∣y∣S=2|y| となる。よって常に S=2max⁡(∣x∣,∣y∣)S=2\max(|x|,|y|) である。条件 x2+y2=Rx^2+y^2=R より max⁡(∣x∣,∣y∣)2≦R\max(|x|,|y|)^2\leqq R であり、等号は (x,y)=(R,0)(x,y)=(\sqrt R,0) などで成り立つ。したがって M=2RM=2\sqrt R である。一方、max⁡(∣x∣,∣y∣)2≧x2+y22=R2\max(|x|,|y|)^2\geqq \dfrac{x^2+y^2}{2}=\dfrac R2 であり、等号は x2=y2=R/2x^2=y^2=R/2 のときに成り立つ。よって L=2R/2=2RL=2\sqrt{R/2}=\sqrt{2R} である。したがって ML=2R2R=2\dfrac ML=\dfrac{2\sqrt R}{\sqrt{2R}}=\sqrt2 である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 二次不等式とグラフ
  • 円の方程式
  • 座標による距離
  • 極大・極小
  • 等式・不等式の証明
  • 直線の方程式
  • 対数関数のグラフ・増減
  • 対数とその性質
  • 導関数と増減
  • 多項式の導関数

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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