防衛医科大学校/2022年度/一般

V防衛医科大学校 2022年 数学 第V問解答・解説

ベクトル図形と方程式

1問題

防衛医科大学校2022年度第V問
四角形 ABCDABCD は点 OO を中心とする半径 11 の円に内接し、∠A\angle A と ∠C\angle C、∠B\angle B と ∠D\angle D はそれぞれ対角であり、BC=CDBC=CD、24OA→+7OB→+25OD→=0⃗24\overrightarrow{OA}+7\overrightarrow{OB}+25\overrightarrow{OD}=\vec{0}を満たしている。∠BAD=α, ∠ABD=β\angle BAD=\alpha,\ \angle ABD=\beta とすると、cos⁡α=910,cos⁡β=111213\cos\alpha=\frac{\boxed{9}}{\boxed{10}},\qquad \cos\beta=\frac{\sqrt{\boxed{11}}}{\boxed{12}\boxed{13}}である。また、CC から直線 ABAB に下ろした垂線と ABAB の交点を HH とすると、CHCH の長さは141516\frac{\boxed{14}\sqrt{\boxed{15}}}{\boxed{16}}である。
解答番号9〜16は、それぞれ当てはまる数字 00〜99 を記入してマークする。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

単位位置ベクトルの内積からB,Dの対称座標とAを定め、成分内積で角の余弦を計算した。BC=CDと頂点順でCを決めた後、直線ABへの点と直線の距離を求めた。

解答

OA⃗=a⃗, OB⃗=b⃗, OD⃗=d⃗\vec{OA}=\vec{a},\ \vec{OB}=\vec{b},\ \vec{OD}=\vec{d} とおく。半径1の円上の点なので ∣a⃗∣=∣b⃗∣=∣d⃗∣=1|\vec{a}|=|\vec{b}|=|\vec{d}|=1 である。条件から
24a⃗=−(7b⃗+25d⃗) 24\vec{a}=-(7\vec{b}+25\vec{d})
であり、両辺の長さを平方すると
242=∣7b⃗+25d⃗∣2=49+625+350b⃗⋅d⃗. 24^2=|7\vec{b}+25\vec{d}|^2=49+625+350\vec{b}\cdot\vec{d}.
よって b⃗⋅d⃗=−725\vec{b}\cdot\vec{d}=-\frac7{25} となる。b⃗+d⃗\vec{b}+\vec{d} の方向を xx 軸にとると、∣b⃗+d⃗∣2=2+2b⃗⋅d⃗=3625|\vec{b}+\vec{d}|^2=2+2\vec{b}\cdot\vec{d}=\frac{36}{25} だから、b⃗,d⃗\vec{b},\vec{d} の xx 成分はいずれも 35\frac35、yy 成分は互いに反対で絶対値 45\frac45 である。向きを選んで
b⃗=(35,45),d⃗=(35,−45) \vec{b}=\left(\frac35,\frac45\right),\qquad \vec{d}=\left(\frac35,-\frac45\right)
とする。このとき
7b⃗+25d⃗=(965,−725) 7\vec{b}+25\vec{d}=\left(\frac{96}{5},-\frac{72}{5}\right)
なので、条件式より
a⃗=(−45,35) \vec{a}=\left(-\frac45,\frac35\right)
を得る。

AB→=b⃗−a⃗=(75,15)\overrightarrow{AB}=\vec{b}-\vec{a}=(\frac75,\frac15)、AD→=d⃗−a⃗=(75,−75)\overrightarrow{AD}=\vec{d}-\vec{a}=(\frac75,-\frac75) であるから
cos⁡α=AB→⋅AD→∣AB→∣ ∣AD→∣=42/252⋅72/5=35. \cos\alpha=\frac{\overrightarrow{AB}\cdot\overrightarrow{AD}}{|\overrightarrow{AB}|\,|\overrightarrow{AD}|} =\frac{42/25}{\sqrt2\cdot 7\sqrt2/5}=\frac35.
また、BA→=(−75,−15)\overrightarrow{BA}=(-\frac75,-\frac15)、BD→=(0,−85)\overrightarrow{BD}=(0,-\frac85) より
cos⁡β=BA→⋅BD→∣BA→∣ ∣BD→∣=8/252⋅8/5=152=210. \cos\beta=\frac{\overrightarrow{BA}\cdot\overrightarrow{BD}}{|\overrightarrow{BA}|\,|\overrightarrow{BD}|} =\frac{8/25}{\sqrt2\cdot 8/5}=\frac1{5\sqrt2}=\frac{\sqrt2}{10}.

OC⃗=c⃗=(x,y)\vec{OC}=\vec{c}=(x,y) とおく。BC=CDBC=CD と ∣b⃗∣=∣d⃗∣=∣c⃗∣=1|\vec{b}|=|\vec{d}|=|\vec{c}|=1 から ∣c⃗−b⃗∣2=∣c⃗−d⃗∣2|\vec{c}-\vec{b}|^2=|\vec{c}-\vec{d}|^2、従って c⃗⋅b⃗=c⃗⋅d⃗\vec{c}\cdot\vec{b}=\vec{c}\cdot\vec{d} である。上で定めた成分を代入すると y=0y=0 となり、∣c⃗∣=1|\vec{c}|=1 より C=(1,0)C=(1,0) または (−1,0)(-1,0)。四角形の頂点の順序が A,B,C,DA,B,C,D なので、CC は B,DB,D のうち AA を含まない弧上にあり、C=(1,0)C=(1,0) である。

直線 ABAB の傾きは 17\frac17 だから、その方程式は
y−35=17(x+45),x−7y+5=0. y-\frac35=\frac17\left(x+\frac45\right),\qquad x-7y+5=0.
従って C=(1,0)C=(1,0) からこの直線までの距離は
CH=∣1−7⋅0+5∣12+(−7)2=650=325. CH=\frac{|1-7\cdot0+5|}{\sqrt{1^2+(-7)^2}}=\frac6{\sqrt{50}}=\frac{3\sqrt2}{5}.
以上より各欄は順に 3,5,2,1,0,3,2,53,5,2,1,0,3,2,5 である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 位置ベクトル
  • ベクトルの成分表示
  • ベクトルの内積
  • ベクトルによる図形の考察
  • 直線の方程式
  • 座標による距離

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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