東京医科大学/2025年度/一般

4東京医科大学 2025年 数学 第4問解答・解説

積分法ベクトル

難易度勝負 レベル 5/10 目安 20分編集部の評価

対象医学部医学科

1問題

東京医科大学2025年度第4問
座標空間に平行四辺形ABCDがあり、A(1, 0, 0)\mathrm{A}(1,\,0,\,0)、B(0, 1, 2)\mathrm{B}(0,\,1,\,2)、D(3, 1, 0)\mathrm{D}(3,\,1,\,0) である。この平行四辺形ABCDの周および内部を MM とし、MM を zz 軸のまわりに1回転して得られる立体を KK とする。

(1) Cの座標は (ア, イ, ウ)(\boxed{\text{ア}},\,\boxed{\text{イ}},\,\boxed{\text{ウ}}) であり、直線ABと平面 z=tz=t の共有点の座標は
(エ−オカt, キクt, t) \left(\boxed{\text{エ}}-\dfrac{\boxed{\text{オ}}}{\boxed{\text{カ}}}t,\ \dfrac{\boxed{\text{キ}}}{\boxed{\text{ク}}}t,\ t\right)
である。

(2) KK を平面 z=t (0≦t≦2)z=t\ (0\leqq t\leqq2) で切った断面の概形として最も適当なものは ケ\boxed{\text{ケ}} であり、KK を平面 z=1z=1 で切った断面の面積は コπ\boxed{\text{コ}}\pi である。ケ\boxed{\text{ケ}} の解答は次の解答群から最も適当なものを一つ選べ。

⓪ 正方形 ① 4つのとがった先をもつ星形 ② だ円 ③ 円 ④ 半円 ⑤ 正方形から小さい正方形を除いた形 ⑥ 星形から小さい星形を除いた形 ⑦ だ円から小さいだ円を除いた形 ⑧ 円から同心の小さい円を除いた形(円環) ⑨ 半円から小さい半円を除いた形

(解答群の各図を言葉で表した。)

(3) KK の体積は サシπ\boxed{\text{サシ}}\pi である。

(4) 点 P(a, b, c)\mathrm{P}(a,\,b,\,c) が KK 上を動くとき、a2+b2+c2a^{2}+b^{2}+c^{2} の最大値は スセ\boxed{\text{スセ}} である。

出典:東京医科大学 2025年度 一般 数学 第4問

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    C(2, 2, 2)\mathrm{C}(2,\,2,\,2)、共有点 (1−12t, 12t, t)\left(1-\dfrac{1}{2}t,\,\dfrac{1}{2}t,\,t\right)
  • (2)
    ⑧(円環)、面積 8π8\pi
  • (3)
    16π16\pi
  • (4)
    1212

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

z=tz=t での MM の断面は線分で、それを zz 軸のまわりに回すと、線分上の点の zz 軸からの距離の最小と最大を半径とする円環になる。距離の最小・最大は線分の端点でとる。

解答

(1) OC→=OB→+OD→−OA→=(2, 2, 2)\overrightarrow{\mathrm{OC}}=\overrightarrow{\mathrm{OB}}+\overrightarrow{\mathrm{OD}}-\overrightarrow{\mathrm{OA}}=(2,\,2,\,2)。直線ABは (1−s, s, 2s)(1-s,\,s,\,2s) で、z=tz=t のとき s=t2s=\dfrac{t}{2}、共有点は (1−t2, t2, t)\left(1-\dfrac{t}{2},\,\dfrac{t}{2},\,t\right)。

(2) MM の点は A+uAB→+vAD→=(1−u+2v, u+v, 2u)\mathrm{A}+u\overrightarrow{\mathrm{AB}}+v\overrightarrow{\mathrm{AD}}=(1-u+2v,\,u+v,\,2u)(0≦u, v≦10\leqq u,\,v\leqq1)。z=tz=t では u=t2u=\dfrac{t}{2} で、断面は vv が 00 から 11 まで動く線分 (1−t2+2v, t2+v)\left(1-\dfrac{t}{2}+2v,\,\dfrac{t}{2}+v\right)。zz 軸からの距離の2乗
(1−t2+2v)2+(t2+v)2 \left(1-\dfrac{t}{2}+2v\right)^{2}+\left(\dfrac{t}{2}+v\right)^{2}
は vv について増加(vv の係数の微分 4−t+10v>04-t+10v>0)なので、最小は v=0v=0:r2=(1−t2)2+t24>0r^{2}=\left(1-\dfrac{t}{2}\right)^{2}+\dfrac{t^{2}}{4}>0、最大は v=1v=1:R2=(3−t2)2+(1+t2)2R^{2}=\left(3-\dfrac{t}{2}\right)^{2}+\left(1+\dfrac{t}{2}\right)^{2}。断面は円環で ⑧。t=1t=1 では r2=12r^{2}=\dfrac{1}{2}、R2=172R^{2}=\dfrac{17}{2} で、面積は 8π8\pi。

(3) R2−r2=9−tR^{2}-r^{2}=9-t なので、体積は ∫02π(9−t) dt=16π\displaystyle\int_{0}^{2}\pi(9-t)\,dt=16\pi。

(4) a2+b2+c2a^{2}+b^{2}+c^{2} の最大は、各 tt で外側の円の上の点:R2+t2=32t2−2t+10R^{2}+t^{2}=\dfrac{3}{2}t^{2}-2t+10。0≦t≦20\leqq t\leqq2 で最大は t=2t=2 の 1212(点Cで 4+4+4=124+4+4=12)。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 回転体の断面
  • 断面積の積分

答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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