山形大学/2023年度/前期

4山形大学 2023年 数学 第4問解答・解説

数列

難易度必答 レベル 3/10 目安 15分編集部の評価

対象理・農医学科は解かない

1問題

山形大学2023年度第4問
次のように定められた数列 {an}\{a_{n}\} がある。
a1=4,an+1=2an−3(n=1, 2, 3, ⋯ ) a_{1}=4,\qquad a_{n+1}=2a_{n}-3\quad(n=1,\,2,\,3,\,\cdots)
また、数列 {an}\{a_{n}\} の初項から第 nn 項までの和を bnb_{n} とする。このとき、次の問に答えよ。

(1) 数列 {an}\{a_{n}\} の一般項を求めよ。

(2) 数列 {bn}\{b_{n}\} の一般項を求めよ。

(3) 自然数 nn に対して、n2+1n^{2}+1 を 4 で割ったときの余りを cnc_{n} とする。このとき、次の (i)、(ii) に答えよ。

(i) ∑k=12nck\displaystyle\sum_{k=1}^{2n}c_{k} を求めよ。

(ii) ∑k=12nbkck\displaystyle\sum_{k=1}^{2n}b_{k}c_{k} を求めよ。

出典:山形大学 2023年度 前期 数学 第4問

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    an=2n−1+3a_{n}=2^{n-1}+3
  • (2)
    bn=2n+3n−1b_{n}=2^{n}+3n-1
  • (3)(i)
    3n3n
  • (3)(ii)
    9n2+83(4n−1)9n^{2}+\dfrac{8}{3}(4^{n}-1)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

漸化式は an+1−3=2(an−3)a_{n+1}-3=2(a_{n}-3) と変形できる。cnc_{n} は nn が奇数なら 2、偶数なら 1。(3)(ii) は ∑bkck=∑k=12nbk+∑k が奇数bk\displaystyle\sum b_{k}c_{k}=\sum_{k=1}^{2n}b_{k}+\sum_{k\text{ が奇数}}b_{k} と分けると計算しやすい。

解答

(1)

an+1−3=2(an−3)a_{n+1}-3=2(a_{n}-3)、a1−3=1a_{1}-3=1 より an−3=2n−1a_{n}-3=2^{n-1}、よって an=2n−1+3a_{n}=2^{n-1}+3。

(2)

bn=∑k=1n(2k−1+3)=(2n−1)+3n=2n+3n−1. b_{n}=\sum_{k=1}^{n}(2^{k-1}+3)=(2^{n}-1)+3n=2^{n}+3n-1.

(3)

nn が奇数のとき n2n^{2} を 4 で割った余りは 1 だから cn=2c_{n}=2、nn が偶数のとき n2n^{2} は 4 の倍数だから cn=1c_{n}=1 である。

(i)

1≦k≦2n1\leqq k\leqq2n に奇数と偶数が nn 個ずつあるから ∑k=12nck=2n+n=3n\displaystyle\sum_{k=1}^{2n}c_{k}=2n+n=3n。

(ii)

∑k=12nbkck=2∑j=1nb2j−1+∑j=1nb2j=∑k=12nbk+∑j=1nb2j−1. \sum_{k=1}^{2n}b_{k}c_{k}=2\sum_{j=1}^{n}b_{2j-1}+\sum_{j=1}^{n}b_{2j}=\sum_{k=1}^{2n}b_{k}+\sum_{j=1}^{n}b_{2j-1}.
∑k=12nbk=(22n+1−2)+3⋅2n(2n+1)2−2n=2⋅4n+6n2+n−2, \sum_{k=1}^{2n}b_{k}=(2^{2n+1}-2)+3\cdot\dfrac{2n(2n+1)}{2}-2n=2\cdot4^{n}+6n^{2}+n-2,
∑j=1nb2j−1=∑j=1n{12⋅4j+3(2j−1)−1}=23(4n−1)+3n2−n. \sum_{j=1}^{n}b_{2j-1}=\sum_{j=1}^{n}\left\{\dfrac{1}{2}\cdot4^{j}+3(2j-1)-1\right\}=\dfrac{2}{3}(4^{n}-1)+3n^{2}-n.
よって
∑k=12nbkck=9n2+2⋅4n−2+23(4n−1)=9n2+83(4n−1). \sum_{k=1}^{2n}b_{k}c_{k}=9n^{2}+2\cdot4^{n}-2+\dfrac{2}{3}(4^{n}-1)=9n^{2}+\dfrac{8}{3}(4^{n}-1).
(n=1n=1 のとき b1c1+b2c2=4⋅2+9⋅1=17b_{1}c_{1}+b_{2}c_{2}=4\cdot2+9\cdot1=17 で、9+8=179+8=17 と一致する。)

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 特性方程式による漸化式の解法
  • 等比数列の和
  • 余りによる場合分け

答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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