秋田大学/2025年度

1秋田大学 2025年 数学 第1問解答・解説

指数関数・対数関数いろいろな式データの分析

難易度必答 レベル 2/10 目安 15分編集部の評価

対象理工・教育文化など医学科は解かない

1問題

秋田大学2025年度第1問
次の問いに答えなさい。

(i) 方程式 log⁡3(x+1)+log⁡3(x−2)=2\log_{3}(x+1)+\log_{3}(x-2)=2 の解を求めなさい。

(ii) a>0, b>0a>0,\ b>0 のとき、ba+ab≧2\dfrac{b}{a}+\dfrac{a}{b}\geqq2 を証明しなさい。また、等号が成り立つ条件を求めなさい。

(iii) 次のデータは、A 組、B 組の生徒に対して実施した漢字テストの点数を小さい方から順に並べたものである。
A 組: 111313141617181920B 組: 1112121517181920 \begin{array}{l} \text{A 組}:\ 11\quad 13\quad 13\quad 14\quad 16\quad 17\quad 18\quad 19\quad 20\\ \text{B 組}:\ 11\quad 12\quad 12\quad 15\quad 17\quad 18\quad 19\quad 20 \end{array}
A 組、B 組それぞれのデータの第 1 四分位数 Q1Q_{1}、第 2 四分位数 Q2Q_{2}、第 3 四分位数 Q3Q_{3}、四分位範囲を求め、A 組、B 組どちらのデータの散らばり度合いが大きいか説明しなさい。

出典:秋田大学 2025年度 数学 第1問

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (i)
    x=1+352x=\dfrac{1+3\sqrt{5}}{2}
  • (ii)
    相加平均と相乗平均の関係から示せる(証明は解答を参照)。等号は a=ba=b のとき成り立つ。
  • (iii)
    A 組:Q1=13, Q2=16, Q3=18.5Q_{1}=13,\ Q_{2}=16,\ Q_{3}=18.5、四分位範囲 5.55.5。B 組:Q1=12, Q2=16, Q3=18.5Q_{1}=12,\ Q_{2}=16,\ Q_{3}=18.5、四分位範囲 6.56.5。四分位範囲が大きい B 組のほうが散らばり度合いが大きい。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

(i) は真数条件 x>2x>2 を先に確かめてから、対数をまとめる。(ii) は相加平均と相乗平均の関係か、差をとって平方の形にする。(iii) は、データが奇数個のときは中央値を除いて前半・後半に分け、それぞれの中央値を四分位数とする。

解答

(i)

真数条件より x>2x>2。log⁡3(x+1)(x−2)=2\log_{3}(x+1)(x-2)=2 より (x+1)(x−2)=9(x+1)(x-2)=9、x2−x−11=0x^{2}-x-11=0、x=1±352x=\dfrac{1\pm3\sqrt{5}}{2}。x>2x>2 を満たすのは x=1+352x=\dfrac{1+3\sqrt{5}}{2}。

(ii)

a>0, b>0a>0,\ b>0 より ba>0, ab>0\dfrac{b}{a}>0,\ \dfrac{a}{b}>0 だから、相加平均と相乗平均の関係より
ba+ab≧2ba⋅ab=2. \dfrac{b}{a}+\dfrac{a}{b}\geqq2\sqrt{\dfrac{b}{a}\cdot\dfrac{a}{b}}=2.
等号は ba=ab\dfrac{b}{a}=\dfrac{a}{b}、すなわち a2=b2a^{2}=b^{2} のときで、a>0, b>0a>0,\ b>0 より a=ba=b のとき成り立つ。

(iii)

A 組(9 人):中央値は 5 番目で Q2=16Q_{2}=16。前半 11, 13, 13, 1411,\,13,\,13,\,14 の中央値 Q1=13Q_{1}=13、後半 17, 18, 19, 2017,\,18,\,19,\,20 の中央値 Q3=18.5Q_{3}=18.5。四分位範囲は 18.5−13=5.518.5-13=5.5。

B 組(8 人):Q2=15+172=16Q_{2}=\dfrac{15+17}{2}=16。前半 11, 12, 12, 1511,\,12,\,12,\,15 の中央値 Q1=12Q_{1}=12、後半 17, 18, 19, 2017,\,18,\,19,\,20 の中央値 Q3=18.5Q_{3}=18.5。四分位範囲は 18.5−12=6.518.5-12=6.5。

中央付近の半数のデータが散らばる幅を表す四分位範囲は B 組のほうが大きいので、B 組のほうが散らばり度合いが大きい。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 真数条件
  • 相加平均と相乗平均の関係
  • 四分位数と四分位範囲

答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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