群馬大学/2026年度

4群馬大学 2026年 数学 第4問解答・解説

ベクトル

1問題

群馬大学2026年度第4問
原点 O を中心とする半径 1 の球面上に 3 点 A, B, C があり、∠AOB=90∘\angle AOB = 90^{\circ} とする。点 C から直線 AB に垂線 CH を下ろしたとき、H は線分 AB を 4:1 に内分し、CH=135CH = \dfrac{\sqrt{13}}{5} であるとする。 OA→=a→\overrightarrow{OA} = \overrightarrow{a} , OB→=b→\overrightarrow{OB} = \overrightarrow{b} , OC→=c→\overrightarrow{OC} = \overrightarrow{c} とおく。以下の問に答えよ。

(1) 内積 a→⋅c→\overrightarrow{a} \cdot \overrightarrow{c} 、および b→⋅c→\overrightarrow{b} \cdot \overrightarrow{c} を求めよ。

(2) s, t を実数とするとき、∣c→−sa→−tb→∣2\left|\overrightarrow{c}-s\overrightarrow{a}-t\overrightarrow{b}\right|^{2} を s, t の式で表せ。

(3) 4 点 O, A, B, C は同一平面上にないことを示せ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    a⃗⋅c⃗=110\vec{a}\cdot\vec{c}=\dfrac{1}{10}、b⃗⋅c⃗=710\vec{b}\cdot\vec{c}=\dfrac{7}{10}。
  • (2)
    ∣c⃗−sa⃗−tb⃗∣2=s2+t2−s5−7t5+1\left|\vec{c}-s\vec{a}-t\vec{b}\right|^{2}=s^{2}+t^{2}-\dfrac{s}{5}-\dfrac{7t}{5}+1。
  • (3)
    ∣c⃗−sa⃗−tb⃗∣2=(s−110)2+(t−710)2+12>0\left|\vec{c}-s\vec{a}-t\vec{b}\right|^{2}=\left(s-\dfrac{1}{10}\right)^{2}+\left(t-\dfrac{7}{10}\right)^{2}+\dfrac{1}{2}>0 より、O\mathrm{O}、A\mathrm{A}、B\mathrm{B}、C\mathrm{C} は同一平面上にない。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

∣a⃗∣=∣b⃗∣=∣c⃗∣=1|\vec{a}|=|\vec{b}|=|\vec{c}|=1 かつ a⃗⋅b⃗=0\vec{a}\cdot\vec{b}=0 である。AH:HB=4:1\mathrm{AH}:\mathrm{HB}=4:1 より
OH→=h⃗=a⃗+4b⃗5,∣h⃗∣2=1725. \overrightarrow{\mathrm{OH}}=\vec{h}=\dfrac{\vec{a}+4\vec{b}}{5},\qquad |\vec{h}|^{2}=\dfrac{17}{25}.
u=a⃗⋅c⃗u=\vec{a}\cdot\vec{c}、v=b⃗⋅c⃗v=\vec{b}\cdot\vec{c} とおく。CH⊥AB\mathrm{CH}\perp\mathrm{AB} から、
0=(c⃗−h⃗)⋅(b⃗−a⃗)=v−u−(45−15) 0=(\vec{c}-\vec{h})\cdot(\vec{b}-\vec{a})=v-u-\left(\dfrac{4}{5}-\dfrac{1}{5}\right)
よって v−u=35v-u=\dfrac{3}{5} である。また、
1325=∣c⃗−h⃗∣2=1+1725−2c⃗⋅h⃗ \dfrac{13}{25}=|\vec{c}-\vec{h}|^{2}=1+\dfrac{17}{25}-2\vec{c}\cdot\vec{h}
より c⃗⋅h⃗=2950\vec{c}\cdot\vec{h}=\dfrac{29}{50}、したがって u+4v=5 c⃗⋅h⃗=2910u+4v=5\,\vec{c}\cdot\vec{h}=\dfrac{29}{10} である。これらを解いて
a⃗⋅c⃗=u=110,b⃗⋅c⃗=v=710. \vec{a}\cdot\vec{c}=u=\dfrac{1}{10},\qquad \vec{b}\cdot\vec{c}=v=\dfrac{7}{10}.

(2)

内積を展開すると、
∣c⃗−sa⃗−tb⃗∣2=∣c⃗∣2+s2∣a⃗∣2+t2∣b⃗∣2−2s a⃗⋅c⃗−2t b⃗⋅c⃗+2st a⃗⋅b⃗=s2+t2−s5−7t5+1. |\vec{c}-s\vec{a}-t\vec{b}|^{2} =|\vec{c}|^{2}+s^{2}|\vec{a}|^{2}+t^{2}|\vec{b}|^{2}-2s\,\vec{a}\cdot\vec{c}-2t\,\vec{b}\cdot\vec{c}+2st\,\vec{a}\cdot\vec{b} =s^{2}+t^{2}-\dfrac{s}{5}-\dfrac{7t}{5}+1.

(3)

a⃗\vec{a}、b⃗\vec{b} は直交するので、O\mathrm{O}、A\mathrm{A}、B\mathrm{B} の定める平面は a⃗\vec{a}、b⃗\vec{b} で張られる平面である。もし C\mathrm{C} もこの平面上にあれば、実数 ss、tt により c⃗=sa⃗+tb⃗\vec{c}=s\vec{a}+t\vec{b} と書けるので、(2) の式は 0 となる。しかし平方完成すると、
∣c⃗−sa⃗−tb⃗∣2=(s−110)2+(t−710)2+12>0 |\vec{c}-s\vec{a}-t\vec{b}|^{2}=\left(s-\dfrac{1}{10}\right)^{2}+\left(t-\dfrac{7}{10}\right)^{2}+\dfrac{1}{2}>0
であり、どの実数 ss、tt に対しても 0 にならない。したがって C\mathrm{C} は平面 OAB\mathrm{OAB} 上になく、4 点 O\mathrm{O}、A\mathrm{A}、B\mathrm{B}、C\mathrm{C} は同一平面上にない。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • ベクトルの和・差・実数倍
  • 位置ベクトル
  • ベクトルの成分表示
  • ベクトルの内積
  • 空間座標と空間ベクトル
  • ベクトルによる図形の考察

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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