香川大学/2022年度/前期

1香川大学 2022年 数学 第1問解答・解説

数列

1問題

香川大学2022年度第1問
数列 {an}\{a_{n}\} を、
a1=4,an+1=−3an+2an−2(n=1, 2, 3, ⋯ ) a_{1}=4,\qquad a_{n+1}=\dfrac{-3a_{n}+2}{a_{n}-2}\quad(n=1,\,2,\,3,\,\cdots)
により定める。このとき、次の問に答えよ。

(1) bn=−3an−1b_{n}=\dfrac{-3}{a_{n}-1} とおくとき、bn+1b_{n+1} を bnb_{n} で表せ。

(2) bnb_{n} を nn を用いて表せ。

(3) bn>20212022b_{n}>\dfrac{2021}{2022} を満たす最小の自然数 nn を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    bn+1=bn+34b_{n+1}=\dfrac{b_{n}+3}{4}
  • (2)
    bn=1−2(14)n−1b_{n}=1-2\left(\dfrac{1}{4}\right)^{n-1}
  • (3)
    n=7n=7

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

an+1−1a_{n+1}-1 を ana_{n} で表すと bn+1b_{n+1} が bnb_{n} の 1 次式になる。bn+1−1=14(bn−1)b_{n+1}-1=\dfrac{1}{4}(b_{n}-1) と変形して等比数列として解く。

解答

(1)

an+1−1=−3an+2an−2−1=−4(an−1)an−2 a_{n+1}-1=\dfrac{-3a_{n}+2}{a_{n}-2}-1=\dfrac{-4(a_{n}-1)}{a_{n}-2}
だから
bn+1=−3an+1−1=3(an−2)4(an−1)=34(1−1an−1)=34+14⋅−3an−1=bn+34. b_{n+1}=\dfrac{-3}{a_{n+1}-1}=\dfrac{3(a_{n}-2)}{4(a_{n}-1)}=\dfrac{3}{4}\left(1-\dfrac{1}{a_{n}-1}\right)=\dfrac{3}{4}+\dfrac{1}{4}\cdot\dfrac{-3}{a_{n}-1}=\dfrac{b_{n}+3}{4}.

(2)

b1=−34−1=−1b_{1}=\dfrac{-3}{4-1}=-1 である。(1) より bn+1−1=14(bn−1)b_{n+1}-1=\dfrac{1}{4}(b_{n}-1) だから、数列 {bn−1}\{b_{n}-1\} は初項 −2-2、公比 14\dfrac{1}{4} の等比数列である。よって
bn=1−2(14)n−1. b_{n}=1-2\left(\dfrac{1}{4}\right)^{n-1}.
(b1=−1b_{1}=-1、n≧2n\geqq 2 で 0<bn<10<b_{n}<1 だから bn≠0, −3b_{n}\neq 0,\,-3 で、an=1−3bna_{n}=1-\dfrac{3}{b_{n}} は 11 にも 22 にもならない。よって上の変形はすべての nn で成り立つ。)

(3)

1−2(14)n−1>20212022=1−12022⟺4n−1>4044. 1-2\left(\dfrac{1}{4}\right)^{n-1}>\dfrac{2021}{2022}=1-\dfrac{1}{2022}\quad\Longleftrightarrow\quad 4^{n-1}>4044.
45=1024<4044<4096=464^{5}=1024<4044<4096=4^{6} だから、n−1≧6n-1\geqq 6 である。よって、求める最小の自然数は n=7n=7 である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 分数形の漸化式
  • おきかえによる漸化式の変形
  • 等比数列の一般項

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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