1問題
関西医科大学2025年度第IV問
xyz 空間において、
x2+y2≦1 かつ
0≦z≦4x3−3x+1 を満たす領域を
S とする。この領域
S のうち
21≦x を満たす部分を
T、
x≦21 を満たす部分を
U とする。また、
T の体積を
V とする。以下の設問に答えよ。
(1)
cos3θ を
cosθ を用いて表せ。(答えだけで良い)
(2)
V を求めよ。
(3)
U の体積を
V を用いて表せ。
(4)
T を、
z 軸の周りに反時計回りに
120∘ 回転させた立体のうち、
S に含まれる部分の体積を
V を用いて表せ。
出典:関西医科大学 2025年度 前期 数学 第IV問
まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
(1)cos3θ=4cos3θ−3cosθ (2)V=3π−2093
3解答
解答を見る途中式つきの解答
考え方
高さ
4x3−3x+1 は
x だけで決まるので、
x 一定の断面(長方形)で体積を積分し、
x=cosθ と置換すると
cos3θ+1 が現れる。(4) は極座標
(r,φ) で高さを
r3cos3φ+3(r3−r)cosφ+1 と書くと、
120∘ 回転で
cos3φ が変わらないことが使える。
解答
(1)
cos3θ=4cos3θ−3cosθ。
(2)
4x3−3x+1=(x+1)(2x−1)2≧0(
−1≦x≦1)。
x 一定の断面は幅
21−x2、高さ
4x3−3x+1 の長方形なので
V=∫211(4x3−3x+1)⋅21−x2dx.x=cosθ(
0≦θ≦3π)とおくと
V=∫03π(cos3θ+1)⋅2sin2θdθ=∫03π(cos3θ+1)(1−cos2θ)dθ.cos3θcos2θ=2cos5θ+cosθ を使って
V=[3sin3θ−10sin5θ−2sinθ+θ−2sin2θ]03π=0+203−43+3π−43=3π−2093.(3)
S 全体の体積は、同じ置換で
∫0π(cos3θ+1)(1−cos2θ)dθ=π(
cos の項の積分はすべて0)。よって
U の体積は
π−V。
(4) 点
(x,y)=(rcosφ,rsinφ) での高さは、(1) より
H(r,φ)=4r3cos3φ−3rcosφ+1=r3cos3φ+3(r3−r)cosφ+1.T の底面の点
P(r,φ) は
rcosφ≧21 より
−3π≦φ≦3π。回転後の点
Q(r,φ+32π) では
cos3φ は変わらないので
H(Q)−H(P)=3r(r2−1){cos(φ+32π)−cosφ}.r2−1≦0、
cosφ≧21≧cos(φ+32π) なので
H(Q)≧H(P)。つまり
P の上の高さ
0≦z≦H(P) の線分は、回転後
Q の上で
S に含まれる。回転した立体はすべて
S に含まれ、求める体積は
V。
読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。
答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。
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