山形大学/2023年度/前期

6山形大学 2023年 数学 第6問解答・解説

1問題

山形大学2023年度第6問
原点をOとする座標平面において、放物線 y2=4px (p>0)y^2=4px\ (p>0) を CpC_p とする。点Pを CpC_p 上の点とし、Pの yy 座標を正とする。点Pにおける放物線 CpC_p の接線と xx 軸の交点の座標を (−q,0)(-q,0) とする。また、点Pで直線OPと接し、xx 軸の負の部分とも接する円を D1D_1 とする。点Pで直線OPと接し、xx 軸の正の部分とも接する円を D2D_2 とする。円 D1D_1 と円 D2D_2 の半径をそれぞれ r1,r2r_1,r_2 とする。このとき、次の問に答えよ。

(1) 点Pの座標を p,qp,q を用いて表せ。

(2) 円 D1D_1 と円 D2D_2 の中心の xx 座標をそれぞれ x1,x2x_1,x_2 とするとき、x1x_1 と x2x_2 を p,qp,q を用いて表せ。

(3) r1r_1 と r2r_2 を p,qp,q を用いて表せ。

(4) 円 D1D_1 と円 D2D_2 の面積の和Sを p,qp,q を用いて表せ。

(5) pq=1−q2pq=1-q^2 を満たしながら p,qp,q が変化するとき、Sの最小値と、そのときの qq の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 1
    P=(q,2pq)(q>0)P=(q,2\sqrt{pq})\quad(q>0)。
  • 2
    x1=−q2+4pqx_1=-\sqrt{q^2+4pq}、x2=q2+4pqx_2=\sqrt{q^2+4pq}。
  • 3
    r1=L(L+q)2pqr_1=\frac{L(L+q)}{2\sqrt{pq}}、r2=L(L−q)2pqr_2=\frac{L(L-q)}{2\sqrt{pq}}。ただし L=q2+4pqL=\sqrt{q^2+4pq}。
  • 4
    S=πq(q+4p)(q+2p)pS=\frac{\pi q(q+4p)(q+2p)}p。
  • 5
    最小値は (4+23)π(4+2\sqrt3)\pi、そのとき q=1−13q=\sqrt{1-\frac1{\sqrt3}}。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

P=(u,v)P=(u,v)、v>0v>0 とおくと v2=4puv^2=4pu である。接線は vy=2p(x+u)vy=2p(x+u) なので、xx 軸との交点は (−u,0)(-u,0) である。
したがって u=q>0u=q>0、v=2pqv=2\sqrt{pq} となる。

(2)

h=2pqh=2\sqrt{pq}、L=q2+h2L=\sqrt{q^2+h^2} とおき、中心を (X,R)(X,R) とする。
円は xx 軸に接し、PP の yy 座標が正なので、中心は上半平面にあり、半径は R>0R>0 である。
OPOP と PP で接する条件から qX+hR=L2qX+hR=L^2 となる。また中心から PP までの距離の二乗が R2R^2 であることから、(X−q)2+h2−2hR=0(X-q)^2+h^2-2hR=0 である。
消去すると X2=L2X^2=L^2 となる。xx 軸への接点の xx 座標は中心の xx 座標と等しいので、D1D_1 では −L-L、D2D_2 では LL である。

(3)

(2)の qX+hR=L2qX+hR=L^2 に X=−L,LX=-L,L を代入すると、半径はそれぞれ R=L(L+q)h,L(L−q)hR=\frac{L(L+q)}h,\frac{L(L-q)}h である。
h>0,L>qh>0,L>q なので両方とも正であり、所定の円が得られる。

(4)

r12+r22=L2{(L+q)2+(L−q)2}4pq=L2(L2+q2)2pqr_1^2+r_2^2=\frac{L^2\{(L+q)^2+(L-q)^2\}}{4pq}=\frac{L^2(L^2+q^2)}{2pq} である。
L2=q(q+4p)L^2=q(q+4p)、L2+q2=2q(q+2p)L^2+q^2=2q(q+2p) を代入すると、r12+r22=q(q+4p)(q+2p)pr_1^2+r_2^2=\frac{q(q+4p)(q+2p)}p となる。円面積の和はこの π\pi 倍である。

(5)

pq=1−q2pq=1-q^2、p,q>0p,q>0 より 0<q<10<q<1、p=1−q2qp=\frac{1-q^2}q である。
u=q2(0<u<1)u=q^2\quad(0<u<1) とおくと、Sπ=(4−3u)(2−u)1−u=7−3u+11−u\frac S\pi=\frac{(4-3u)(2-u)}{1-u}=7-3u+\frac1{1-u} である。
v=1−u(0<v<1)v=1-u\quad(0<v<1) とすれば、相加相乗平均により Sπ=4+3v+1v≧4+23\frac S\pi=4+3v+\frac1v\geqq4+2\sqrt3 となる。
等号は 3v=1v3v=\frac1v、すなわち v=13v=\frac1{\sqrt3} で達成し、q2=1−13q^2=1-\frac1{\sqrt3} である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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