秋田大学/2025年度

6秋田大学 2025年 数学 第6問解答・解説

平面上の曲線と複素数平面

1問題

秋田大学2025年度第6問
複素数 α\alpha 、 β\beta が条件 ∣α∣=3|\alpha| = \sqrt{3} 、 ∣β∣=4|\beta| = 4 、 ∣4α−β∣=4|4\alpha - \beta| = 4 を満たしている。次の問いに答えなさい。

(i) βα\dfrac{\beta}{\alpha} を求めなさい。

(ii) 複素数平面において、3 点 0, α, β0,\ \alpha,\ \beta を頂点とする三角形の面積 SS を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (i) βα=2±23i\dfrac{\beta}{\alpha}=2\pm\dfrac{2}{\sqrt{3}}i(複号同順)。(ii) S=3S=\sqrt{3}。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

z=βαz=\dfrac{\beta}{\alpha} とおく。∣α∣=3≠0|\alpha|=\sqrt{3}\neq0 より定義でき、∣z∣=∣β∣∣α∣=43|z|=\dfrac{|\beta|}{|\alpha|}=\dfrac{4}{\sqrt{3}} である。また 4α−β=α(4−z)4\alpha-\beta=\alpha(4-z) だから、
∣4−z∣=∣4α−β∣∣α∣=43=∣z∣. |4-z|=\dfrac{|4\alpha-\beta|}{|\alpha|}=\dfrac{4}{\sqrt{3}}=|z|.
z=x+yiz=x+yi とすると、(x−4)2+y2=x2+y2(x-4)^{2}+y^{2}=x^{2}+y^{2} より x=2x=2。さらに x2+y2=∣z∣2=163x^{2}+y^{2}=|z|^{2}=\dfrac{16}{3} から y2=43y^{2}=\dfrac{4}{3}、したがって y=±23y=\pm\dfrac{2}{\sqrt{3}} である。よって βα=2±23i\dfrac{\beta}{\alpha}=2\pm\dfrac{2}{\sqrt{3}}i。

複素数平面で、原点 O\mathrm{O}、α\alpha、β\beta を頂点とする三角形の面積は S=12∣ α‾β の虚部 ∣S=\dfrac{1}{2}\left|\,\overline{\alpha}\beta\text{ の虚部}\,\right| である。β=αz\beta=\alpha z より α‾β=∣α∣2z=3z\overline{\alpha}\beta=|\alpha|^{2}z=3z なので、
S=12⋅3⋅∣z の虚部∣=32⋅23=3. S=\dfrac{1}{2}\cdot3\cdot\left|z\text{ の虚部}\right|=\dfrac{3}{2}\cdot\dfrac{2}{\sqrt{3}}=\sqrt{3}.
成分による確認:α=u+vi\alpha=u+vi、zz の虚部を w=±23w=\pm\dfrac{2}{\sqrt{3}} とおくと、z=2+wiz=2+wi より β=α(2+wi)=(2u−wv)+i(wu+2v)\beta=\alpha(2+wi)=(2u-wv)+i(wu+2v)。したがって三角形の面積の 2 倍は
∣u⋅(β の虚部)−v⋅(β の実部)∣=∣w∣(u2+v2)=23⋅3=23 \left|u\cdot(\beta\text{ の虚部})-v\cdot(\beta\text{ の実部})\right|=|w|(u^{2}+v^{2})=\dfrac{2}{\sqrt{3}}\cdot3=2\sqrt{3}
となり、面積は 3\sqrt{3} である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 複素数平面

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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